第26話 『心霊現象について』
みなさま、寝られそうですか?
今夜は、ちょっとばっかり、早めに書いております。
たいくつで、眠たくなるおはなしです。
人間というものは、よほどに恵まれた環境の方でないと、まず、いやあなおもいではあるもので、やましんみたいに、一種のトラウマみたいな感じになってる場合も、あると思います。
悪夢、というものも、そのありかたは、さまざまでありましょう。
わたくしは、職場で批判されたり、無視されたり、なんだか、やたら苦労したり、というゆめが、ずっと、続いています。
内容はさまざまで、ほんと、びっくりするくらい、バリエーションに富んでおります。
普通にいやなことも、多いですし、だいたい、退職する最後の日であることが主体です。
洪水に襲われるケースは、かなり多いです。
地震もよくありまして、夢のなかでも、よく揺れます。
ただし、流されてしまうことはあまりなく、帰り道を遮断される場合が多いです。
火山の噴火に出くわす場合もあります。
こういうのは、現実にある話です。
しかし、宇宙人の攻撃や、怪獣に食べられそうになるとか、くろずくめの忍者軍団に囲まれ、ばさばさ切られたり、手裏剣が飛んできたりしたこともありますし、空から、針の雨が降り注いだりもありました。
また、よく出てくるアイテムは、電車や、おふね、です。
さらに、温泉も。
1番は、お手洗いです。
しかし、使用可能なものは、めったに出ません。たいてい、便器が逆さまになっていたり、水浸しだったりします。
これは、実際にやってしまうのを、防止してるのかもしれません。(紙パンツしてるので、万が一やっても、まあ、被害はないと思いますが。)
むかし、失恋した憧れの方が出てくる場合は、非常に深刻な後遺症になり、夢のあと、しばらくは、というより、ずっと、あとを引きます。彼女の結婚式が、これから始まる、なんていう、場面が、淡々と進行しますが、自分は呼ばれていない。入れない。
ベルリオーズさまの『幻想交響曲』みたいです。ただし、ベルリオーズさまは、やがて出世して、相手のかたが、落ち目になったこともあり、最後には射止めてしまったのですね。しかし、もはや、かつてのような情熱はなく、破綻したようです。
ま、やましんの夢は、相手の方には、直接関係ないのですが、これが、職場でのことがらと、組になって現れる場合が多く、こいつは、さらに悲惨な感じになります。起きてる時間にまで影響し、しばらくは、立ち上がれない。
趣味の絡みで、音楽家さんとか、合唱団や、オーケストラが登場する場合もよくありますが、やましん自身は、常に、かやの外に置かれることがほとんどです。
全体的に見て、喪失感と、疎外感が非常につよく、つきまといます。
つまり、やましんは、夢の中でも、いらない人なわけです。
さて、心霊現象、という概念があります。
やましんは、お話しでは、よく、女神さまとか、死神さんとか、宇宙人さんとか、幽霊さんとかを登場させますが、実際のところ、気味悪いとか、感情の問題は別とすれば、そうした現象は、科学的に解明できる事象だと思います。
科学では、分からないことが多いのだ、と、よく、オカルト番組のセリフにでてきますが、科学では解明できないことはない。まだ、解ってないだけ。だろうと言うわけです。
ところが、日本中、お寺や神社だらけですし、名高いところから、地域だけでしか知られない場所まで、幅広く存在しますし、仏教や、神道以外の施設もあり、新興宗教の施設もありで、ぜんぶにすると、相当な面積を占有している筈です。また、立ち入り禁止の場所も、たくさんあります。これは、オカルトなのでしょうか?
突き詰めると、大きな問題に突き当たる可能性がありそうです。
わたくしも、初詣は、習慣的に行きますが、そこは、お寺と神社が、隣り合わせになっていますが、セットみたいな感じです。それには、ある意味、ありがたみがあるのですが。これは、もちろん、明治以来の政府の政策が作り出したものでしょう。
初詣にゆくお寺は、我が家の宗旨とは、別なのですが、気にしたことはありません。
いずれにせよ、真剣にそれぞれ、お参りする方を、阻害するような気持ちは、また、ありません。
一方、阻害されたくもありません。
合唱団にいたころは、教会で練習することがよくありましたが、お寺さんのご息女もいらっしゃいましたし、そこについて、支障があるという話は聞いたことありません。また、逆に、お寺で、西洋音楽の練習したりも、ありました。ただし、ミサに参加するなどは、たぶん、別の意味がある場合があるでしょう。
やましんも、カトリックのミサ曲はなんども歌いましたが、なにかの問題が生じたことはありません。(ばちあたった、とかですね。むりやりばちにしたら、ないことないかも知れませんが、そのような、認識はないです。)
例えば、オカルトな逸話がある作品として、まず、『悪魔のトリル。』タルティーニさまが、夢の中で悪魔に指導された、といわれる、超絶技巧曲ですが、たぶん、事実ではないようです。オリジナルより、クライスラー様による編曲が凄いです。
バイオリンは、呪いの対象になりやすいのか、『のだめカンタービレ』でも、その話がありましたね。ま、これ自体はフィクションです。
さらに、現実になまなましかったのは、なんといっても、パガニーニさまです。(1782~1840)
シューベルトさんは、有り金はたいて、チケットを買ったとか。
あまりにすごいので、パガニーニさまは、悪魔に魂を売った。という、デマが飛び交いましたが、怖いのは、教会当局が、悪夢の存在を、まだ、信じていたらしいことです。亡くなったあと、正式に埋葬する許可が出ず、遺体はあちこちさまよったのです。やっと落ち着いたのは、1876年になってでありましたとか。
聴く側では、毎日のように、とまでは言わないものの、素晴らしい宗教音楽は非常にたくさんあり、よく、聴かせていただきますし、西洋音楽には、不可欠な分野です。ただし、宗教音楽はあまり、書かなかった作曲家さまはあります。ま、これは、各人様々です。
で、こういうのは、オカルトとは、言わないですよね。
しかし、非常に際どい感じで、つながりはあるのでしょう。
魔除け。厄払い。家内安全。病気回復。試験合格。
さまざまな、お願い事があり、やましんも、がん、かもしれない、と、精密検査を指示された際には、お守りを頂きに、厄よけで知られる神社さまに、参りました。
この行為を、オカルトだね。と、いう方は、まずないのでは。
しかし、以前、テレビのゴールデン時間にも、たくさんあったオカルト番組は、今は衰退し、有料の衛星放送の深夜番組に、生き残っているという状態です。
まあ、いろいろあるんでしょう。
とくに、若者中心に、廃墟めぐりとか、肝試しが流行り、違法行為になる場所に入り込んだり、公共物や、私有地にまで、被害を与える行為をしたり、落書き、ごみ放置、はては、殺人事件まで起こるようになったことなど、関係ないとは思えません。
最近は、オカルト系の研究者さまからも、マナー違反、迷惑行為は、絶対だめですよ。と、コメントされるようになっております。
しかし、テレビなどより、現在問題があるのは、ネットワーク上のようです。
科学者のかたは、オカルトや、疑似科学にかまっている暇はないと思います。
これは、切りがありません。
しかし、社会科学の分野からは、研究対象になるでしょう。
現場に立ち入るのは、研究者でも、だめ、という場所があります。
お祭りなどの場合もあるようですが、宮内庁が管理している、天皇陵墓関連は、立ち入り禁止です。研究のために、緩和してほしいという希望はたくさんあるようですが、なかなか、開けないようです。
さて、いわゆる、心霊写真や、動画は、レンズを通した世界で、つまり、光の問題でしょう。
なので、反射したり、動いたり、いろんなことがあります。
肉眼で見るのと、ちょっと違うわけです。
やましんが、庭で撮った写真にも、あやしい光が舞い踊る場合がありましたが、これは、植物の影だったり、花粉などが跳んだのかもしれません。たぶん、そうであると思います。
光の現象ですね。
もうひとつは、意図的に、行われている場合です。
さいきんの、スマホさんとか、デジカメさんとかは、パソコンさんとの協力で、色んなことが可能なようです。
個人的に、かなりむかし、あるトラブルになった際に『呪い殺すこともできるよ。』と、もしかしたら、ちょっとおどされたのかい?
という場合がありました。
幸い、助かったようですが。
でも、これは、脅迫にあたるかもしれないです。
なんにしても、違法行為、迷惑行為に及んではだめですね。
で、やましん、夢の中では、しょっちゅう、さきのような、ありえない、攻撃を、受けております。
なにかに、原因はある。
しかし、夢の中では、誰も批判できないし、逆に言い掛かりになっても、だめですし。
いわゆる、オカルト現象ではないし。
だから、夢は、難しいのです。
夢が激しいと、うまく、寝ていない、という可能性があります。
これが、健康に良くない影響を与えているかな、と、思います。逆かもしれないです。
うまく、寝られましたか?
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