誰にも止められない!?これはチート?そんな生易しくない。だって神だもんwww

エイル

俺は悪くないのに何故か世界が何度も滅ぶのだけど、どうしたらいい?

「おい見ろよ、まるで惑星がゴミのようだ」

「大地がぁ!海がぁ!」

 

 どうしてこんな事になったのだろう?僅か数時間前までこんな事になるなんて思ってもいなかったのだ。

 

 俺はワイバーンを操る秘技を代々受け継ぐ竜騎士だ。

 

 そして今日も相棒と空に隣国の監視のために舞い上がる。竜騎士なんていっても所詮はワイバーンは亜竜なので正確には竜種ではないが細かいことは気にするな。だって亜竜騎士とか弱そうだろ?

 

 もちろん武器は投擲槍と弓だ。鉄砲を馬乗で撃つやつがなんちゃって竜騎士を名乗っているがあれこそ偽物だ。

 

 俺は意味もなくふと、宇宙そらを見上げる。そして雲の隙間になにか巨大な球体を見つける。

 

「なんだ?」

 

 それはみるみる大きくなり遥か彼方の隣国の支配する大地に激突し、母なる岩盤を熔解させさらには気化させる。僅かに見えていた海は立ち上がり津波となる。


 隣国は生命を冒涜し他国民を、実験台するどころか兵士に改造して送り込み、身内殺しをさせる最低最悪なくにだ。消し飛んで嬉しいのだが物事限度がある。

 

「大地がぁ!海がぁ!」

 

 俺は全力で叫ぶが、相棒のワイバーンは衝突地点から真反対に全速力で飛んだ。それでも真下の大地がひび割れ溶岩が噴出している。そして数時間と持たず惑星のコアに隕石が到達して大爆発を起こした。

 

「おい見ろよ、まるで惑星がゴミのようだ」

 

「ヤリ過ぎだぞ。罪のない惑星を壊すなよ。手加減してやれよ」

 

「いやーちょっと隕石が大きすぎたか。神罰ヤリ過ぎて、惑星が無くなってしまったなwww。やり直そ」

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 どうしてこんな事になったのだろう?僅か数瞬前までこんな事になるなんて思ってもいなかったのだ。

 

 俺はワイバーンを操る秘技を代々受け継ぐ竜騎士だ。

 

 そして今日も相棒と空に隣国の監視のために舞い上がる。竜騎士なんていっても所詮はワイバーンは亜竜なので正確には竜種ではないが細かいことは気にするな。だって亜竜騎士とか弱そうだろ?

 

 もちろん武器は投擲槍と弓だ。鉄砲を馬乗で撃つやつがなんちゃって竜騎士を名乗っているがあれこそ偽物だ。

 

 俺は意味もなくふと、宇宙そらを見上げる。そして雲の隙間になにかとてつもなく速い物が大地へ消えていく。

 

「なんだ?」

 

 相棒のワイバーンが反転しようしたが、そこで惑星が蒸発した。

 

「おい見ろよ、まるで惑星がゴミのようだ」

 

「お前バカか?なんでさっきよりも酷いことになってる?」

 

「小さくても、光速なら国を吹き飛ばせる予定だったんだ。まさか惑星が蒸発するとはwww」

 

「神なんだから仕事は真面目にやれ」

 

「分かってる。さてと、やり直そ」

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 どうしてこんな事になったのだろう?僅か数ヶ月前までこんな事になるなんて思ってもいなかったのだ。

 

 俺はワイバーンを操る秘技を代々受け継ぐ竜騎士だ。

 

 以外略していいよな?何故か必要ない気がするんだ。

 

 俺は意味もなくふと、宇宙そらを見上げる。そして雲の隙間にもう一つの太陽が見える。

 

「なんだ?」

 

 相棒のワイバーンが反転しその場から逃げる。やばいのは俺も分かったから、帰還し国に報告した。もっとも既に気が付いておりてんやわんやしていた。それ以上は、遥か彼方の宇宙そらの事なので何も出来なかった。

 

 太陽が増えたからか、原因は不明だが毎日どんどん暑くなった。そんな数週間は確かに太陽は大きくなっていた。


 木も草も燃えるほど熱くなり地下に逃げ込み僅かばかりの人々が生き残るだけとなった。

 

 いつの間にか少しづつ二つの太陽は小さくなっており、どんどん暗くなった。気温は下がり元に戻るかと思ったりもした。

 

 しかしながら無情な事にどんどん太陽は小さく暗くなり続けた。そして終には海も川も大地も氷つき始めていた。空から世界の惨状見て俺は叫ぶ。

 

「大地がぁ、海がぁ!俺達が何をしたって言うんだ!!」


 俺のため八つ当たりも虚しく凍りついた世界に響くだけであった。

 

「おい見ろよ、まるで惑星がゴミのようだ」

 

「おい、爆発してないから仕事したと思ったら何だこれは?」

 

「予想外に太陽を召喚しても、太陽の重力に引き込まれないと分かったぞ。惑星はスイングバイして恒星系やめて浮遊惑星になったけどなwww」

 

「お前アホだろ?これをやるから、やり直せよ。それで上手くいくぞ」

 

「任せろ。それで仕事をしてくる探求してくる。やり直そ」

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 どうしてこんな事になったのだろう?僅か数時間前までこんな事になるなんて思ってもいなかったのだ。

 

 こう謎の既視感があるのだがなんだろうか?

 

 俺は意味もなく、しかし不安にかられてふと、宇宙そらを見上げる。そして雲の隙間になにか黒い歪みがある。

 

「なんだ?」

 

 相棒のワイバーンが反転しようしたがそんな暇もなく、歪みに大地と海、そして大気が凄まじい勢いで吸い込まれており逃げられない。

 

「大地がぁ、海がぁ!なんでこんなことに!?」

 

 俺は叫ぶ頃には惑星は途轍もなく圧縮されて消え去っていた。

 

「おい見ろよ、惑星がゴミのようだ」

 

「何がゴミだよ!ブラックホールじゃないか!何をした?」

 

「お前の渡してくれたいい感じの隕石を質量そのままに極限まで半径を小さくしてから神罰の国に落としただけだ。ブラックホールになって惑星を吸い込んだけどなwww」

 

「なんでそんなことを思いつくんだよ!神力の無駄遣いするなよなぁ。兎に角お前は真面目に仕事をしろ!この隕石をそのまま普通の速度で落とせ分かったな?」

 

分かった、分かったまだ遊びたりないぜ、やり直そ」

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 どうしてこんな事になったのだろう?僅か数時間前までこんな事になるなんて思ってもいなかったのだ。

 

 いや、なんかヤバい事になる予感がするな。

 

 俺はがむしゃらに安心したくて、宇宙そらを見上げる。そして雲の隙間になにか黒いたくさん点がある。

 

「やっぱりか」

 

 相棒のワイバーンが反転し、全力で逃げ続けた。相棒は祖国も通過して逃げた1時間。響き出すと爆発音が終わることなく世界に轟く。

 

「大地がぁ、海がぁ!もうやめてくれ〜!!」

 

 空は巻き上げられた粉塵で曇り、大地は繰り返される衝突で抉れており、岩盤層を突破されそうだ。

 

 海水は抉れたクレーターへ流れ込み露出したマグマに触れて水蒸気爆発を起こす。そこに追加の隕石が降り注ぎ続ける。何百発と同じ所に受ける隕石に耐えきれず惑星は大爆発を起こした。

 

「おい見ろよ、まるで惑星がゴミのようだ」

 

「なんで、あの隕石を普通の速度で落とす条件でこうなる?」

 

「ん?一個にしろとは言われてないからな。ハーハハハ!!」

 

「・・・お前マジの天災だな」

 

「褒めるな、俺が天才なのは分かりきった事だろう?」

 

「ムカつくやつだな。天災だ。聞き間違うなよ。褒めてないぞ。次はこの隕石をそのまま、普通の速度で!!一個だけだ!!分かったな?」

 

「もちろんだ。任せろまだ探求するぜ。やり直そ」

 

「不安すぎるがもうやりようはないだろし、安心だな」

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 どうしてこんな事になったのだろう?僅か数瞬前までこんな事になるなんて思ってもいなかったのだ。


 嫌な予感がして上に視線を向けたと同時に凄まじい輝きが視界を奪う。

 

 相棒のワイバーンが反応する暇もなく、惑星が蒸発した。

 

「おい見ろよ、まるで惑星がゴミのようだ」

 

「なんでだよ!!蒸発して大爆発するだよ!おかしいだろうが!!」

 

「ん?落とす隕石とあの惑星の海の一部を拝借して核融合反応を大気圏で起こしてみたが?」

 

「・・・お前全く同じ座標に二つ同時に召喚して原子核を融合させたのか?」

 

「おおー分かってくれたか!なかなかりかいあるな秩序神よ」

 

「もういい!!お前の成果にしてやるからもう俺がやる!お前邪神すぎるだろ?」

 

「なに言ってんだ?俺は探求神だぞ?」

 

「マッドサイエンティスト系だったか。これも俺の仕事かぁ。やり直すから惑星に手を出さずに見てろよ」

 

じゃ仕事は任せる遊ばないとは言ってないぜ


 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  

 

 どうしてこんな事になったのだろう?僅か数時間前までこんな事になるなんて思ってもいなかったのだ。

 

 俺は不安に次ぐ不安で宇宙そらを見上げる。そして雲の隙間になにかが落ちてくるのを見つけると何故かホッと胸を撫で下ろした。

 

 その時、太陽が激しく輝く。それを呆然と見つめていると世界は消滅した。

 

「なんで消滅した?またお前か!?何をした!!」

 

「太陽に太陽をぶつけたらスーパーノヴァ起こしたwww」

 

「クッソそんな手があったか!太陽に太陽を、ぶつけるな!!頼むから見てろ」


「こんな楽しい探求遊びやめるわけないだろ?やり直そ」


「やめろこのサイコパス!!お前の方が生命を酷く冒涜してるぞ!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 それでもこのあとも、とやらゆる手段で探求神が遊んだために何度も惑星がゴミになった。


 かなり繰り返して、やっと探求神が遊び飽きたので、生命を冒涜し尽くしていた国家は、無事に秩序神のいい感じのサイズ隕石による神罰を受けて、技術も悪徳政治家も全て惑星から消滅したのだった。

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