さまざまな置いてきぼりの末に偉大なる結末へ！(多分)
　
　明確に書かないからこそ想像の翼が羽ばたく、逆説めいた“ささやかワールド”の巧緻さよ(´Д` )今作もラストをどう取るのかで読者は各人各様のエンドロールが流れたでしょうな。まあラストの解釈は読了した自分だけの楽しみとして己れの胸に納めておりますが〈ボロンニャ君とマサヲが楽しんだマグロ大王狩り〉はネトゲでの一狩りを、善信おじさんの〈七色に光るエレキ〉はゲーミング仕様の特注品でしょうか？そんな風に考えると随所に浮かぶ理解できないモノが隠喩である可能性にゾクゾク⚡︎⚡︎
　なんだかんだ言い募るのは無粋でしょうけどラストセッションへと至る〈それを覚悟と人は読んだ。〉この短いセンテンスが狂おしいほどに【文学】しておりますのが憎たらしいほどに美しい♪
　人種も時空をも越えた異形の星渡るモノとの第３種接近遭遇に心と音楽で真正面から挑んだマサヲ&善信おじさんフォーエバー♪♫♪