その21.トイレ問題もやもや

2022年2月4日


ホルモン注射も、もう何回目でしょうか…。次の注射の時に、2ヶ月ごと(つまり4ヶ月め)の血液検査があると看護師さんに言われました。


ただ、現在、子どもがコロナ陽性になり、外出できない状況ですので……もともとホルモン注射を家族に秘密にしているので、仮に通院の許可が病院側から下りたとしても、「なんで外出するの?」と聞かれると答えられません。

なので、今回は我慢するしかなさそうです。解除されたらすぐに打ちに行かなきゃ……。


それはさておいて、今日ツイッターのトレンドに「多目的トイレ」が上がっているのに気がついて、何とはなしに開いてみると、結構な批判の声が……!この批判というのは、「自称」MtFが女性用トイレを使用したがることに対して、いろんな人がツイートしてるのですが……私は女装している時も(というと変ですが……そもそも私は髪型もレディースですし、来ている服と靴が違うくらいでしょうか)男性用トイレを使用するのですが、それでも私にぐさっと刺さったことは確かです。


どうすればいいのか、私には明確な意見なんてないし、個人的には体の性別のトイレをどんな格好をしていても使用しているので、関係ないと言えば関係ないのですが、かといって、この問題にはMtF・MtXの方が多分に関わっている問題ですから、他人事とは言い切れないんですよね……。


「オールジェンダートイレ」というのを海外でもニュースで見かけたり、実際に検索すると、ニューヨーク大学では、ピクトグラムのない、ただ単にWCと書かれたドアがあるだけのトイレが設置されていたりします(参考:http://www.ecomo.or.jp/barrierfree/pictogram/allgender_toilet/)。もちろん、日本でも色々と工夫がされ始めているようですが、ピクトグラムがまだ男・女のまま、両者が並び立っているだけだったり。


個人的には、ニューヨーク大学のようなトイレのほうが利用しやすいな、と率直に感じました。

身体的性別と逆の性別の方も利用するんだ、と意識してしまうと、私の場合は逆に利用しづらく感じます(たとえば利用した後、反対の性別の方が待っていたり、または自分が待っていると、逆の性別の方が出てきたりすると、ちょっとびっくりしてしまいます。そのへんは同調意識のせいなのかどうかわかりませんが…)


この辺は難しいですよね。感じ方は人によりますし、同じMtXであっても、感じ方にかなり幅があります。

私は、赤の他人が利用するスペースであれば男子トイレを迷わず使用するのですが、職場など、知り合いが利用するスペースの場合は、だれでもトイレとか、遠いところにある男子トイレを使用しています。単純に恥ずかしいんですよね、知り合いに用を足しているのを見られたりするのが……。なので、私にとって問題なのは、「知り合いかどうか」ということになるでしょう。


トイレは性の問題と深く関わることでもあるので、敏感になるのも理解できます。

ただ、ツイッターなどを見ていると、ちょっとトゲトゲしてるなぁ……と、すこし傷つくのも確かです。


難しいですねー……


はぁ、はやく解除されて、髪染めとカットに行きたいです。

ではまた。


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