第22話

翌朝起きていつも通りに準備して

孤児院を、出る前に


「シスター今までお世話になりました!

ありがとうございました!!

これみんなで食べてください!」


といいながら昨日買った

普段孤児院で食べてるよりちょっと

いいお肉をシスターに、渡した


「ありがとうエスタ

またこの孤児院に遊びに来てね

みんなで待ってるわ」


「うん!

また遊びに来るよ!」


そうだ

僕はまだこの街にいるんだからいつでも

遊びに来れるんだと思って

元気に返事をした


「じゃあシスター

いってきます!!!」


そう言って孤児院を飛び出した

僕はとりあえず宿を探す事にした


宿の中でダンと話せるように

個室の宿だ


個室の宿の相場は銅貨15枚

結構な出費だけど冒険者になって初めての仲間だし薬草探しもダンの力が大きい!!


ということでボロボロな宿屋の個室に決めた

ボロボロで安いからなのか

相場の約半額の銅貨7枚で泊まれることになった


宿主は愛想のいいおじいさんだった


宿に使わない物を置いて北の草原に向かう


いつも通り薬草採取をしながら


「ダン、明日は西の森に行ってみようか?

ここはいっぱい取って少なくなってきちゃったからね」


「エスタが行きたいところに行けばいいよ」


ダンのOKも出たし

明日は西の森に行こう!!


西の森はレッドマウスが北の草原より多いけど初心者でも比較的安全な場所らしい


そんな話をしながら薬草採取を続けて

日が暮れた頃に街に戻りご飯に安いパンを買って宿に戻った


「ただいま戻りました!」


声をかけると愛想のいいおじいさん宿主が出てきた



「あぁエスタくんおかえり

これ部屋の鍵だよ

ゆっくりおやすみ」


「はい!

ありがとうございます!!

おやすみなさい」


この宿は外出時に鍵を預けて帰ってきたら鍵を受け取ることになってる

鍵の紛失を防ぐためだそうだ


僕は部屋に戻ってダンと2人で固いパンを食べて寝た


今日の成果

薬草46本(未換金)


残金

銅貨23枚(薬草換金したら銅貨55枚)


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