3月26日 カチューシャの唄の日
呼び込みをかけてる白黒の衣服を着た女性たちを見て、私は数回うなずいた。
「首尾はどうにゃん? 操った者たちはどうなった?」
「なんとか形にはなりました」
部下はその者たちの頭をこちらに見せる。我々ペトモソ星人が擬態しきれなかった頭の形が、髪飾りという形で頭に乗っていた。これで我々も少しは目立たなくなるだろう。
「こ奴らの喋り方が気になるな」
「どうも我々の地球語のなまりをコピーしてしまったようですきゅん」
私は少し考える。
「もうそういうキャラにしてしまおう。名前はなんにしたにゃん?」
「メイドですにゃん」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます