カタカタ 9-25


 突然やってきた仕事をこなすため、モニタとがっつりにらめっこ。

 自分が機械の一部になった気分だ。


 作業を終えて背伸びをしながら、フリーになった指先を見つめ、思う。 


――踊らせてるほうが心地いいな


 書きたい欲が急に募る。

 でも、いまは休もう。


 指先でモノガタリを作るのは、少しあとの楽しみに……。


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