第3話 食生活
ダイエットダンスを始めて1ヶ月くらい経っただろうか。私は今日も日課の体重測定に臨んでいた。ピピ!という音と共に表示された体重は、、、
93キログラム!だった。
いい感じだ、この調子なら服のサイズが落ちるのも時間の問題だろう。現在は着られる服が普通のお店にはなかなか売っておらず、自分に合った物は見つけるのにかなりの時間がかかる。だが、これなら、、、!
私は日課にしていた夜食に目を付けた。これを無くせば、あるいは減らせば、もっと痩せるのではないか、と。そうとなれば早速実行だ!私は普段の夜食を絶ってみることにした。その分夕食は早い時間に多めに取った。そんな生活を続けてさらに1ヶ月、、、
90キログラムゥゥ!
絶好調ではないか。勢いづいた私は間食も全て絶ってみた。そしてさらに毎日のダンスを10分程度から、さらに10分追加、さらにさらに10分追加、合計30分行うことにした。そして、そんな私を見て、母はこんな提案をした。
「米の代わりにキャベツはいかが?」と、、、
「オートミールっていうのもあるよ」と、、、
熱を通したキャベツは驚くべきことに、カレーやマーボー豆腐と特に相性が良く、みずみずしくシャキシャキとした食感は新鮮で美味しかった。また、オートミールなる物も試してみた。それは適度に水を加えると米のような食感になるとうたった米粒大の粒だった。私はそれを使ってチャーハンを作り出した。
美味い、、、!
米の代わりにオートミールを使ったチャーハンは、とても美味しく、その粒々の食感が心地良かった。私はその日から、米をほとんど絶った生活を送ることになった。
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