第1話への応援コメント
はじめまして。御作、驚きでとても新鮮でした。一つ目は食レポスタイルの小説ってあるんだ、それも半端なくいい感じで、ということ。二つ目は出所後の初飯という舞台のユニークさ、目のつけどころの鋭さです。紹介された飯は、パンの話でもそうだけど、とことん美味そうだったし、主人公の人生のことなどいろいろ想像しながら楽しめました。残念ながら?出所という経験はない、笑、のですが、退院後の初飯の経験を思い出したりもしました。ありがとうございます。
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます。
当作品はグルメ小説コンテストというカクヨム様が扱うコンテストの一つにあてた作品になります。
私自身、料理を扱う小説は書いたことがなくて色々と試行錯誤した結果、某原作者様が度々ドラマ内に登場するドラマに感化される形でこのような体裁になりました。
当作品の他にも、「西洋の香り」という作品もまた料理を扱ったものになりますので、宜しければご覧いただけますと嬉しいです。
第1話への応援コメント
丁寧な描写、一読してしっかりした下準備が窺える筆致、
いい意味ですごく密度の高い文章です。
出所後の初めての食事という、ただそれだけのテーマで、
ぜんぜん妥協してない書きっぷりが、すがすがしい。
グルメ小説としてもなかなかの線ですが、
これだけ内面を描写しているのなら、
食事後(食事中)の、元受刑者としての心の変化とか
未来の希望とかを丁寧に加えれば、
短編小説として十分に成立するのではないでしょうか。
私としては、そのあたりがとても惜しい気がします。
純文、もしくは本格小説向けの文体でいらっしゃる、
と書けば戸惑われるかも知れませんが(私自身、
その見立てに自信があるわけでもありませんけれども)、
少なくともこの作品だとタイトルにも一考の余地はあるかと。
もう少し重ためにブンガク的な方向を気取ってみるのも
手だと思います。
正直言うと、タイトルの軽さと中身のレベルの高さとの落差に
愕然としました。
中身は「もっとこの人の文を読みたい!」と思わせる魅力が
あるのに、看板はなんとなく見流しそうなんですよ。
以上、あくまで一意見として次回作以降の参考にしていただければ。
したたるようなフレーズの数々、ごちそうさまでした。
作者からの返信
貴方のような感想を待っておりました。
何が良いかではなく、何が足りないかを具体的に書いてくださる方が少なく、私自身、近況ノートに書いた通り随分と天狗になってしまっています。
今はここでの活動は控え、別のサイトや短編小説の応募のために筆をとっている状況ですが、この感想を頂いた事で己の研鑽を高める糧となりえます。
もし宜しければ別作品も拝読していただき、何かお気づきの点がございましたら、遠慮なく書いていただければ光栄です。