カルス

〇概要

名前:カルス

種族:ホブゴブリン

性別:男

年齢:不詳

生年月日:不明

出身地:アルビオンニア属州アルビオンニウム

初登場:第3話 神殿の異変

 (モブキャラとしては「第1話 神殿の朝」で登場)

備考:アルトリウシア軍団レギオー・アルトリウシア第一大隊コホルス・プリマに所属する軽装歩兵ウェリテス。一番若い、実は未成年。長身痩躯。足が速い。


〇身体的特徴

身長:161㎝

体重:76㎏

肌の色:ライトベージュ

髪の色:黒

髪型:短髪散切り

ヒゲ:なし

目の色:黒

備考:ホブゴブリンにしては背が高い方。軍団兵レギオナリウスになって食事に恵まれ、鍛えられてだいぶ筋肉がついてきたがそれでも痩せて見える。脚が速い。


〇家族

 なし


〇来歴

統一歴97年8月12日(-):フライターク山噴火

統一歴98年4月(-):他の貧民たちと共にアルトリウシアへ避難させられる。

統一歴98年6月1日(-):アルトリウシア軍団レギオー・アルトリウシアに入隊。


 物心ついた頃にはアルビオンニウムの貧民街におり、両親は既にいなかった。

 生きていくために物乞いも盗みもかっぱらいも何でもやっていた。このため気配を察したり、あるいは気配を消したり隠れたりする技術は自然と身に着けた。

 火山噴火を受けてアルビオンニウムの放棄が決まったため全住民が強制的に退去させられる中、カルスも他の貧民たちと共にアルトリウシアへ移送された。そのまま難民キャンプへ収容される。

 アルトリウシアでは地の利が無い上に、周りも全部貧民だらけだったためそれまでのようにかっぱらいなどが出来なかったが、食料の配給があったためむしろ食生活は改善した。

 配給を受けに並んでいる時に一人の軍団兵レギオナリウスの目に留まり、ホブゴブリンの貧民にしては身長が高く俊敏そうに見えたことから入隊を勧められた。当時、アルトリウシア軍団レギオー・アルトリウシアは半減した戦力を回復すべく、使えそうな人間には片っ端から入隊を勧めていた状況だったためカルスも本名や年齢が不明な点などを無視して入隊手続きが進められた。カルスという名はこの時、入隊手続きをやってくれた百人隊長ケントゥリオによってつけられた。

 軍隊生活は体力的には特に問題なかったが、貧民街でそだった野生児ということもあって社会生活に必要な常識が備わっておらず、周囲の兵士と度々トラブルを起こしてしまう。このため最初は重装歩兵ホプロマクスに配属されたがすぐに軽装歩兵ウェリテスに配置換えになる。オトに出会ってからはオトにいろいろと教えてもらい、常識を身に着けて何とか他人とトラブルを起こさずに生活できるようになっていた。

 

  

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