戯言
愛だとか恋だとか性行為がしたいとか
おごるからとか贈り物を渡したりとか
うるせーんだよしらねーんだよ
梅酒を一気に喉に流し込み
心臓の鼓動に手を当てる
てけてけてけてけ、がループをする
あの子は酔っ払い
熱っぽい目で見つめられ
私も酔っ払い
熱っぽい目で見つ返す
同時並行で人と付き合うことができる気がするし性別を気にせずキスもできる気がするしそれ以上のこともできる気がするしでも本当はただ一人で目を閉じて眠りたくないだけかもしれない
可能性
を少しでもあげるために
自分の魅力を信頼できる人に振りまく
私はティンカーベル
妖精の粉を撒く
空を飛べないけれど私の一部を差し出せる
その代わり人の肌、熱、あたたかさを下さい
一人になりたくない
私を見て欲しい
置いてかないで欲しい
親ではなく友達に愛情を求めることは親からの自立であると信じたい
けれども所詮
それは親から貰いたかった愛をもらえなかったから、代わりに友達から求めていることにしか過ぎない
それを自立といえるのだろうか
言いたくない
反吐が出る
利用して
利用しあって
愛とはなんでせう
「ミステリアス」だからという理由でモテられ「知りたい」から近付かれる。
私は占い師か
そなたの未来を占おう
刎頚の友になるであろう
私はあなたの元彼女に片想いをして
私はあなたを抱きしめて
私はあなたを利用する
そういう未来が見える(通り過ぎている)
所詮、酔っ払いの戯言
所詮、熱に浮かされ、溢れ出た、
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