冒険を振り返って① 1話~4話まで
【第一話 選択の魔剣】
はるかず:終わりましたね。第一章。
ヴァイン:はるかずさんの「これで第一章の終わりだー!」って明るい声を聞いて、自分にも達成感が湧きましたね。
はるかず:こんなに長くなるとは思わなかった?
ヴァイン:そうですねぇ。なにせ最初は単発のつもりでしたし。
はるかず:そうだね、選択の魔剣はもともと二人でイチャイチャしようってところからがはじめだったから。キャラクターも、使い切りのような形になる事になってたかもね。
ヴァイン:確かにイチャイチャからでしたね。でも言っちゃいますか、それ。
はるかず:ソロセッションなんて、親しくないと15話で30万文字もならないでしょう。
ヴァイン:それはそうかも。今も「こう書いたほうがいいかな?」なんて相談しながら書いてますからね。ちゃんと確認し合えるって大事だなぁと。
はるかず:失敗した卓もあったからね。そういう意味では、一番最初の選択の魔剣も失敗だったんだよ。
ヴァイン:負けちゃいましたからねえ。ケパラウラが強かった……(笑)
はるかず:でも、あそこで負けたおかげで、最後のシーンが輝いてたからね。主人公してましたね。
ヴァイン:PC1っぽく!と、結構意気込んでたと言うか。
はるかず:あの時から、この人には主人公の素質があるなーと思ってました。
ヴァイン:大切な人を守れずに倒れちゃうのは悔しいからね、それはもうルートからロールとして取り除けないだろうなと。
はるかず:そして、選択の魔剣を手に入れた時から、この話が始まるのでした。
【第一章 NPC語り】
はるかず:第一話のNPCといえば?
ヴァイン:選択の魔剣以外にいるっけ?
はるかず:お約束に乗ってよ!!
ヴァイン:なるほど。このテンプレートで行くんですね。
はるかず:はい。そうです。選択の魔剣です。
ヴァイン:最初の選択から、とても印象強い問いかけがあったなぁ。
はるかず:彼、最初は無口な魔剣で木偶の棒的イメージが強いのだけれど、言うこと言うことがだんだんかっこよくなっていっているのよね。
ヴァイン:そうそう、多くを語らない者が口を開く重さ、みたいな。なんかずるい!(笑)
はるかず:とある質屋では100Gで買い取られそうになってた。(笑)
ヴァイン:普段から持ち歩いてるけど、果たしてどう使う魔剣なのか、イジるのもいいかなー、なんて。
はるかず:あいつは洗濯もの干しにされても黙ってますよ多分。個人的には、今までの所有者はただの木偶だから棄てた感じしますし。
ヴァイン:せんたくだけに。
はるかず:それがおまえのせんたく。
ヴァイン:ひたひたしてそう。
はるかず:データとしてはk0でただの棒きれのカッコいいやつっていう感じです。成長の振り直し権限は強いけどね!
【第二章 お父さんの女神像】
はるかず:激動のリゼロ回です。単品で一番光ってると思ってます。
ヴァイン:やはり経歴表は恐ろしい。
はるかず:振ってなかったの気づいて、振ったら村滅びているところからできたものね。
ヴァイン:おかげで、リゼロはとてもキャラクターが固まったよね。
はるかず:そうねえ、もう一つの狩人シナリオをやって、それでイメージは大体固まったかな。
ヴァイン:つらい過去を持つリゼロを守らなければ!という気持ちでロールしてたよ。
はるかず:今戦闘を繰り返していると、そんなことなかったかのように元気にクリティカルをぶっ放してます。
ヴァイン:元気にしてて良かった、うんうん。でも、そんなリゼロに、いつも引っ張って貰ってるのだけどね。
はるかず:GMとヒロインであるリゼロPCも兼ねてるだけに、女神像の悪役はかなり大変だったと振り返れば思うはずなのだけど。全然そんな感じがしないくらいノリノリだったのを覚えていたりします。
ヴァイン:この人、悪役の才能あるなぁって思った瞬間だった。(笑)
はるかず:始めたばかりの当時だと否定していたと思うと、最後の話が終わった後だと、私は悪役なのかもしれない……!
ヴァイン:気持ちの掘り下げが上手なんだと思います。(梯子を外す)
はるかず:やっぱね!悪役はね!目的が無いとね!!(熱)
ヴァイン:それと、縦軸の要素である敵勢力が出てきたね。復讐の教団。
はるかず:あいつらは、定期で出てくる悪役として最初設定したかったのだけれど。一緒に話した時に、復讐ってものがどういうものか?というのに突き当たってね。
ヴァイン:復讐心。難しいテーマ。
はるかず:もし復讐が調和のルミエルから生まれたのであれば、復讐はまた人間の感情の一つでもあると思うわけですよ。
ヴァイン:悔しい思いから転じるもの、だと思う。それ自体は悪と言い切れないかなって。
はるかず:じゃあ、なぜ邪教なのだろう?復讐を持つ気持ちは否定されたのだろうか?と考えると、復讐の教団というのはとても組織より個人の情が強い集団にも思えるんですよね。
ヴァイン:情が深いのは確かだろうね。そうしなければ救われないと考える程の想いがある。
はるかず:そうなると、きっとルミエル陣営できっと何かあったんだろうな……と設定を考察しています。
【第2話 NPC語り】
はるかず:第2話のNPCと言えば?
ヴァイン:嫌な貴族・シモン!
はるかず:そのネーミングセンス、凄い笑われたんだよねえ。
ヴァイン:シンプルさは大事。うんうん。
はるかず:その場で名前つけることも多いので、手軽になってしまうのだ。
ヴァイン:はるかずさんの持ち味のひとつな気がする。伝わりやすくて好きだよ?
はるかず:いきなり愛の告白をされた。さて、シモンに関して何だけど、久しぶりに読み返した時とても気持ち悪く感じたのよね。
ヴァイン:言ってたね。自分がこんなロールしてたの?!って。
はるかず:でも、だんだんその気持ち悪さが癖になっていって、動画化しなきゃと思いました。まる。
ヴァイン:動画に出てきたらどうなっちゃうんだろうなー。意外と見た目が良いらしいのよね。
はるかず:貴公子的感じはあるかもなあとか。リアルタイムで、キャラデザ発注中です。
ヴァイン:一緒に編集する側だけど、すごく楽しみ。
はるかず:絵師さんから絵が届く瞬間は気持ちよいよね。
ヴァイン:そうですね。イメージ通りだったりすると、それだけで感動します。
はるかず:自身の愛した存在を復讐者に育て上げ、生贄に捧げる事大好きな、嫌な貴族シモンに清き一票を!
ヴァイン:なんか自然と人気出るタイプに思えるのよね……。
はるかず:復讐での関係性しか作れないっていうのを聞いてると、同情票は多いみたい。
ヴァイン:そうなんだなぁ……独特の魅力があるのね。
はるかず:他のNPCといえば、ゴブリン君に報酬で与えた名誉点あげてたよね。好きだったの?
ヴァイン:かなりギリギリまで斬り捨てるつもりでいたけどね。行動を通して裏切らないってことをしたゴブリンには、流石に好感持っちゃった。
はるかず:ヴァイン君は蛮族に優しい。
ヴァイン:蛮族に優しい、かなぁ。まさしく優しいゴブリン問題みたいなのが、SNSで話題になったりしたけれど。基本的には、禍根を残さないように最後まで始末する、という選択で正解だと思うんだ。
はるかず:でも、また会えるといいね。
ヴァイン:約束通り、悪さしてないことを願うよ。
【第3話 ゴブリンの怨嗟】
はるかず:これはヴァインくんが一番語りたいんじゃないかな。
ヴァイン:いやいや、お恥ずかしい限りで。はるかずさんをPLとしてのセッションで、どれだけ基本的な部分をやれるかなって思ったのですよね。
はるかず:当時はなんでそんなに恐縮してるんだろうと思ったけど、国滅ぼすレベルを描くのはシナリオでも大変であることに後で気づいた。
ヴァイン:とても緊張してました。
はるかず:でも、緊張しながらもやってくれたと思うと愛を感じます。
ヴァイン:愛……!
はるかず:ふっふっふ、基礎的な構成の良さに惚れ、真似て次の4話の構成に活かさせて頂きましたが。私の変身はまだ数段階をのこしています。
ヴァイン:戦闘力が高そう!GMとしてのあれこれについて、勉強させてもらってばっかりです。
はるかず:私も教える能力が高くなるといいのだけど。でも、このセッションで一緒に星を見たから、星を追いかける話……つまり、後の叡智の炎に繋がってきたりしたんだよ。
ヴァイン:やった甲斐がありますね、嬉しいな。
はるかず:最後に、二人で星を見たね。
ヴァイン:どう〆ようかと悩んでいたので、あの提案に助けられた部分もあります。
はるかず:今も、二人で星を見て、旅をしているんだよねえ……
ヴァイン:そうなるね、また星を見つけなきゃな。
【第3話 NPC語り】
はるかず:私からだとあの酒飲みの人、多分ここでしか評価されないとおもうから。私が気に入って後で出てくるんだよ!
ヴァイン:ルートがどつきそうになったやつね。思いの外気に入られてたんだね。
はるかず:酒キャラクターにはまってた時期で、後で出てくる頃には20万ガメルの借金をこさえて出てきます。
ヴァイン:旅の足取りが読めないキャラで、はるかずさんが出してくる時のは結構好きですね。
はるかず:数々の悪質な酒を飲んでも、酒を飲めたら天国であるというキャラ。素晴らしいですね。
ヴァイン:はるかずさんはお酒が好きなの?
はるかず:飲んだことない。飲めない。医者からストップされてる。
ヴァイン:憧れもあるのかな。楽しく陽気なイメージあるよね。
はるかず:酒と金と陽気なクズ!話題が酒臭くなってきました。次に行きましょう。
【第4話 迷惑千万ガンゼン傭兵団】
はるかず:実は、あまり覚えてない……動機のために友人に返す物をリゼロから取らせた覚えがある。あれが後の、星探しの旅に繋がるのだけど。
ヴァイン:あんまり印象ない?あそこで装備を整えさせてもらって、結構嬉しかったよ。
はるかず:そういえば、未だにボーンベストだね。8000Gくらいとられたと思ったけど、確認したら2000Gだった。
ヴァイン:そんなにとらないよ!(笑)でもこれのおかげで戦えた場面がそこそこあるので、良い買い物だったなーと。
はるかず:1章越えた戦友だと思うと、色んな傷があってとても仲間意識が出来そう。
ヴァイン:色んな敵の攻撃を防いできた、歴戦のボーンベスト……!
はるかず:そんなボーンベストが最初に攻撃を防いだのが、迷惑千万名だたるガンゼン傭兵団だったり。
ヴァイン:殆ど貫通してこなかったので、安心感あったなぁ。
はるかず:グスタフさんが依頼人として出てくるのが何気に好きなのよね。ゴブリンの怨嗟からだけど。自分の出したNPCが使われるって素敵。
ヴァイン:やっぱり、グスタフさんは良いキャラクターだよねえ。
はるかず:彼に関しては、旅立ちの時のNPC語りの時に語りたいところ。
ヴァイン:そうだね。しかし、気持ち的に8000G取られたぐらいの買い物しちゃってたのか……なんかごめんね。ありがとう。
はるかず:投資はがっぽりしないとね!はっはっはっは!!!!
ヴァイン:投資!リターンの大きい投資だったなら良いなぁ。
はるかず:敵は我々と違って、鎧じゃなくて剣の欠片を集めて強化してたけど、あいつらどうやって強化してたのか実は設定決まってなかったり。
【第4話 NPC語り】
はるかず:やっぱり、私は商売人のアンナちゃんやとおもうで!
ヴァイン:そういえばそんな可愛い子いたね!(笑)
はるかず:やはり好みだったか。私も大好き。
ヴァイン:立ち絵のセンスが良いのもだけど、はるかずさんのロールする女の子は皆可愛い。
はるかず:関西弁で商売人の女の子っていいよねー。好み~~~~。
ヴァイン:こうしてゆっくりと浸透させられていくのか。でも好き。
はるかず:何気に有益な情報をラインナップしてくれたり、信頼関係のために結構格安で情報売ってくれたよね。
ヴァイン:何故かロールが返ってくるだけで元気が出る。アンナちゃん、良き。
はるかず:しかも、戦闘もできるらしい。
ヴァイン:そうだったの?!
はるかず:言ってたよー。いつか、何処かの都市で行商しているのに会えるかもね。
ヴァイン:再会の楽しみなキャラクターの一人だね。
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