昼の雷鳴 9-7
まだ昼間の空に雷鳴がとどろく。
窓の外を見てみると、青空が雲に覆われていた。
電線でじゃれあう二羽のハトも、ビクリとしたあとどこかへ飛び去った。
ほどなく、降り出す雨。
ポツリ、ポツリ。
ザアザア、ザアザア。
雷鳴がまたひとつ響き渡る。
それは昼間の喧騒をかき消すようで、不思議と心地よかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます