星空の欠片


冷たく澄んだ空気の中、君と見上げた夜空。

星は眩いばかりに輝いて、

きらきらと今にも零れ落ちそう。

ねぇ、君は今何を考えてる?

繋いだこの手に意味はあるのかな。

絡んだ指先から伝わる体温に、

私の思考は奪われてる。



静まり返った夜の世界。星たちが二人を見てる。

無言を貫くわたしたちを、一歩前に押し出すように星が流れた。

ねぇ、勇気を出して進んでみようか。

星空の欠片を二人で受け取るように、

繋いだ手を空に掲げた。

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