第2話 お父さんの女神の像(GM:はるかず)

 ここは、ウルシラ地方に広がるダンザール海の近くの草原地帯である。

 PCであるルートとリゼロは、リゼロの生まれ故郷である草原地帯一帯を活動拠点としていた。


GM:あなた達は、辺鄙な街の冒険者の宿で暮らしています。ゴブリン退治などチマチマとした仕事をこなしながら、日当を稼いでいる毎日です。

GM:そんなある日、女マスターからリゼロに手紙が届きます。

マスター:「リゼロちゃん、貴方の親戚から手紙が届いているわよ」

GM:リゼロが手紙を開くと分かります。あなたを育ててくれた商売人の男、グスタフおじさんですね。

リゼロ:「え?あれ、グスタフおじさんからだわ」

GM:商売で困っていることがある。手伝ってほしい。と書かれています。

リゼロ:「なんだか困ってるみたい」

リゼロ:「ルート、久しぶりに会いに行ってみたいんだけど、ついてきてくれる?」

ルート「ああ、いいよ」

リゼロ「ありがと、じゃあちょっと町まで行ってみようか」


―商売人の町ロッテ―


GM:ここには沢山の商人が集まり、商売をやっている。

GM:リゼロによると、彼女の親戚であるグスタフは育て親の商売人らしい。

GM:今回は彼に呼び出されこの街にやってきた。

グスタフ:「よお、元気してたかリゼロ」

GM;恰幅のよさそうな彼は、店の前で君たちを迎え入れてくれた。

グスタフ:「おっと、君は?」>ルート

ルート:「どうも。冒険者をやってる、ルートといいます」

グスタフ:「そうか。礼儀正しいね」

グスタフ:「リゼロには苦労してるだろう」

リゼロ:「そんなことないよね?」

ルート:「……どうだったかな?」

リゼロ:「もう!ひどい!」

グスタフ:「ははは、仲がよろしい事で」


リゼロ:「そんなことよりおじさん、用ってなに?」

グスタフ:「そうかい、君も聞いてくれるかい?ルート君」

ルート:「ええ、自分にできることであれば」

グスタフ:「我々リゼロ含め、親戚一同は商売人を多くやっていてね。その中でも一人、頑固な商売人がいるんだが」

グスタフ:「最近、銀の仕入れを俺にしてくれなくなったんだ。リゼロだったらいうことを聞いてくれると思ってな」

グスタフ:「なんとか、あいつの元までリゼロを送り届けて説得しちゃあもらえないか」

ルート:「そういうことでしたら、お安い御用です。傭兵業は本職ですから」

グスタフ:「ああ、そうなのかい。報酬は1000出すよ。生活費やもろもろ込みだ」

ルート:「だって。良かったね」

リゼロ:「ぶー、なんで私が駆り出されてるのかしら」

リゼロ:「そりゃ、役に立ちたいけれど、私もあの頑固なおじさん苦手なのよ」

リゼロ:「それに、今どこにいるの?そのおじさん」

グスタフ:「ハイゼンベルグにいるらしい」

GM:それを聞くと、リゼロが少し嫌そうな顔をします。

GM:突っ込んでみます?

ルート:いえ、突っ込みません。


ルート:「ほら、浮かない顔してないで」

リゼロ:「だってー。あそこの領主、嫌いなんだもの」

ルート:「なら、やめとく?」

リゼロ:「そうもいかないわ。商売なんでしょ。商売に私情なんか挟んでられないわよ」

ルート:「偉い! まぁ、俺も一緒に引き受けた依頼だからね。一緒にいるよ」

リゼロ:「ほんと!?ルートがそういってくれるんだったら、がんばるわ!」

グスタフ:「よし、じゃあ、馬車を用意しておいたからいっておいで」


―銀鉱山の町ハイゼンベルク―


GM:ということで、ハイゼンベルグに到着しました。

GM:銀鉱山の近くにある町ですね。

GM:リゼロは頑固おやじさんを訪ねるつもりでいるようです。

リゼロ:「ここら辺のはずだけど、迷いそう~!」

ルート:「流石のリゼロも、町中は厳しいか」レンジャー的な意味で

ルート:「逸れるなよー」

リゼロ:「うーん」(悩)

GM:さて、ルート君。

ルート:はい。

GM:周りを見渡してみて君は分かることがあります。

GM:妙に活気がありません。

GM:銀の生産地なら、それなりにもうかってるはずですが、そのようには見えないです。

ルート:「リゼロ。この街って、普段からこんなだったか?」

リゼロ:「ええ?そういえば、何か人通りが少ないわね」

リゼロ:「いつもだったら貨物をのせた馬車が活気よく走ってると思うのだけど」

ルート:「この感じだと、その頑固おじさんの店も閉まってそうだな。道はわかる?」

リゼロ:「地図を持たされてるわ。見てみる?」

GM:地図製作判定で読み解けます目標値10です。


ルート:2d6+4 地図作成判定 (2D6+4) > 11[5,6]+4 > 15


GM:じゃあ、確実におじさんの家を発見することができました。

GM:南側にいるみたいですね。いってみますか?

ルート:「この調子なら、まっすぐ向かえそうだが。それでいいかい?リゼロ」

リゼロ:「うん、もちろん」

GM:では、伯父さんの家に向かいます

ルート:移動~。



GM:家につき、豪華な屋敷の案内人に案内されると、物調ずらのおじさんがいますね。

GM:リゼロはなんとなくおずおずとして話しかけづらそうです

ルート「(リゼロ、調子でなさそうだな…) 失礼します。自分は傭兵をさせて頂いている、冒険者のルートと言います。 グスタフ様よりのご紹介で訪問させていただきました」

頑固な商売人のリケ:「なんということだ、これじゃあ、出費が……まかなえるだけの額が……そろわないではないか」

頑固な商売人のリケ:ぶつぶつと文句を言っている彼は、君の様子に気が付くと「グスタフ?ああ、あいつからか。残念だが、銀は採掘できてないんだ」

頑固な商売人のリケ:「出直してくれないかね」

ルート:「しかし、元々は取引のご予定だったのですよね。なぜ、銀が採掘できなくなったのか、お聞かせ願えますか?」

頑固な商売人のリケ:「なんでか知らないが、銀の採掘に領主から制限のかかる法律がかかってね。今じゃ、夜中どころか昼の12時までしか掘ることができない」

ルート:「採掘の制限、ですか。こちらの領主様や、地域のことで、何かお気付きになった事などありませんか」

頑固な商売人のリケ:「そうだなあ、蛮族を見るようになったな。町の近くの採掘場の近くでだ。人が入らなくなってから、蛮族がはびこるようになっちまったらしい」

ルート:「そうですか。お話頂きありがとうございます。また銀が取れるようになれば、グスタフ様との取引は再開されますか?」

頑固な商売人のリケ:「ああ、もちろん。再会できるとも我々としても金に困っとるんだよ」

ルート:「わかりました。ではそのようにお伝えすることにします」


GM:頑固な商売人のリケは、何か気づいたようにリゼロの方を見ます。

頑固な商売人のリケ:「領主……領主……あ、そうか!リゼロなら、領主の事なんとかしてくれるかもしれんぞ」

リゼロ:「……!」

頑固な商売人のリケ:「リゼロをかしてくれんか」

ルート:「貸す、とは?」

頑固な商売人のリケ:「いや、なに、最近、領主さまは全く顔を見せてくれなくなってな。我々商会の者でも、つてが無いと面会を拒まれるのだ」

頑固な商売人のリケ:「リゼロであれば、領主さまも通して下さるかもしれん」

頑固な商売人のリケ:「なにせ、大恋愛だったとうわさされてるのだからな!はっはっは」

ルート:「―!」

リゼロ:「ちょっと!その話はやめてほしいのだけど」

頑固な商売人のリケ:「たとえ結婚話が無くなったとしても、恋慕の情は捨てられんものだ。もしかしたらあってくださるかもしれん。な?頼む」

ルート:「……リゼロを貸す事についてですが。今回、冒険者としてリゼロの警護も担っているので、お請け出来かねます。何か方法を探してみますので、どうかご容赦を」

頑固な商売人のリケ:「そうか……まあ、すまなかった。気が変わったら儂のところに来てくれ」

ルート:「はい、ありがとうございます。それでは、失礼します」

リゼロ:「行きましょう、ルート」

GM:では、外に出ますね


GM:二人が外に出ると、もう夕方だった。夜になる前に宿泊所を取らないといけないだろう。

リゼロ:「宿屋、探さないとね」

ルート:「そうだな」

GM:リゼロは、地図で西側に宿屋があったことを思い出します。

リゼロ:「たしか、西側の方にあったとおもうから行ってみましょ」

ルート:「知ってる所あるなら、任せるよ。行こうか」



GM:二人は、宿屋にむかうことなり。宿泊所を取ることに成功しました。

GM:同室でベットが二つの簡易な部屋です。さて、夕方をこえて夜になり。二人が荷物を下ろして、夕食を食べて休息をとる事となります。


GM:その夜の事です。

リゼロ:「ぐすっ……」

GM:隣のベッドでリゼロが泣いている声が聞こえますね。

ルート:「リゼロ…? 大丈夫か?」

リゼロ:「ごめんなさい、悪い夢を見ちゃって……」

ルート:リゼロの側のベッドに腰掛け。

ルート:「悪い夢、か。落ち着いて。俺はここにいる」

リゼロ:「うん、うん」 抱き着く

GM:リゼロはホッとした様子になり、少しづつ語り始めます。

リゼロ:「私の町ね、蛮族に滅ぼされたの」

リゼロ:「お父さんは大商人だったわ」

リゼロ:「大商人の娘と、領主の息子の結婚話が持ち上がって」

リゼロ:「幸せだった。私、結婚するんだって……お父さんも喜んでくれた」

リゼロ:「でもある日、お父さんが家に駆け込んできて」

リゼロ:「ある像を私に託したあと、私を逃がしたの」

リゼロ:「……」

リゼロ:「私、怖かった」

ルート:リゼロを抱き寄せる。「……辛かったんだな」

リゼロ:「うん……」

リゼロ:「ごめんね、貴族と大恋愛だったなんて、話聞かせて」

リゼロ:「あの人は、確かに前の婚約者だったの」

リゼロ:「町が焼かれて、逃げ惑う私を発見して、助けてくれた人だった」

リゼロ:「ただ……お父さんの富豪さや名誉やお金がなくなったら、結婚話は無くなってしまったわ」

リゼロ:「結局……地位が目当てだったんだ。そう思って、私、嫌になったの」

リゼロ:「嫌だよね……本気じゃなかったんだ。今でも、そう思う」

ルート:「話してくれてよかった。この街に来る前から、リゼロは乗り気じゃなかったから」

ルート:「もっと、無理をさせるところだった」

リゼロ:「ありがと。そうだったんだ…」

リゼロ:「でも、この街、きっと何かあると思う。引き取られた商人のグスタフおじさんの役には立ちたいし。原因は掴まないと」

リゼロ:「お父さんの代わりに大事にしてくれたんだ。おじさん」

ルート:「そうか……。なら、頑張らないとな」

ルート:「……俺が、お前を守るから」

リゼロ:「うれしい。ありがとう」

リゼロ:「きょうは、同じベットで一緒に寝てくれないかな?」

リゼロ:「少しだけ、安心して眠りたい」

ルート:「あぁ、いいよ」

GM:寝る前にポソリとリゼロが呟きます。

リゼロ:「そういえば、あの像……なくしてしまったな。何処へ行ってしまったのだろう……?」

GM:二人は抱きしめ合いながら、夜を開けることとなりました。


GM:そして、朝になります。

リゼロ:「よーし!じゃあ、調査に向かおうか!」リゼロは張り切ってますね

ルート:「ああ、早いうちに終わらせたいな」

リゼロ:「私、銀鉱山を調べるべきだと思うのだけど」

リゼロ:「蛮族も出てるって言ってたし」

ルート:「そうだな。まずはそこからだ」

リゼロ:「OK、いってみよう」

GM:では、鉱山の現場へと移動します。


GM:銀鉱山の施設が並ぶところにつきました。お昼になったせいか周りには鉱夫達がもうすでに帰る準備をし始めています。

リゼロ:「歩いてきてお昼近くだけど、本当にもう帰らされるのね」

ルート:「昼頃には採掘制限が掛かる、という話だったな。少し話を聞いてみるか」

リゼロ:「うん」

GM:鉱夫に話しかけます?

ルート:話しかけます

GM:OKです。じゃあ、一人の帰ろうとした一人に話し掛けます。

鉱夫:「なんだい?」

ルート:「この鉱山について…特に、最近見かける事が多くなったという蛮族について、話を聞きたい」

鉱夫「ああ、あいつらか。なんかしらんが、我々がいなくなった後に現れてね。銀鉱山の銀を盗んでいってるみたいなんだ」

鉱夫「嫌な奴らだよ。まったく、蛮族が銀なんてぬすんでなにをするのやら」

ルート「(蛮族が銀を盗む…?)そうでしたか、貴重な情報をありがとうございます」(握手し、10ガメルほどを握らせる)

鉱夫「おっとありがとう。まあ、変な話ばっかりだよ。我々も給料下がらないからやってるが、銀はどうなるかねえ……じゃあ、また」

GM:といって彼は去っていきました。

GM:10Gは共有財産から引いておきますね。


《共有財産 : 1120 → 1110》


リゼロ:「私、薬草買ってくる。ルートは補充する物ない?」

リゼロ:「この前、指輪使っちゃったでしょ」

ルート:「そうだな…、俊足の指輪は補充しておきたいが。ありそうかな」

GM:道具屋さんはありますね。

リゼロ:「鉱夫さん用の道具屋さんがあるから、買ってこ」

ルート:「だな」


《共有財産 : 1110 → 460》


リゼロ:「さて、準備もできたどうしようか」

ルート:「そうだな……。少し見て回ろうか」

リゼロ:「炭坑を?それとも、人々を?」

ルート:「他に人いそうかな」

リゼロ:「みんな帰っていく人ばかりね。とりあえず呼び止めてみようか」

GM:貴方達が周りを見渡していると

GM:老婆が一人いますね。この鉱夫達の群れには似合わない姿のローブの老婆です

ルート:「リゼロ。あのお婆さんに話を聞いてみよう」

リゼロ:「うん」

GM:老婆は彫り物を売っているようですね。陶器のようなものが並べられています。「わしは貧乏でねえ、ひとつ買ってくれるとうれしいんだがね?」

GM:「50gくれれば、嬉しいねえ」

ルート:「へえ、珍しいな、それじゃ一つ貰おう。と、その前に」

GM:「なにかい?」

ルート:「この鉱山のことを聞きたい」


GM:「復讐の女神の像って知ってるかい?」

GM:老婆は恐ろしげな声でそう言います

GM:聞いた内容とは違う内容に貴方は驚くかもしれません

GM:「昔、信じられていた教団が今でもいるそうだよ」

GM:「恐ろしいねえ、恐ろしい」

GM:「その教団は逆らった者の村を焼いたりするらしいよ。気をつけなさい……」

GM:老婆はそういって、貴方から金銭を受け取りたがってます。

ルート:彫り物の代金を渡します

GM:にこにこしたリゼロに似た陶器の像をくれます

ルート:「これは……?」

GM:貴方が像に目をやり、上を向くと

GM:老婆の姿はいなくなっていました。

リゼロ:「どうしたの?」


ルート:GM、復讐の女神の像に対して見識判定をしたいです。

GM:どうぞ。


2d6+3 セージ 見識判定 (2D6+3) > 12[6,6]+3 > 15


”復讐と涙の神 シルイ

ミリッツァとは違う復讐の神。

教団は滅びたとされているが、現在も生存すると言われている教団。

復讐を貴び、涙する女性を生贄に捧げていると聞く。

聖印が無く、代わりにその女神の像が貴ばれていると言われている。”



ルート:「リゼロ……今回の依頼は、かなり複雑かもしれない」

リゼロ:「え!どうして?」

ルート:小声で「復讐の神の教団が、関係している…かもしれない」

リゼロ:「そんなものが。あるの?」

GM:どうやら、リゼロにはおばあさんの記憶が抜けたかのように、反応を返してきます。

リゼロ:「私はへっちゃらだよ?」

リゼロ:「いこうよ、グスタフおじさんのために調べなきゃ」

ルート:「あぁ。そうだな」

リゼロ:「じゃあ、蛮族が来るまでここの鉱山を見張ろう」

リゼロ:「捕まえたら、きっと何か吐き出すと思うし」

リゼロ:「それか、追跡するのもいいかもね」

ルート:「そうだな。坑道内に入っていく所を押さえられるかも知れない」

リゼロ:「よし、じゃあまとう」


GM:ということで、二人は鉱山で身をひそめ待つのでした

GM:しばらくすると、ゴブリン1体がやってきます

GM:貴方達の様子に気が付かずに、彼は坑道の中に入って

GM:銀を一つ持っていくとちょこまかと出て行こうとしています。

GM:どうしますか?

ルート:奇襲掛ける…かな

GM:OKです。

GM:奇襲に成功したとして、先制を振らなくてよい処理にします。

GM:簡易戦闘で、戦闘開始です。


《前線にルート、後方にリゼロが配置される》


GM:1ターン目。そちらの手番です。

ルート:ゴブリンを斧で殴ります。

GM;命中どうぞ。目標値10。

ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 7[2,5]+5 > 12

GM:あたり。ダメージどうぞ。

ルート:k25$+1@11+6 必殺攻撃ダメージ KeyNo.25c[11]m[+1]+6 > 2D:[6,3]=10 > 8+6 > 14

GM:防護2点で、14点受けます。ゴブリン HP : 16 → 4です。

リゼロ:「私が撃つね!」

GM:どうぞ。目標値10。

リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 6[5,1]+7 > 13

GM:ダメージどうぞ。

リゼロ:k22@10+6 ダメージ KeyNo.22c[10]+6 > 2D:[6,5 6,1]=11,7 > 9,6+6 > 1回転 > 21

GM:オーバーキルですね。ゴブリンは倒れました。戦闘終了です。


《戦利品:武器30G×1を手に入れた》


ルート:「楽勝だったな」

リゼロ:「ゴブリンから聞き出してみようよ」

ルート:「そうしよう」

ルート:汎用蛮族語で「ここで何をしていた? 」

ゴブリン:「ぎ、銀を取りに来たごぶ。俺は、俺は命令されてるだけごぶ!」

ゴブリン:「見逃してほしいごぶ……命とられたくないごぶ」

ルート:(斧を向けつつ)「誰の命令だ?」

ゴブリン:「そ、それは……」言い淀んだ後「この領主様ごぶ」

リゼロ:「ええ……!?」

ルート:(斧先で脅しつつ)「……デタラメじゃないだろうな」

ゴブリン:「ホントだごぶ!ほんとだごぶ!」

ゴブリン:「俺達、神殿作るように言われた、小さく、少人数でちょっとずつ神殿作ってた!」

ゴブリン:「そのために銀が必要だったごぶ!」

ルート:「…そこまで案内できるか? 騙そうとすれば殺す」

ゴブリン:「わかったごぶ。案内するごぶ」

GM:ごぶりんはへこへこしながら、道案内していきます。

GM:ついていきますかね?

ルート:そうね、目印付けながら追ってく感じかな

GM:はい、では移動します。


GM:それは、小さな銀製の神殿でした。

GM:周りに、6匹ほどのゴブリンがおり。せっせと銀を加工している姿が見えます。神殿を銀で作っているようですね。

ルート:「…何体かのゴブリンがいるな。倒すだけなら出来そうだが」

リゼロ:「6匹くらいだけど。うるさくすると、神殿の中の人に気づかれちゃうかも」

ルート:「規模を把握できないとマズイか」

ゴブリン:「おでが、にげるようにいうか?」

ゴブリン:「ここの労働もう、こりごり」

ゴブリン:「お前たちが、中の奴倒すなら」

ゴブリン:「俺たちさっさと逃げる」

ルート:(道案内ゴブリン君めっちゃいいやつだった)

ルート:「……いいだろう。但し、お前は見える位置にいること。おかしな真似をしたら、(リゼロが)撃つ」

ゴブリン:「わかった、わかった」

ゴブリン:「あいつらに、逃げるように言う」

ゴブリン:「おれ、お前達の見える位置にいる」

ゴブリン:「それでいいか?」

ルート:「それでいい。偉いぞ。ちゃんと出来たら、逃してやる」

ゴブリン:「いってくる」

GM:彼がゴブリンの群れに行くと、ゴブリンたちは作業を止めてばらばらと蜘蛛の子を散らすように逃げていきました

GM:あのゴブリンが帰ってきますね

ゴブリン:「これで、いいか?」

ルート:「…よくやった。後は好きにしろ」

ゴブリン:「わかった!」

ゴブリン:「さらばだ……」

GM:彼は逃げて行く途中で、ルートに近づきます。

ゴブリン:少し立ち止まって

ゴブリン:「この神殿、いまのところ、機能してない。中にいる奴、僅か」

ゴブリン:「二人もいない。頑張ってくれ」

GM:と振り向いてさっさと森へ逃げていきます

ルート:(ゴブリン君マジでめっちゃいいやつだった)

リゼロ:「よっぽど、労働させられたんだろうなあ」

ルート:「だな……あんな奴も珍しいとは思うが」

リゼロ:「よし、いこうよ」

ルート:「ああ」

GM:では、神殿の中に移動します。


GM:二人は神殿の中に入りました。

GM:神殿には巨大な銀製の女神像があります。

GM:嘆き涙を流し、小さなナイフを握りしめ、今相手に刺さんばかりの形相の像です。

リゼロ:「あれ?わたし、あれ見たことある」

ルート:「そうなのか?」

リゼロ:「うん、思い出した。お父さんが逃げる時にくれた像だ」

リゼロ:「なんで…?」

ルート:「……なるほどな」

ルート:「これで殆ど出揃ったが。幾つか知りたいこともある。探索してみるか」

リゼロ:「うん」

GM:と、貴方達が前に進もうとした時です。

GM:神殿の奥から、カツンカツンと足音が聞こえてきます。

リゼロ&ルート:「ーー!」

嫌な貴族シモン:「やあやあ」

嫌な貴族シモン:「僕の神殿に何か用かな?」

ルート:「リゼロ、下がれ」

リゼロ:「……わかった」

嫌な貴族シモン:「ああ、そこにいるのはリゼロじゃないか」

嫌な貴族シモン:「美しくなったね」

嫌な貴族シモン:「ところで、君は誰かな?」

ルート:「……リゼロの護衛だ」

嫌な貴族シモン:「そうかい、じゃあ、どうでもいいか」

嫌な貴族シモン:「僕が興味があるのはそっちの娘でね」

嫌な貴族シモン:「大きくなったね。わざわざ来てくれたんだね」

GM:彼の手には、小さな像があります。それは、復讐と涙の女神の像でした。

リゼロ:「あれは……!!!!お父さんの!」

ルート:「…あんたが、ここの領主か」

嫌な貴族シモン:「ふふふ、そうだよ。やっと神殿が完成してね」

嫌な貴族シモン:「ちょうど今日見に来たのさ」

嫌な貴族シモン:「いいだろう?この女神の像」

嫌な貴族シモン:「復讐のために涙を流し、ナイフを持って相手を殺さんとばかりの女神」

嫌な貴族シモン:「美しい……」

ルート:「ここには、ゴブリン達が居た。蛮族の活動できる神殿……邪教だとわかって、やっているのか」

嫌な貴族シモン:「邪教?」

嫌な貴族シモン:「邪教って何かな?邪教なのはライフォスなんて言うくだらない友愛の神の方さ」

嫌な貴族シモン:「この世界は復讐であふれるべきなんだ」

嫌な貴族シモン:「怨念が、憎しみが、苦しみが、涙が支配する。僕が思う美しい世界」

嫌な貴族シモン:「やっと完成したこの神殿に、でも足りないものがあるんだ」

嫌な貴族シモン:「リゼロ、君だよ」

リゼロ:「私?」

嫌な貴族シモン:「君のお父さんは復讐の女神の良き厚き信徒だった」

リゼロ:「嘘よ!!!!」

嫌な貴族シモン:「うそなものか。この像を手に入れられるのが何よりもの証拠さ」

嫌な貴族シモン:「でも、なんということだろう。聖印のない復讐の女神の像が、君のお父さんに奪われてしまった」

嫌な貴族シモン:「だからだね。君の町が滅びたのは。僕が蛮族にけしかけて、滅ぼさせてもらった」

嫌な貴族シモン:「君は泣いてたねえ……あんなに泣いて…」

リゼロ:「お父さんが?だから私の町は……」

ルート:「聞くな、リゼロ」

リゼロ:「だって、だって!」

ルート:「……領主、お前がどうしても手に入れたかったのは、そのお前の手にある女神の像。ただそれだけだろう」

嫌な貴族シモン:「ふふ、確かにね」

嫌な貴族シモン:「君が、村から逃げ出した時、僕が預かっておいたんだ。ありがとう。リゼロ」

リゼロ:「……」

ルート:「それが目的だったお前に、何故、改めてリゼロが必要になる」

嫌な貴族シモン:「僕のこの神殿ももうすぐ完成するんだ。長い月日をかけて、ついに完成する」

嫌な貴族シモン:「シルイの生贄には君がふさわしい」

嫌な貴族シモン:「僕が滅ぼし、僕がお前の父親を殺し、君がこの像を守り切れなかったせいで」

嫌な貴族シモン:「またこの復讐の教団が復活するのさ」

嫌な貴族シモン:「復讐心を持つイケニエ」

嫌な貴族シモン:「僕だけの物、僕が奪った君の心さ」

リゼロ:きっと涙を浮かべ、リゼロは弓矢をシモンに向けます。

リゼロ:「こいつが……!こいつが……!」

嫌な貴族シモン:「さあ、おいで、僕を殺すという意気込みで、その復讐に花を咲かせておくれ」

ルート:「リゼロ…!」

リゼロ:「こいつが私のお父さんを奪ったんだ!」

リゼロ:「私の村を!お母さんを!友達を……みんな、みんないい人だったのに!」

リゼロ:震えながら弓矢を射かけようと弓を引いています

嫌な貴族シモン:「それが何よりもの、復讐の女神に対する最高の生贄になるのさ!」

ルート:「リゼロ、やめるんだ 復讐を選んではいけない!」

リゼロ:「ルート……だって」

リゼロ:「だって……」 涙を流す

リゼロ:「ひどすぎるよ……こんなの」

ルート:「リゼロ。君のお父さんは、きっと全て知っていた。だから逃してくれた」

ルート:「君のお父さんは、君が生贄になることを望んでいなかったんだ。 ここで復讐を選ぶべきじゃない」

リゼロ:「――!」

リゼロ:「うん……うん……私、ルートを信じる」

リゼロ:「お父さんは、そんな人じゃない!お前が言っていることは、全部嘘だ!」

嫌な貴族シモン:「おやおや、振られちゃったね」

嫌な貴族シモン:「まあいい、邪魔になったのなら殺すまでさ」

嫌な貴族シモン:「それか、そっちの男を殺して、更に復讐心を上げてあげよう。チャンスはまだまだある」

リゼロ:「ルート、力を貸して」

リゼロ:「あいつを、一緒に倒そう」

ルート:「ああ。 俺達の選択に賭けて」

ルート:「こいつは、倒す」


選択の魔剣:「お前たちの旅の選択」

選択の魔剣:「私が見届けよう」


GM:戦闘を開始します。いいですね?

ルート:OK。


GM:モンスター1体、嫌な貴族シモンの順で。

ルート:2d6+3 魔物知識 (2D6+3) > 3[2,1]+3 > 6

ルート:2d6+3 魔物知識 (2D6+3) > 6[2,4]+3 > 9


GM:モンスターの方は分からなかった。貴族シモンのデータを張ります。


―――

【LV3の復讐の神の暗黒神官】

知名度8 生命抵抗6 精神抵抗7

先制値10

命中 2d+6

打撃 2d+6

回避 2d+5

防護3

HP30 MP26


神聖魔法3lv

魔力6


《魔法拡大数》《ターゲティング》

―――


《GM前方にモンスター一体を配置、後方に暗黒神官を配置》

《ルートが前方に配置、後方にリゼロが配置される》


GM:先制値は11です。

ルート:2d6+5  先制 (2D6+5) > 6[5,1]+5 > 11

GM:同値ですね。そちらの先制です。


GM:1ラウンド目です。そちらのターン。

ルート:前方にいるモンスターを殴ります。

GM:了解です。回避は12です。

ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 7[5,2]+5 > 12

GM:回避されました!

リゼロ:後方の暗黒神官の貴族に射撃します。

GM:どうぞ。

リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 4[2,2]+7 > 11

嫌な貴族シモン:2d+5 回避 (2D6+5) > 8[6,2]+5 > 13

GM:回避されました。


GM:敵のターンです。

GM:シモンはフォースをルートに放ちます。


《嫌な貴族シモン MP : 26 → 22》


嫌な貴族シモン:2d6+6 行使判定 (2D6+6) > 6[1,5]+6 > 12

GM:精神抵抗どうぞ。

ルート:2d6+4  精神抵抗 (2D6+4) > 2[1,1]+4 > 6

ルート:1ゾロか!

嫌な貴族シモン:「ふふふ、容赦なく打ってあげるよ。覚悟するがいい!」

嫌な貴族シモン:k10@10+6 フォース KeyNo.10c[10]+6 > 2D:[2,6]=8 > 4+6 > 10


《 ルート HP : 30 → 20 》


GM:モンスターが命中12で打撃します。ルート回避どうぞ。

ルート:2d6+6 回避 (2D6+6) > 4[2,2]+6 > 10

GM:2d6+5 ダメージ(2D6+5) > 9[4,5]+5 > 14

ルート:防護8で……6点ダメージ。


《 ルート HP : 20 → 14》


GM:2ターン目です。そちらのターン。

ルート:ここで、この前衛のモンスターを倒さないとやばい。

リゼロ:だね。

ルート:《必殺攻撃》宣言、前衛のモンスターを殴ります。

GM:命中どうぞ。

ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 4[3,1]+5 > 9


ルート:《運命変転を宣言 出目4(3.1)→出目10(4.6)へ》!!


GM:15で、命中……します!ダメージどうぞ!

ルート:k25$+1@11+6 必殺攻撃ダメージ KeyNo.25c[11]m[+1]+6 > 2D:[6,6 4,5]=12,9 > 10,8+6 > 1回転 > 24


リゼロ:おお!回った!

GM:凄い。


《 前衛モンスター(ボルグハイランダー) HP : 29 → 8 》


リゼロ:「ルート!私もあなたに力を!」

リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 4[2,2]+7 > 11


リゼロ:《運命変転を宣言 出目4(2.2)→出目8(4.4)へ》!!


GM:ダブル運命変転だと!?15で、当たります!ダメージどうぞ!

リゼロ:k22@10+6 ダメージ KeyNo.22c[10]+6 > 2D:[6,3]=9 > 7+6 > 13


《 前衛モンスター(ボルグハイランダー) HP : 8 → 0》


GM:倒した!自動的に、嫌な貴族シモンが前に出ます。


GM:しかし、敵のターンです。

GM:嫌な貴族シモンはルートに打撃します。

嫌な貴族シモン:「小癪な!!」

嫌な貴族シモン:2d+6 命中 (2D6+6) > 4[1,3]+6 > 10

ルート:2d6+6 回避 (2D6+6) > 10[6,4]+6 > 16

GM:回避されました。


GM:3ターン目。そちらのターンです。

ルート:よし、こちらの《必殺攻撃》宣言で斧で殴る。

ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 10[4,6]+5 > 15

嫌な貴族シモン:2d+5 回避 (2D6+5) > 11[6,5]+5 > 16

ルート:期待値勝負で負けた!!

リゼロ:私に任せて!

リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 6[5,1]+7 > 13

嫌な貴族シモン:2d+5 回避 (2D6+5) > 5[3,2]+5 > 10

GM:当たりました。ダメージどうぞ。

リゼロ:k22@10+6 ダメージ KeyNo.22c[10]+6 > 2D:[3,6]=9 > 7+6 > 13

GM:防護3なので、10通ります。


《 嫌な貴族シモン HP : 30 → 20》


GM:敵のターンです。

GM:貴族シモンは、相変わらずルートに打撃をします。

嫌な貴族シモン:2d+6 打撃 (2D6+6) > 7[4,3]+6 > 13

ルート:2d6+6 回避 (2D6+6) > 7[2,5]+6 > 13

ルート:あ、《必殺攻撃》で-2だから当たってる。

GM:じゃあ、ダメージを出しますね。

嫌な貴族シモン:2d+6 打撃 (2D6+6) > 8[3,5]+6 > 14

ルート:8軽減で、6ダメージ。


《 ルート HP : 10 → 8》


GM:4ターン目。(落ちそうな値になってきた)

リゼロ:貴族に射撃します。

GM:どうぞ。

リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 7[4,3]+7 > 14

嫌な貴族シモン:2d+5 回避 (2D6+5) > 4[3,1]+5 > 9

GM:あたりです。ダメージどうぞ。

リゼロ:k22@10+6 ダメージ KeyNo.22c[10]+6 > 2D:[2,5]=7 > 6+6 > 12

GM:3点軽減で9点ダメージ貰います。


《 嫌な貴族シモン HP : 20 → 11》


ルート:《必殺攻撃》宣言で、斧で貴族を攻撃。

ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 10[5,5]+5 > 15

嫌な貴族シモン:2d+5 回避 (2D6+5) > 12[6,6]+5 > 17

GM:(まさかの、6ゾロ回避……!これは、ルートが落ちるか??)


GM:敵のターンです。

GM:シモンがルートに打撃攻撃を食らわせます。

嫌な貴族シモン:「はーっはははっ!死ねええ!!」

嫌な貴族シモン:2d+6 命中 (2D6+6) > 10[5,5]+6 > 16

ルート:2d6+6 回避 (2D6+6) > 9[6,3]+6 > 15

ルート:1、1足りない!!

リゼロ:指輪割って!!

ルート:そうだった。指輪割ります。

GM:どうぞ。

ルート:敏捷の指輪 破壊を宣言 15→17へ

GM:回避に成功しました。


GM:5ターン目。そちらのターンです。

リゼロ:私から打ちます。シモンに射撃。

リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 6[2,4]+7 > 13

嫌な貴族シモン:2d+5 回避 (2D6+5) > 7[2,5]+5 > 12

リゼロ:よし!

GM:ダメージどうぞ。

リゼロ:k22@10+6 ダメージ KeyNo.22c[10]+6 > 2D:[3,5]=8 > 6+6 > 12


《 嫌な貴族シモン HP : 11 → 2》


リゼロ:ルート!決めちゃえ!

ルート:よし。きた。

ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 6[4,2]+5 > 11

嫌な貴族シモン:2d+5 回避 (2D6+5) > 10[4,6]+5 > 15

ルート:こいつしぶとい……!

リゼロ:もう嫌なんだけどこの貴族!

GM:嫌ですねえ…(ニタリ)


GM:敵のターンです。

GM:シモンはルートを道ずれにしようと打撃します。

嫌な貴族シモン:「お前を道ずれにしてやる!」

嫌な貴族シモン:2d+6 命中 (2D6+6) > 11[6,5]+6 > 17

ルート:これは避けられるか……!?

ルート:「させるか……!」

ルート:2d6+6 回避 (2D6+6) > 8[2,6]+6 > 14

GM:命中ですね。ダメージ出します。

嫌な貴族シモン:「はーはっはっはっは!!!!」血まみれになりながら

嫌な貴族シモン:2d+6 打撃 (2D6+6) > 7[4,3]+6 > 13

ルート:13から8引いて、5点。残り3!!


《 ルート HP : 8 → 3》


GM:6ターン目です。

ルート:「倒れてくれ!」

2d6+5  命中 (2D6+5) > 7[4,3]+5 > 12

嫌な貴族シモン:2d+5 回避 (2D6+5) > 8[2,6]+5 > 13

GM:回避しました。

ルート:期待値で負ける……。

リゼロ:シモンに射撃します!

リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 9[6,3]+7 > 16

嫌な貴族シモン:2d+5 回避 (2D6+5) > 3[2,1]+5 > 8

GM:当たりました!

リゼロ:「撃て!!!!」

リゼロ:k22@10+6 ダメージ KeyNo.22c[10]+6 > 2D:[1,1]=2 > ** > 自動的失敗

リゼロ:噓でしょおおおお!!!!

GM:(笑)


GM:敵のターン。(これでルートが落ちたらEDだな)

GM:シモンはルートにとどめを刺しに来ます。

嫌な貴族シモン:2d+6 命中 (2D6+6) > 5[2,3]+6 > 11

ルート:来い!

ルート:2d6+6 回避 (2D6+6) > 9[5,4]+6 > 15

リゼロ:回避した!!


GM:7ターン目です。そちらからどうぞ。

リゼロ:シモンに問答無用で射撃。

リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 3[1,2]+7 > 10

リゼロ:これは当たらなさそう。

嫌な貴族シモン:2d+5 回避 (2D6+5) > 8[5,3]+5 > 13

リゼロ:嫌な奴!!!!

ルート:《必殺攻撃》を宣言せずに、攻撃します。

GM:命中どうぞ。

ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 10[6,4]+5 > 15

嫌な貴族シモン:2d+5 回避 (2D6+5) > 4[1,3]+5 > 9

ルート:k25@11+6 ダメージ KeyNo.25c[11]+6 > 2D:[5,4]=9 > 8+6 > 14

GM:防護3で11食らいます。残り2なので、シモンは倒れます。


《 嫌な貴族シモン HP : 2 → 0》


嫌な貴族シモン:「うぁああああ!俺の、俺の女神が!復讐の美が……!」

嫌な貴族シモン:「美が……!崩れて……いく……」

GM:シモンは息絶えました。戦闘終了です。


《戦利品:豪華な武器500G×1と邪教徒のローブ600Gを手に入れた》


GM:暗黒司祭シモンの手には復讐の女神の像が握られています。

リゼロ:「おわった…」 へたり込む

ルート:「ああ……」よろめく

リゼロ:「今回復するね」

リゼロ:救命草を使います。

GM:どうぞどうぞ。


リゼロ:k10@13+5 救命草 KeyNo.10+5 > 2D:[4,1]=5 > 2+5 > 7


《 ルート HP : 3 → 10》


リゼロ:k10@13+5 救命草 KeyNo.10+5 > 2D:[5,4]=9 > 5+5 > 10


《 ルート HP : 10 → 20》


リゼロ:「どうしようか、領主様だし」

リゼロ:「説明もいろいろしないとね」

リゼロ:「証拠品はそろってるから、責められることはないと思うけど」

ルート:「だな。ただ、こいつは、しっかり裁かれるべきだろう」

リゼロ:「じゃあ、持って行こうか」

リゼロ:「この像と、わたしの父を殺した……この男を」

ルート:「それらの罪が、全て正しく裁かれるように。な」


GM:ルート、貴方は像に対して鑑定ができます。

GM:調べますか?目標値は8です。

ルート:調べます。


ルート:2d6+3 セージ 宝物鑑定判定 (2D6+3) > 6[5,1]+3 > 9


GM:切れ目が入ってますね。開けられそうです。

ルート:開けてみる

GM:手紙が入ってますね。

ルート:「この像……元は、リゼロのだったか。中に、何か入ってる」

GM:読みます?それとも、リゼロに渡してみます?

ルート:先にちらっと覗いてみよう。読む

GM:内容を張りますね。


「私たちが復讐の女神の教団に商売人として入らされたのに気づいたときにはもう遅かった。

復習の女神の教団は、復讐の女神の神の像をはっきりご神体として覚えておくことで信仰を保つ集団だった。

私はこの教団が危ういと考え、彼らのご神体を盗むことにした。

そして、お母さんと街の皆で、復讐の女神の教団には取り入らない事に決めたんだ。

私がこの像を盗んだら、きっともう街は無くなってしまうだろう。

どうか、どこか遠いところで、この像を壊してほしい。

さいごに、このような像の中にしかメッセージを託せなかった。

その場で壊す前に、お前に託すために残してしまった。すまなかった。

ひとりぼっちにして、すまない。

愛している。リゼロ。


街の皆と、お父さんより」


ルート:リゼロに渡す。

リゼロ:渡されると、きょとんした顔で、読み始めます。

リゼロ:そして、だんだんと涙を流し始めます。

リゼロ:「お父さん……みんな……」

リゼロ:「ありがとう、ルート。私の復讐心を止めてくれて」

リゼロ:「生贄にされるところだったんだね」

ルート:「……止められて良かった」

リゼロ:ばっと抱き着きます

リゼロ:「ありがとう、愛してる」

ルート:そっと、片腕を回して抱き返し

ルート:「ああ…。行こうか」

リゼロ:「うん!」

GM:彼女は元気よく一緒に出ていきます。

GM:エンディングに入ります


選択の魔剣:「これもよい選択であった。次は……どうなることやら」


GM:この一言で、セッション終了です。お疲れさまでした。

PL達:お疲れさまでした!


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

《セッション名:お父さんの女神の像》

報酬経験点:1090点+1ゾロ

名誉点:50点

リゼロを送り届ける:PC全体に1000G

邪教を倒した追加報酬:2000G

はぎ取り報酬:1130G

追記:復讐と涙の女神の像を破壊しました。

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