第1章 約束の日

第1話 選択の魔剣(GM:はるかず)


【はじめに】

GM:既に二人はPTを組んだ状態という事にしています。

GM:普通は出会いの描写から始めるかも知れませんが、今回は別です。

リゼロ:なぜですかGM?

GM:今回の卓は、とある魔剣を巡る長いお話にしたいと思っています。

ルート:そんなに長い卓になるんだ。

GM:そのために、それぞれの設定も後に物語として出していきたいと思います。

リゼロ:私達の出会いでさえ、長い物語の一部なのね。

GM:はい。今回は発端となる序章の冒険です。

ルート:だから、途中からなんだね。

GM:分かってくれたかな?

ルート&リゼロ:分かりました。


【キャラクター紹介】

GM:データはレギュレーションに載っているので、どんな人柄なのか紹介してくれるかな。

GM:まずは主人公のルート君から簡単な紹介を。

ルート:傭兵生まれの種族・人間、ルートです。ファイターを軸にスカウト、セージをじっくり伸ばしていく感じになるかな。特技は壁役として《防具習熟A/非金属鎧》、攻撃面で《必殺攻撃》にしてます。

ルート:ロールとしては、熱いものがあるけど普段は冷静、が演じられたら理想的かな。

ルート:中の人がヘタレなので、リゼロの前で格好付けるけど、実際にグイグイ引っ張っていくのはリゼロになるかも。でも、仲間を守れるキャラにしていきたいな。

GM:では次にヒロインであるリゼロちゃんの紹介してくれるかな。

リゼロ:狩人生まれの種族・人間だよ。シューターを軸にレンジャーで回復要因してます。今回はヒーラー職が取れないレギュレーションだからね。《ターゲティング》《鷹の目》で後ろの雑魚とかを狙えたら良いかな。

リゼロ:ロールとしてはハツラツとしてルートを引っ張り、自然と心をサポートできたら良いな。

リゼロ:ルートにはヘタレてほっとけないから、つい親切にしてしまう印象を持ってるよ。でも恋人として強いものを持ってると信じてる。

GM:最初にも言ったけど、二人には恋愛関係として始めてもらいます。

GM:互いに信頼性をこれから上げていくのは大変だろうけど、GMもシナリオやイベントでサポートするので安心して。

リゼロ:はーい。めっちゃ楽しみ。

ルート:うまくできるか不安だなー。


【セッション開始】

GM:それでは、セッション導入から始めちゃいますね。宜しくお願いします。

ルート&リゼロ:よろしくおねがいします!


GM : では、君達―冒険者一行は、ゴブリン退治の依頼を受け村から600Gの報酬を得た。

その帰路、森を通る事となり、迷子になってしまう。

途方に暮れているところ、とりあえず前に進むことにした君たちは……


ルート:いきなり迷子かあ。

GM:途方にくれてください。

リゼロ:トホホ〜……(笑)

GM:元の道に戻るにはルートは狩人であるリゼロの力を借りねばならないところです。

ルート:こっちもスカウトはあるけれど、リゼロが専門にしているレンジャー技能に頼りたいところ。

リゼロ:じゃあ、私がしっかりしてルートを安心させないと。

GM:そう、その意気込みでRPだ。

リゼロ:OK!

リゼロ:「迷っちゃったね。ルート」

ルート:「そうだな…早く戻れると思ったんだけど」

ルート:「まぁ、すぐ抜けられるんじゃないかな。当てにしてる」

リゼロ:「お、私の才能買ってくれてるんだね!」

ルート:「当然だろ」

リゼロ:「えへへ、うれしい」

ルート:「ここで待ってるから、宜しく頼んだ」

リゼロ:「じゃあ私、周りを探してくる!」

リゼロ:ルートが頼ってくれたのが嬉しいので、リゼロはレンジャー技能で探索判定します。

GM:早速、パートナーしてますね。どうぞ。


リゼロ:2d6+4 レンジャー知力 探索 (2D6+4) > 7[6,1]+4 > 11


GM:リゼロは戻る道ではありませんが、遺跡の跡のようなものを見つけます。

リゼロ:「ねえねえ、向こうに遺跡みたいなのがみえたよ!」

ルート:「何、遺跡か。もしかしたら大発見かもだな、行ってみるか」

リゼロ:「うん、何かあるかもね」

GM:冒険者としての好奇心にかられ、二人はそちらに向かうことにしました。


GM:すると、確かに遺跡らしい建造物に辿り着きますね。

GM:屋根は既に無くなり、支えていた石柱だけになっています。

リゼロ:いい感じに廃れててそうで好き。

GM:そうですね、蔦が巻いてたりして、風情があるように見えます。

GM:ここでは、スカウトとレンジャー両方で探索できます。目標値は9です。

ルート:スカウトで振ってみます。

GM:OK、振ってください。


ルート:2d6+4 スカウト+知力で探索 (2D6+4) > 7[2,5]+4 > 11


リゼロ:あ、私は振りません。ルートが発見した手柄として譲っちゃう。

ルート:出番が貰えて助かる。(笑)

GM:分かりました。ルートは遺跡の入り口の階段がある事を発見します。

GM:また、階段の隅にコインが落ちているのが分かります。

GM:セージで宝物判定どうぞ。

ルート:振りますね。


ルート:2d6+3 セージ+知力 (2D6+3) > 3[2,1]+3 > 6


GM:古代のコインであるとこまで分かります。値打ちまでは分からなかったですね。

GM:ルートは〈古代のコイン〉というアイテムとして持ち物に入れておいてください。

ルート:了解です。

リゼロ:「すごいじゃない。値打ちものっぽそう」

ルート:「そう思って持っとくか」

リゼロ:「うん、まだまだありそうね。入ってみる?」

ルート:「帰路ではあったが、万全だしな。行けそうなところまで見てみるか」

リゼロ:「OK!そう来なくっちゃ!」

GM:誰も知らぬ未発見の遺跡にワクワクする二人。

GM:未知の宝の予感を胸に秘めて、二人は遺跡の階段への一歩を踏みしめました。


GM:遺跡の地下に入ると石室のような部屋が見えます。

GM:そして、前方に閉まった石の扉が2個ありますね。

GM:どうしますか?

ルート:片方の扉を押し開けようとします。

GM:はい。では、あなたが行動を起こそうとするとですね。後ろの階段の扉が閉まります。

リゼロ:「ぎゃっ!」後方にいたので驚きます。

リゼロ:一応、閉まった入り口を開けてみようと努力しますけど、開きますか?

GM:開きません。(断言)

リゼロ:「ルート!出口がしまっちゃったよ!」

ルート:「まだ生きてんのか、この遺跡……気を付けないとな」

GM:出口が閉まった途端。床に魔法陣が浮かび上がります。

GM:魔法陣からは、ゴブリン2体(すでに知っていることとする)が出てきます。

GM:戦闘を開始します。簡易戦闘でゴブリン2体は両方前方にいます。


《前方にルートが配置、後方にリゼロが配置》


GM:先制値は11です。

ルート:OK、まずは先制判定からだ。


ルート:2d6+5  先制 (2D6+5) > 6[3,3]+5 > 11


ルート:よし、ギリギリ先制は取った。

GM:お、たしかに同値ですね。ギリギリ。


GM:1ターン目を開始します。

GM:あなた達のターンです。宣言どうぞ。

ルート:ゴブリンAに攻撃!

GM:命中どうぞ。目標値は10。


ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 7[4,3]+5 > 12


GM:ゴブリンAに命中です。

ルート:回らないかなー、一撃で倒したい!(笑)

GM:回るといいですねー、どうぞー。(笑)


ルート:k25@11+6 ダメージ KeyNo.25c[11]+6 > 2D:[3,2]=5 > 4+6 > 10


《ゴブリンA  HP :16 → 8》


ルート:はい。

リゼロ:(残念そう……)

リゼロ:気を取り直して!次は私が、ゴブリンAに弓で打つよー!

GM:どうぞ!目標値は10!


リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 5[1,4]+7 > 12


GM:ゴブリンAに命中です。

リゼロ:次は、ダメージ!

GM:どうぞ。


ルート:k22@10+6 ダメージ KeyNo.22c[10]+6 > 2D:[6,6 5,3]=12,8 > 10,6+6 > 1回転 > 22


GM:クリティカル!

リゼロ:イエーイ!

ルート:イエーイ!


《ゴブリンA  HP :8 →−14 》


GM:−14になっちゃったよ。トホホ。

リゼロ:GMが途方に暮れてるよ。(笑)

ルート:俺じゃなくてリゼロがクリティカル。後衛の出目が良いと助かるね。


GM:気を取り直して、相手のターンです。ゴブリンBが、目標値10でルートに打撃攻撃してきます。

ルート:回避する。


ルート:2d6+6 回避 (2D6+6) > 10[6,4]+6 > 16


GM:回避成功!


GM:2ターン目です。

ルート:ゴブリンBを攻撃します。

GM:命中どうぞ。目標値は10です。


ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 7[2,5]+5 > 12


GM:あたりですね。ダメージどうぞ。

ルート:ダメージ決定、ころころー。


KeyNo.25c[11]+6 > 2D:[3,4]=7 > 6+6 > 12


GM:ゴブリンBの防護は2だから……。6に減ります。


《ゴブリンB HP : 16 → 6 》


ルート:期待値だし、こんなもんかな。

GM:続いてリゼロのターン。

リゼロ:はーい。ゴブリンBに対して射撃!

GM:命中どうぞ。目標値10です。


リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 7[4,3]+7 > 14


GM:あたりです。

リゼロ:ダメージ出します。(淡々と)

GM:どうぞ。


KeyNo.22c[10]+6 > 2D:[5,2]=7 > 6+6 > 12


GM:ゴブリンBは防護2なので、10食らって-4になりますね。


《ゴブリンB HP : 6 → −4 》


ルート:安定してる。弓もやっぱり強いな。

GM:パラッパラッパー!ゴブリン2体、倒すの成功です!

リゼロ:プレイヤーとして初ゴブリン退治、大成功!

ルート:戦闘勝利の達成感、やっぱりいいね!

GM:PCとしては何度目かのゴブリン退治のはずですが、初めてのような喜びようですね。(笑)

リゼロ:そりゃ初めてだし。(笑)


《戦利品:武器30G×2を手に入れた》


リゼロ:「楽勝じゃない」

ルート:「この程度なら慣れたもんだな」

リゼロ:「もうゴブリン退治なんて何度もやってるからねー」

リゼロ:「もっと手ごたえのあるやつが欲しいわ」

GM:(よし、難無くクリアしてくれたな)

GM:あなた方が談笑していると、ゴブリンを倒した魔法陣から宝箱が現れます。

ルート:「随分気前がいいな。少し警戒する」

リゼロ:「うん……開けてく?」

リゼロ:「無視してもいいと思うけど」

ルート:「罠が無いかだけみてみよう」

リゼロ:「任せるー」

GM:(結構警戒してるなー)罠感知判定どうぞ。


ルート:2d6+4 罠感知判定 スカウト (2D6+4) > 6[5,1]+4 > 10


GM:鍵もかかってない、罠もないと思いました。

ルート:(あ、これ何もないやつだ。でも、GMに乗っておこう)

ルート:「罠も無さそうだ。受け取ってください、と言わんばかりだな。開けてみるか?」

リゼロ:「私は開けたいかな。宝箱って言ったらそそるじゃない」

ルート:「よし、じゃ見てみるか」と言って開ける。

GM:開けてみると、1000g入ってますね。

ルート:「そこそこ大金だな」

リゼロ:「今日の報酬のゴブリン退治より高いわね」

ルート:「どうしようかな、これ」

リゼロ:「貰っとこうか…呪われてたりしないわよね」

ルート:「このくらいなら、嵩張ったりもしないだろ。貰っとこう」

GM:(クククッ……そうやって都合の良い報酬になれていけ)


GM:次のイベントに移ります。

GM:そしてあなた方が宝箱を見ていると、目の前の二つの扉が開きます。

GM:先ほどまで石で閉まっていた扉です。どちらかに向かわなければならなさそうです。

リゼロ:後ろは開かない?

GM:開きません。(断言)

リゼロ:「やれやれ、どうやら進むしかないみたい。どっちいく?」

GM:右か、左か。ですね

ルート:「特に理由はないが、左から行ってみるか」

リゼロ:「OK!」

GM:では、二人は左の道を進むことにしました。


《GMが一つカウントを増やした》


GM:左の道に進むとまた同じ構造の部屋ですね。扉が二つあります。

GM:そして先程と同様に、貴方達が入ると後ろの扉が閉ざされます。

リゼロ:「また、同じ。作った人はユーモアがないと思わないの?」

GM:(ユーモアがないだと!?)

ルート:「同じ構造だな、また何か出るのか」警戒します

GM:ルートが警戒すると、その通りになるように魔法陣が現れます。

GM:敵が二体現れますね。魔物知識判定しましょう。


ルート:2d6+3 魔物知識1 「今度はなんだ」 (2D6+3) > 5[3,2]+3 > 8


ルート:一体目は失敗か。影響無かったら良いけど。


ルート:2d6+3 魔物知識2 (2D6+3) > 9[3,6]+3 > 12


GM:一体目は分かりませんね。二体目はボルグです。弱点値は抜けてません。

GM:不明のモンスターは後方、ボルグは前方の乱戦にいます。


《前方にルートが配置、後方にリゼロが配置》


GM:戦闘に入ります。

GM:先制判定をどうぞ。目標値は11。


ルート:2d6+5  先制 (2D6+5) > 9[5,4]+5 > 14


GM:先制取りました。

ルート:よし、なんとか仕事した。


GM:1ラウンド目、そちらからどうぞ。

ルート:「くらえ!」ボルグに斧で攻撃。

GM:目標値は11。命中どうぞ。


ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 3[2,1]+5 > 8


GM:ルートの攻撃はボルグには当たりませんでした。

ルート:こういうこともあるよね。

GM:次はリゼロの番ですね。

リゼロ:「あたしの番!」不明の後方モンスターに《鷹の目》で射撃!

GM:了解です。命中どうぞ。


リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 9[6,3]+7 > 16


GM:命中です!

リゼロ:「いけー!」


リゼロ:KeyNo.22c[10]+6 > 2D:[3,5]=8 > 6+6 > 12


GM:不明のモンスターは3防護なので9点食らいます。


《不明のモンスター HP : 17 → 8 》


GM:敵のターン。不明のモンスターが、ルートにリープスラッシュを打ちます。

GM:精神抵抗をどうぞ。目標値は11です。


ルート:2d6+4  精神抵抗 (2D6+4) > 12[6,6]+4 > 16


ルート:おっと、自動成功だ。

リゼロ:やるじゃん。

GM:半減だが、ダメージは受けてもらう!

ルート:HP30あるし、大丈夫でしょ。


GM:k20@13+4 リープスラッシュ KeyNo.20+4 > 2D:[1,2]=3 > 1+4 > 5


ルート:切り上げで、3点食らうな。


《ルート HP : 30 → 27》


GM:(不明のモンスターは、フーグルマンサーだけどそろそろ最後になりそうだな)

GM:(ここからは、ボルグでルートを削がせていこう)

GM:(ピンチこそ、絆を強くすると信じてるぞ!PL!)

GM:ボルグの攻撃です。命中の目標値は11です。

GM:ルート、回避どうぞ。


ルート:2d6+6-2 回避 (2D6+6-2) > 10[4,6]+6-2 > 14


GM:(う~ん当たらない!)回避成功です。


GM:2ターン目。そちらのターンです。

リゼロ:あたしが先に後方の奴を《鷹の目》で狙うよ!

GM:どうぞ。目標値は10。


リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 9[3,6]+7 > 16


GM:あたりです。ダメージどうぞ。

リゼロ:いけ!


KeyNo.22c[10]+6 > 2D:[3,1]=4 > 2+6 > 8


《不明のモンスター HP : 8 → 3 》


GM:残りHP3かあ。後方の柔らかいの狙うなあ。

リゼロ:どうよ、私の射撃。

ルート:堅実さが頼もしい……!


GM:次は……。

ルート:俺の手番だな。ボルグに《必殺攻撃》で攻撃します。

GM:どうぞ、目標値は11です。


ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 11[6,5]+5 > 16


GM:あたりです。あ、必殺攻撃の式がどうだったか忘れてました。

ルート:じゃあ、とりあえず手動で。値を見るか。


ルート:2d6 (2D6) > 10[6,4] > 10


ルート:ヘビーアックスのクリティカル値は11。

ルート:必殺攻撃で、出目が+1されているから、これは回転してるな。


ルート:2d6 (2D6) > 8[3,5] > 8


GM:えーと、合計で何点のダメージだろう?

ルート:ヘビーアックスの威力25で見て、最初が9で、次が8点だから、17点ダメージ。

GM:防護点が3だから、14点食らう……あ!

リゼロ&ルート:あ?

GM:(ピンチにするための)私のボルグがほぼ瀕死に!

リゼロ:(私の?)

ルート:(ボルグ?)


《ボルグ HP : 23 → 9 》


GM:さて、敵のターンです。

GM:不明のモンスターはルートにリープスラッシュを打ちます。

GM:精神抵抗をどうぞ。目標値は11。

ルート:精神抵抗!


ルート:2d6+4  精神抵抗 (2D6+4) > 7[2,5]+4 > 11


GM:受動有利なので、半減ですね。だが……!

ルート:だが?

GM:ダメージは受けてもらいます!

ルート:いうとおもった。


不明のモンスター:k20@13+4 リープスラッシュ KeyNo.20+4 > 2D:[1,6]=7 > 5+4 > 9


GM:半減して、5点のダメージです。


《ルート HP : 27 → 22》


ルート:まあまあ減ったな。

GM:続いて、私のボルグの攻撃。ルートを狙います。目標値は11です。

ルート:2d6+6 回避 (2D6+6) > 5[2,3]+6 > 11

ルート:よし。「当たらないぞ!」

GM:むむ、同値回避ですね。


GM:3ターン目です。そちらからどうぞ。

リゼロ:あたしから「これがとどめだ!」と後方を打ちます。

GM:当てられればこっちの負けです。そして目標値は10です!


リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 7[1,6]+7 > 14


リゼロ:あたり!

GM:くっ、ダメージどうぞ。


KeyNo.22c[10]+6 > 2D:[4,4]=8 > 6+6 > 12


GM:やられた!防護3……-9突き抜けて、不明のモンスターは倒れました。


《不明のモンスター HP : 3 → −9 》


GM:一度も回避できないだと?手強すぎる。

ルート:「全弾命中、やるじゃん」

リゼロ:「へっへー!」

ルート:こっちも負けてられないな。ボルグに攻撃。


ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 5[2,3]+5 > 10


GM:残念だったな!目標値11で私のボルグに回避されました。


GM:敵のターンです。さあ、私のボルグよ!ルートへ打撃攻撃しろ!目標値11!

ルート:めっちゃ当てたそうにしてる(笑)


ルート:2d6+6 回避 (2D6+6) > 7[2,5]+6 > 13


GM:はあ……ルートは無事回避しました。

ルート:(残念そうだな)


GM:4ターン目ですね。そろそろ終わりか。

リゼロ:「あたしから打っていい?」

ルート:「頼んだ」

GM:では、リゼロ。私のボルグに攻撃どうぞ。目標値は11です。

リゼロ:なんかわかんないけど、射撃!射撃!


リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 9[4,5]+7 > 16


リゼロ:よし、当たり!ダメージだすね。

GM:ハイ……どうぞ。


リゼロ:KeyNo.22c[10]+6 > 2D:[4,2]=6 > 5+6 > 11


GM:防護3なので、残り9から8引いて残りHP1!しかしまだ生きてるぞ!?ボルグちゃん!


《ボルグ: HP : 9 → 1》


リゼロ:GMには悪いけど、ルートが止めさすから。

ルート:「止めを!」ボルグに攻撃します。

GM:ははは、こいよ!


2d6+5  命中 (2D6+5) > 5[2,3]+5 > 10


ルート:おっとこれは低い。同値か。

GM:同値回避!!当たらない!目標値11なので回避!


GM:4ターン目の敵のターンです。

GM:最後の力をふり絞り、私のボルグがルートを攻撃します。目標値は11!


ルート:2d6+6 回避 (2D6+6) > 6[5,1]+6 > 12


GM:まあ、回避ですね……。

ルート:そうですね……。


GM:5ターン目。そちらの番です!

ルート:あと一点なんだが……!ボルグに攻撃!

GM:目標値11!


ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 6[1,5]+5 > 11


GM:同値回避!!

ルート:ファイター3、器用2ってこんなキツいんだ。(笑)

リゼロ:「まだあたしがいる!」射撃で攻撃!


リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 4[2,2]+7 > 11


GM:こちらも同値回避!!私のボルグがまだ生きてるぞ!

ルート:同値か。GMの目が良い、あるあるだよね。

リゼロ:GMずるい!しぶとい!

GM:なら、当ててみせろ!


GM:5ターン目、””私の””ターンです。

ルート:ついに””敵の””ターンじゃなくなった。

GM:私のボルグの必死なルートへの攻撃。目標値11。


ルート:2d6+6 回避 (2D6+6) > 7[1,6]+6 > 13


ルート:回避した。(あっさり)

GM:おのれ、だがまだ生きてる。


GM:では、6ターン目。そちらのターンです。

ルート:ほんと、残り1点なんだが!倒すぞ。ボルグに攻撃!

GM:命中来いよ!目標値は11!


ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 7[5,2]+5 > 12

ルート:当たった!

GM:ぐあああああ!はい。ダメージどうぞ。


k25@11+6 ダメージ KeyNo.25c[11]+6 > 2D:[5,1]=6 > 5+6 > 11


《ボルグ: HP : 1 → −7》


GM:-7でボルグは「グガアアアア」と言って倒れます。

リゼロ:GMの断末魔が真剣で笑う。(笑)

GM:無事全滅させました。おめでとう。

リゼロ&ルート:「「やったぜ!」」


《戦利品:琥珀色の鱗90G×1と武器30G×1を手に入れた》


GM:あなた達が敵を全滅させると、また魔法陣から宝箱が出てきます。

リゼロ:「どうする?」

ルート:「また調べてみるか」

GM:判定どうぞ。


ルート:2d6+4 (2D6+4) > 5[2,3]+4 > 9


GM:鍵はないと思った、罠もないと思った。

ルート:開ける。

GM:5000g発見した。

リゼロ:「破格ね。これで、6000g」

ルート:「随分多いな。どういう趣味で置いてあるんだか」

GM:(だいぶ警戒せずに、慣れてきてるな)

GM:あと、左の扉と右の扉が開いています。

リゼロ:「また二択ね。どうする?どっち行く?」

ルート:「まぁ、まだ進めるとは思うけど。勘だな」

リゼロ:「どっちがいいって勘は言ってる?」

ルート:「次は右にしよう」

リゼロ:「おk!」


《GMが一つカウントを増やした》


GM:右に進むと。また同じ部屋が広がっています。扉が二つ、後ろの扉が閉まり。

GM:そして……(音楽が深刻な曲に代わる)

GM:魔法陣がまた現れます。貴方達より強そうな魔物です。

GM:魔物知識判定どうぞ。


ルート:2d6+3 魔物知識 (2D6+3) > 5[1,4]+3 > 8


GM:では、分かりませんでした。

GM:ルートは汎用蛮族語がわかるね?

ルート:はい。

GM:じゃあ、モンスターが話しかけてきます。

ケパラウラ(読者への開示):汎用蛮族語「なんだ、こんなところに」

ケパラウラ:「虫けらが、うろちょろするんじゃねえ」

ルート:汎用蛮族語「(強そうなヤツだな)ここ、お前の、家か? 出られるなら、出ていく」

ケパラウラ:「出られなんかしねえよ。ここは魔剣の試練の場だ」

ケパラウラ:「俺を越えられなきゃ、お前達は死ぬだけさ」

ケパラウラ:「じゃあ、死んでもらおうか」

ルート:「そんなことだろうと思った!」


GM:戦闘に入る雰囲気です。言いたいことありますか?

ルート:「リゼロ、どうやらここを抜けなきゃいけないみたいだ。アイツは強そうだ。気を引き締めてかかろう」

リゼロ:「うん、大丈夫。ルートについていく!」

GM:では戦闘開始です。ケパラウラは1体前方にいます。

ルート:まずは先制判定からだな。

GM:こちらの先制値は13です。


ルート:2d6+5  先制 (2D6+5) > 7[5,2]+5 > 12


ルート:届かない!なら、俊敏の指輪を割ります。

GM:OKです。先制取れました。


GM:1ターン目、そちらからです。


ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 6[1,5]+5 > 11


ケパラウラ:2d6+6 回避 (2D6+6) > 8[6,2]+6 > 14


GM:回避されました。

ルート:「くそっ 早いな」

リゼロ:「あたしに任せて!」


リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 3[2,1]+7 > 10


ケパラウラ:2d6+6 回避 (2D6+6) > 9[3,6]+6 > 15


GM:両方とも回避されました!

リゼロ:強くない?先制の意味がなくなっちゃった!

ルート:指輪分の恩恵なくなったな……強敵だ。


GM:敵のターンです。

GM:ケパラウラ(読者への開示)はファイア・ウェポンを自身の爪にかけます。

GM:ケパラウラは余裕の笑みを浮かべています。


ケパラウラ:2d6+8  行使判定(2D6+8) > 7[2,5]+8 > 15


《 ケパラウラ   MP : 41 → 37》


GM:2ターン目、そちらのターンです。

ルート:そいつに《必殺攻撃》宣言で攻撃。


ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 7[2,5]+5 > 12


ケパラウラ:2d6+6 回避 (2D6+6) > 2[1,1]+6 > 8


GM:あ、回避は自動失敗だから当たるね。

GM:必殺攻撃はちょっと式準備するから、今は手動で。

ルート:(PL)ありがとう、ダイスボットはまだ慣れないので助かります。

リゼロ:(PL)ダイスボットの数値、難しいよね。


ルート:2d6+1 必殺攻撃(2D6+1) > 3[2,1]+1 > 4


ルート:(PL:後日談)実はこのセッションのこの後の展開を多少知っていたが、ロール的にもここで《運命変転》で回転させておけばよかったと後悔。

ルート:ヘビーアックスの表で出目4はダメージ4、追加ダメージ+5で9点のダメージ。

GM:9だと防護点4なので、5点貰います。


《 ケパラウラ :HP : 48 → 43》


ケパラウラ:「ぬるいぬるい」

リゼロ:「あいつ、全然効いてない……!」

リゼロ:ケパラウラに射撃します。

GM:どうぞ。


リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 5[4,1]+7 > 12


ケパラウラ:2d6+6 回避 (2D6+6) > 7[5,2]+6 > 13


GM:あたり……ません!


GM:敵のターンです。

GM:ケパラウラは爪でルートを攻撃します。

ケパラウラ:「オラァッ!!」


ケパラウラ:2d6+8 牙(毒) 命中 (2D6+8) > 6[4,2]+8 > 14


ルート:2d6+6-2 回避 (2D6+6-2) > 7[5,2]+6-2 > 11


GM:命中!爪の毒攻撃があります。生命抵抗どうぞ。目標値14。


ルート:2d6+6  生命抵抗 (2D6+6) > 10[4,6]+6 > 16


ルート:セーフ。

GM:抵抗されました!ダメージ出します。


ケパラウラ:2d6+7+2 ダメージ ファイアウェポン (2D6+7+2) > 6[1,5]+7+2 > 15


ルート:「ぐぅっ!」防護点8で軽減して7点。


《ルート HP : 22 → 15》


GM:3ターン目、追いつめられてますね。そちらのターンです。

リゼロ:「この!この!この!」

リゼロ:ケパラウラに射撃します。

GM:どうぞ。


リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 5[3,2]+7 > 12


ケパラウラ:2d6+6 回避 (2D6+6) > 6[3,3]+6 > 12


GM:同値回避。当たりません!

リゼロ:「どうして……!」絶望しそうだよ!

ルート:結構きついな。俺からも攻撃だ。


ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 4[3,1]+5 > 9


ルート:当たれ!


ケパラウラ:2d6+6 回避 (2D6+6) > 7[4,3]+6 > 13


GM:当たら……ないっ!(当てるにはこちらの自動失敗しかない数値なのだが)


GM:敵のターンです。

GM:このケパラウラは《鷹の目》もちです。

リゼロ:うそでしょ。

ルート:ということは?

GM:後方のリゼロに向かってファイアーボールを放ちます。


《 ケパラウラ MP : 37 → 29 》


GM:2d6+8  行使判定(2D6+8) > 4[3,1]+8 > 12


リゼロ:2d6+6 精神抵抗 (2D6+6) > 7[1,6]+6 > 13


ケパラウラ:k20@13+8 ファイアーボール KeyNo.20+8 > 2D:[5,2]=7 > 5+8 > 13


リゼロ:「きゃぁあああああああ!!!!」

ルート:「リゼロ!!!」


《リゼロ:HP : 25 → 18》


GM:4ターン目。(これは負けるかな……)

リゼロ:「撃たなきゃ……やられる!」

リゼロ:ケパラウラに射撃します。


リゼロ:2d6+7 射撃・命中 (2D6+7) > 3[1,2]+7 > 10


ケパラウラ:2d6+6 回避 (2D6+6) > 7[6,1]+6 > 13


GM:当たりません。

ルート:「リゼロを守る!」ケパラウラに必殺攻撃で攻撃!


ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 11[5,6]+5 > 16


ルート:高い!いけるか?


ケパラウラ:2d6+6 回避 (2D6+6) > 10[4,6]+6 > 16


GM:おしい!同値回避!


GM:敵のターンです。

GM:ケパラウラは、また無慈悲にファイアーボールをリゼロに撃ちます。


《 ケパラウラ : MP : 29 → 21》


ケパラウラ:2d6+8 行使判定(2D6+8) > 10[4,6]+8 > 18


リゼロ:2d6+6 精神抵抗 (2D6+6) > 8[3,5]+6 > 14


ケパラウラ:k20@10+8 ファイアーボール KeyNo.20c[10]+8 > 2D:[2,2]=4 > 2+8 > 10


《リゼロ : HP : 18 → 8》


リゼロ:「か、回復しなきゃ」ポーション+1使います。

GM:どうぞ。


リゼロ:k20@13+4+1 ポーション+1 KeyNo.20+5 > 2D:[3,5]=8 > 6+5 > 11


《リゼロ :HP : 8 → 19》


リゼロ:「何とか持ちそう……ルート、頑張って!」

ルート:「ああ」ケパラウラに攻撃します。


ルート:2d6+5  命中 (2D6+5) > 7[6,1]+5 > 12


ケパラウラ:2d6+6 回避 (2D6+6) > 7[6,1]+6 > 13


GM:あたら……ない!

ルート:相手の期待値に出目9必要なのキツいな。


GM:敵のターンです。(ワンちゃん生き残れるけど、間違えたら死ぬな)

GM:ケパラウラは毒の爪でルートを攻撃します。


ケパラウラ:2d6+8 牙(毒) 命中 (2D6+8) > 11[6,5]+8 > 19


ルート:19か……!厳しい。


ルート:2d6+6-2 回避 (2D6+6-2) > 7[3,4]+6-2 > 11


ルート:数値で負けてる相手からの出目11だから、自動成功以外で避けれないか。

GM:生命抵抗どうぞ。目標値14。毒のダメージ6点が追加されます。

ルート:せめてこれは防ぎたいが……!

リゼロ:私、祈るから!


ルート:2d6+6  生命抵抗 (2D6+6) > 4[1,3]+6 > 10


GM:ダメージ出します。(死んだかな……??)

ルート:ダメだったか。

リゼロ:ルート!


ケパラウラ:2d6+7+2 ダメージ ファイアウェポン (2D6+7+2) > 9[3,6]+7+2 > 18


GM:ケパラウラの毒ダメージ6+18で24点のダメージ。

ルート:8点防護点をひいて、16点のダメージを受けるかな。

ルート:ここに《運命変転》切れば耐えられるけど、その後に大きいダメージくらうと生死判定で死にかねない。これは負けたなぁ……。


《ルート:HP : 15 → -1》


ルート:生死判定。


ルート:2d6+6  生命抵抗 (2D6+6) > 5[1,4]+6 > 11


ルート:うん、生きてる。

リゼロ:(ほっ)


GM:ルートの意識は途絶え、力尽きてその場に崩れ落ちます。

GM:ルートが倒れると、魔法陣の中にケパラウラが消えていきます。

GM:戦闘終了です。


リゼロ:「ルート!!ルート!!!!」

GM:駆け寄ってみると、ルートの息はまだありますね。

リゼロ:ほっとして「今回復してあげるからね」

リゼロ:めそめそと泣きながら、リゼロが薬草を使って回復します。


リゼロ:k10@13+5 救命草 KeyNo.10+5 > 2D:[3,6]=9 > 5+5 > 10


《 ルート : HP : -1 → 9》


リゼロ:k10@13+5 救命草 KeyNo.10+5 > 2D:[3,2]=5 > 2+5 > 7


《 ルート : HP : 9 → 16》


リゼロ:k10@13+5 救命草 KeyNo.10+5 > 2D:[3,2]=5 > 2+5 > 7


《 ルート : HP : 16 → 23》


リゼロ:k10@13+5 救命草 KeyNo.10+5 > 2D:[4,5]=9 > 5+5 > 10


《 ルート : HP : 23 → 30》


ルート:全快した。ありがとう、リゼロ。

リゼロ:いいよ。

リゼロ:GM、自分にも救命草使います。

GM:どうぞ。


リゼロ:k10@13+5 救命草 KeyNo.10+5 > 2D:[5,4]=9 > 5+5 > 10


《 リゼロ : HP : 19 → 25》


GM:これで全快かな。

リゼロ:だね。

ルート:そうだね。救命草を沢山使わせちゃったな。


GM:では、リゼロの必死の看護で、意識の回復する所まで持ち直しました。

GM:そして、扉が二つ開いています。

ルート:「リゼロ……?」

リゼロ:「ルートが気絶した後、あいつがいなくなって……私、必死に、呼びかけて!」

リゼロ:「起きないかと思った……!」ぐすぐす泣いています

ルート:「…すまない、リゼロ。勝てなかった」

リゼロ:「うん、怖かった……」

ルート:「君を守り切れなかった……」

リゼロ:「いいよ、生きてくれてるだけで」しがみついてます。

ルート:「怖がらせちゃったねごめん」

ルート:強く抱きしめ返します

リゼロ:「どこにもいかないで、ルート」

ルート:「リゼロ……どこにも、いかないよ」

リゼロ:「無事でよかった」

ルート:「君も無事でよかった」

GM:二人はしばし、この部屋で休息を取ることにしました。


GM:二人が目が覚めると。まあ、室内はそのままですね。

GM:後ろは閉まっており、前には二つの左右の扉があります。

リゼロ:「ふぅ、次の戦闘、覚悟決めないとね」

ルート:「そうだな。負けるつもりはないが……それでも」

リゼロ:「うん。よし、じゃあ……どっち行こうか?」

GM:左 か 右か

ルート:「せめて、何か手掛かりでもあればな」

GM:特に何もなさそうですね。

ルート:「どっちに行っても似たようなものなら」

ルート:「リゼロも、選んでみないか。どうなっても恨まないから」

リゼロ:「わかった」

リゼロ:「じゃあ……左にしよっか」

ルート:「了解」


《GMが一つカウントを増やした》


GM:さて、左の部屋に行くと。文字通り後ろの扉が閉まります。

GM:そして、目の前には二つの左右の扉があります。

GM:ですが、魔法陣がありません。

GM;ただ、魔法陣の無い床にはこう書かれています。


GM:<最も多くの選択に祝福を与えん>


ルート:「最も多くの選択、か」

リゼロ:「私たち、何を選択してたっけ」

ルート:「この遺跡の中での事なら……扉か?」

リゼロ:「たしかに、二つの選択ばっかりだったね」

リゼロ:「どっちがどっち選択してたっけ」

ルート:「最初の部屋、左の部屋、右の部屋」

ルート:「いま来たのが、リゼロの選んだ、左の扉」

リゼロ:「じゃあ、左2、右1?」

ルート:「もしかすると、いい手掛かりかもしれない」

リゼロ:「うん」

GM:この部屋の右と左の扉はもう開いています。

ルート:そうなのか。二つに一つだな。

リゼロ:「どうしよう。多い方にかけてみる?」

ルート:「都合よく解釈してみるか。どうせ、それしかないからな」

リゼロ:「わかった。じゃあ、左に行くね」

ルート:「良いと思う。行こう」



GM:目の前には財宝に囲まれた、魔剣が浮かんでいました。

GM:魔剣は何も言わずに佇んでいます

GM:しかしふと貴方達の脳内に声がかかります。


”試練を乗り越えし者よ”

”汝ら我の力を求めるか”

”それとも、財宝を持って帰るか”


ルート:「あの魔物が言ってた、ここが魔剣の迷宮って本当だったのか……」

リゼロ:「試練には負けた気がするのだけど」

ルート:「だな。悔しいが、歯が立たなかった」

GM:”我を手に入れなければ、今お前たちが持っている財産はそのままでここから出してやろう”

GM:”我を手に入れれば、財宝は消え、我はただの剣となり迷宮も消える”

リゼロ:「6000Gあるけど……どうする?」

ルート:「俺は、試練には打ち勝てなかった」

ルート:「魔剣よ。お前に問いたい。俺がお前を手にしても、俺は一生後悔するだろう」

ルート:「それは、使い手を選ぶ魔剣にとっても、誇らしくはないだろう。違うか?」

GM:"我の魔剣の銘は”選択” お前が後悔の道を選択するというのなら それもまた選択”

ルート:「――!」

ルート:「俺は、もっと強くなりたい」

ルート:「ここでの後悔は、忘れたくない」

ルート:「魔剣よ、俺は、お前を望む」

GM:”さようか、我を取ると良い。お前の選択を我は祝福しよう”

ルート:魔剣に向かう前に、リゼロに「ごめんな、リゼロ。財宝なくなっちゃうけど」

リゼロ:「いいよー!冗談みたいに財宝があってもね」

リゼロ:「それも選択だよ」

ルート:「ああ。俺達の選択」

ルート:魔剣を手にしようと、手を伸ばします。

ルート:「ずっと付いてきてくれて、ありがとうな」

リゼロ:「うん。これからも一緒だよ」

ルート:「"選択"の魔剣を、手に取ります」

GM:魔剣を取るとキラキラと財宝が結晶化していき、周りの風景が変わっていきます。

GM:そして、貴方達の気も少し遠くなり。

GM:気が付けば、最初の遺跡のところにいました。

GM:先ほどの魔剣の迷宮があった階段はどこにもありません。

GM:ただ、ルートの手にはあの魔剣が握られているのでした。

GM:セッション終了です。


GM:おつかれさまでした。

PL:お疲れさまでした!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

《セッション名:選択の魔剣》

報酬経験点:1100点

名誉点:10点

ゴブリン退治の報酬:PCそれぞれに600g

はぎ取り報酬:180g

特別報酬:選択の魔剣(成長振り直し権1回付与)

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