僕が過去に戻ったのは、きっと教師だったから
たなかみづき
プロローグ
*
僕が「教師」という職業に就くことになったのは、決して何かに憧れていたからなんかじゃない。全てが信用できなかっただけだ。
子ども達と特別仲が良い訳でもないし、憧れの先輩や、可愛い後輩なんかも別にいない。毎日のように残業をし、精神的に疲弊していた。職員室ではいつも一人だし、そうなるように仕向けていた。
だけど、明確な目標だけはある。そのためにこの道を選んだんだ。
僕が今まで、襲われて、触れて、見たものを根絶するために、僕は教師になったんだ。
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