第3話

ガイアは、サクッとゴブリンを倒した


目の前にいたゴブリンが消滅して、ゴブリンの死体とゴブリンの棍棒×2が自動収納袋の中に収納された…


『どうだ。分かったか?』

「はい」

『今回の実戦は、相手を倒すのに慣れる事を目的にしている。相手の強さは関係ない』

「はい。分かりました」

『今度は惑星イヴの常識を教える』

「はい。宜しくお願いします」


惑星イヴの常識

普通レベル1に対して、ステータスは10倍である。が、呪いや特殊な事があると10倍以下になる事がある。

始神アダムや女神の恩恵を持っている者は、レベル1に対して、ステータスは100倍である。が、ガイアの場合恩恵が26もある為、異常な事になっている。

レベルのある生き物のレベルの上限は、5000だが、特別に大天使だけ9999が上限である。特殊な個体が10体いて、55555が上限である。更に特殊な個体が2体がいるが、99999が上限である。

人の現在の最高レベルは、2500のSSランク冒険者で、日々活躍しているCランク冒険者の平均が1000以下である。それ以上のレベルは、達人で強者である。

今まで、レベル5000になった人はいない。

冒険者として生きていくなら、パーティーを組む事、パーティーは最大8人までなので、仲間を増やし8人で臨む事が望ましい。

人が日々普通に暮らしていけるお金は、金貨30枚程度で1か月暮らしていける。

お金の事だが、銅貨10枚で銀貨1枚と同じ、銀貨100枚で金貨1枚と同じ、金貨1000枚で白金貨1枚と同じである。

惑星イヴには、奴隷制度がある。奴隷には、3パターンの奴隷がいる。借金奴隷、敗戦奴隷、犯罪奴隷。

仲間を増やすなら、犯罪奴隷以外の奴隷がお勧めである。

従魔契約できる魔物(モンスター)のみ、魔物(モンスター)を仲間にする事ができる。従魔にした魔物はパーティーの人数には含まれない。

ダンジョンは、SSS、SS、S、A、B、C、D、E、Fのランクがあり、現在発見されているダンジョンは、A〜Fまで、踏破されているダンジョンは、B〜Fまでである。

が、ガイアは、法の女神テミスから全ダンジョンの場所と攻略情報を聞いている。

ダンジョンは10階、20階、30階と10階ごとにボス部屋しかない階層がある。ボスの部屋の前は安全地帯になっている。ボスを倒すと1階に帰れる移転装置が現れる

ダンジョンで出る魔物(モンスター)は、倒すと魔石をドロップするが、死体は消えて残らない。フィールド(道や森の中、洞窟や海の中など)で出る魔物(モンスター)は、死体が残り魔石をドロップしない。

ダンジョンでドロップした魔石は、魔道具に使用する為、レアな魔石ほど高値で取り引きされている。

その為、冒険者はダンジョンに篭る事が多い。惑星イヴはダンジョンが多いので、冒険者になる者が後を立たない。

魔物は、通常ドロップ品とレアドロップ品があるが、弱い魔物はレアドロップ品がなかったり、強い魔物は通常ドロップ品がない事もある。

通常ドロップ品は、必ずドロップする。

レアドロップ品は、少ない確率でドロップする。

ガイアは、レアドロップ品を持っている魔物から、レアドロップ品が2個必ずドロップする。

怪我をしたら、その都度必ず回復する様に。


『では、最後にもう一度実戦して訓練を終了とする。ゴブリンより強いから、気を引き締めて臨む様に』

「はい。分かりました」


戦闘の女神カーリーが、再び指を鳴らすと目の前にゴブリンキングが現れた


「鑑定!」


ゴブリンキング

【LV】1500

【HP】15000

【MP】15000

【攻撃】15000(+1000)

【防御】15000

【魔攻】15000

【魔防】15000

【俊敏】15000

【知能】15000

【幸運】15000

【装備品】ゴブリンキングの斧

【ドロップアイテム】

通常 なし

レア ゴブリンキングの斧


「つ、強い!…はっ!!」


ガイアは、ゴブリンキングを一瞬で切り裂いた

ゴブリンキングの死体と、ゴブリンキングの斧×2が、ガイアの自動収納袋の中に収納された


『…合格だ。もう少し手こずると思ったが…ゴブリンキングは、Sランク冒険者か、Aランク冒険者のパーティーで討伐する相手だ。もうガイアはSランク冒険者以上の強さがある。だが、常に万全の状態とは限らない。常に気を引き締めて臨む様に』

「はい。ありがとうございました」


こうしてガイアは、無事戦闘訓練等を終えた

24人の女神達は、各自管轄する惑星に帰っていった

ガイアは24人の女神達にお礼と握手をした

最後に抱きしめられたが…


本当にお世話になりました

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る