ソード・ワールド・マジックリアルオンライン

@405a

第1話 初日

初日、世界は晴れていた。

ニュースキャスター

「混乱の1日でしたが、世界に起きた現象は謎のままも、名前を世界融合と主張するネットの書き込みも多く、この初日は無事な1日の夜を祈ります。皆さんお元気で」

時間から切れたニュース番組、鉄の剣を握る転生戦士のシンは、押し寄せるモンスターを冷静に狩る。

シンの職業は無職、代わりに空きスキル一個、この空きスキル一個をクラスチェンジ可能スキル一個に変化させ、今は戦士のクラスにつく。

祖母の実家のある沖縄県沖縄島那覇市の国際通りに立つシン、単身にモンスターを押し返す戦士、このエース級が四方を守る国際通り。

シン

「数が多いな」

知り合い

「他はダメだ、満身創痍、武器は尽きた、予備はない、兵力も、戦力も乏しい」

シン

「バリケードを築け、俺はいい、ここに踏ん張る」

知り合い

「あ・・そう・・だな、ありがとう」

バリケードを築く、この踏ん張るシンが通せんぼ。

国際通り安里十字路方面、残存兵力一名、残存戦力一名。

シン

「先は通さん」

鉄の剣に戦う戦士のシン。

夜間の後、朝日が昇る。

モンスター戦の極みを越えたシンの通せんぼ。

モンスター達は無尽蔵に沸く、このポップと、シンの鉄の剣が倒す駆逐力が反転した時、国際通り安里十字路方面を制圧した。

知り合い

「すげえ、単身に制圧したぞ」

眺める知り合いと、冷静にいる長身の女性、また近くに座る低身の少女。

シン

「制圧と呼んでもいい、国際通り安里十字路方面に兵力と戦力は可能か?」

知り合い

「そうだな、50人なら可能だ」

シン

「多い、減らせ」

知り合い

「30人」

シン

「大体だろう、長物を持たせろ」

バリケードを開く、長物を持った30人が制圧を維持した。

長身の女性

「信君」

シン

「ああ、返り血だ、洗えば落ちる」

低身の少女

「難儀な事すんなよ」

シン

「モンスターを狩ると経験値が入る、このレベルアップが早まり、この逆転現象が制圧を可能にする計算の内側だ」

長身の女性

「早く治療を」

シン

「レベルアップと自然治癒力の増加に完璧になった」

知り合い

「成る程、だが、状態変化系に代表される毒は無理だろう、また判明はないも、弱体化系もある、治療は必要だ」

シン

「分かった」

退き、治療を受ける。

混乱の時代、この逆転現象を利用した反撃作戦は計画された。

知り合い

「この鉄の剣、凄い大破、半壊ってレベルじゃない、耐久力はぎりぎりをぶち抜いた-がついた五万だ」

シン

「それで?」

知り合い

「性能は激しく低下、代わりに壊れはしない」

シン

「ふむ、また使うか、他に武器は回せ、エース級に武器は惜しめ」

レベルは逆転現象を起す位のレベル58、この鉄の剣から、刀剣の熟練度は破格、またフリーポイントの振り分けから、STR第一、DEX第二、VIT第三、MND第四、AGI第五、CRI第六、LUK第七、INT第八、CHA第九と定めた。

指揮系統は純粋にはないも、民間人が集まり臨時として組織した市民軍が指揮をとる。

知り合い

「まあ、知力、運、魅力は犠牲だな」

シン

「ああ、戦闘が優先だ、下げるわけにはいかん」

長身の女性

「信君、戦場も必要かも知れないけど、もう少しだけ」

低身の少女

「たまに惚れてんのか?」

シン

「藍華姉さん、紗那、ひとまずは母さん、婆さんの保護が優先、行くぞ」

知り合い

「それだったら、治療地点から出た北にある安里十字路方面、このスーパーを目指したら、多分いる」

シン

「分かった、で、俺は井上信」

知り合い

「田中一太」

シン

「よっしゃ一太、先ずはなんでこうなった?」

一太

「不明だ」

シン

「そうかい、じゃあなんと融合した?」

一太

「タイトル不明」

シン

「そうかい、ジャンルは?」

一太

「おっ、RPGとSLGだ」

シン

「アホか!」

優先を変更、このSTR第一優先、VIT第二優先、DEX第三優先、MND第四優先、CHA第五優先、INT第六優先、AGI第七優先、CRI第八優先、LUK第九優先に変更した。

一太

「慣れてるな、ばっちりだ」

シン

「再設定は24時間以内でセーフ」

一太

「おう」

シン

「一太は?」

一太

「先ずはDEX第一優先、AGI第二優先、STR第三優先、LUK第四優先、VIT第五優先、MND第六優先、INT第七優先、CHA第八優先、CRI第九優先だ」

シン

「成る程ね」

一太

「俺の職業は東方剣士、刀剣と槍と弓使いだぜ」

シン

「戦士だ」

一太

「成る程、先ずはスーパーだ」

歩きながら、非常事態のカップスープを受け取り、シン一行は飲む。

シン

「コンソメじゃない、出汁の効いた味噌汁だ」

藍華

「体によくないわ、白米と食べないと」

紗綾

「そうじゃなくてよ」

シン

「北のスーパーか、確か特売品に珍しい札幌市だったような」

一太

「あー、まあそうかもな、でも、期待したら敗けだぜ?」

シン

「肉が食いたい」

一太

「あるといいが」

スーパーの店舗に張り紙、この中の品はほとんどなく、冷蔵の倉庫に珍しい札幌市用にシュウマイと餃子セットの段ボールが三箱。

一太

「運がいいな」

シン

「肉だ」

この後の調理は藍華が行い、この食べた後に休む。

一太

「ホップも落ち着いた方面だ」

シン

「そうだな、新都心方面に伸ばしたら楽だな」

一太

「ああ、それなら海岸線を北上した進軍ルートが計画されてる」

シン

「なら、参加だな、新都心の様々な物資が重要だ、難民も回収だし」

この参加、海岸線の北上ルート、このモンスターの海にシンが降り立ち、駆逐を行う。

他は減ってから長物等に減らし、他も段階的に投入。

シンの鉄の剣は更に性能を下げ、この一太が確認に出した時には七十万の-に突入。


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