閉じる
表示設定
目次
初恋の日 10-30
――どうしてきみに出会ったのが今なんだろう。
「ねえ、初恋っていつ？」
キラキラした目でそう問われ、ぼくは戸惑った。
初恋は小学校のとき、隣の席のアミちゃんだった。
でもそんなこと、きみに言えるはずがない。
だって、ぼくはさ……。
「さあ、忘れたな」
これがぼくにできる、いちばんの返事なんだ。
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます