リュキスカ
〇概要
名前:リュキスカ【Lycisca】
種族:ヒト(レーマ人と南蛮人のハーフ)
性別:女
生年月日:統一歴80年8月1日
年齢:18歳(物語開始の統一歴九十九年四月十日時点)
出身地:不明(レーマ帝国チューア地方と推測されている)
初登場:第162話 ポピーナ・ルーナ・プレーナ
備考:アルトリウシアで働く自称・踊り子の娼婦で一児の母。チューア生まれアルビオンニウム育ち。出産と育児のため約一年間育休していた。母子ともに結核を患っている。
ラテン語とドイツ語での日常会話ができるが、読み書きはラテン語のみ辛うじて出来る程度であり、ラテン語以外の言語は読み書きできない。その他の言語は商売用の会話だけ可能。
〇身体的特徴
身長:171㎝
体重:62㎏
髪:
髪型:仕事中はひっつめてるが、そうでない時は背中にばっさり降ろしてる。
肌色:ピンクオークル
目の色:青
備考:混血のためかなりエキゾチックな顔立ち。細身でかなり筋肉質&巨乳デカ尻安産型。手足がスラリと長く、腰が
元々胸は大きくなかったが出産の際に膨らみ、その後縮まらなかった。縮まらなかった理由は結核の症状を抑えるために、劣化し変質したレッサーヒールポーションを飲み続けたことによる副作用。仕事復帰するために出産でたるんだお腹を必死で筋トレして引っ込めた。
細身の美女ではあるが、ヴァーチャリアでは太っていることが美女の条件という価値観なので娼婦としてはあまり人気が無い。
〇家族
父:不明
母:スキッラ【Scilla】(没)
長男:フェリキシムス【Feliximus】(0歳10か月)
※年齢は物語開始時統一歴九十九年四月十日時点
〇来歴
統一歴80年8月1日(0歳):誕生。
統一歴83年~84年:アルビオンニウムへ移住…密航だったため正確な日時は不明。
統一歴91年3月(10歳):
統一歴92年7月7日(11歳):母スキッラが病死。
統一歴96年7月30日(15歳):初めて客をとる
※レーマでは日没で日付が変わるため、16歳になったと見做されている。
統一歴97年8月12日(17歳):フライターク山が噴火。
統一歴98年5月1日(17歳):アルビオンニウムからアルトリウシアへ転居。
統一歴98年6月18日(17歳):長男フェリキシムスを出産。
元々チューアのどこかで生まれたらしいことは分かっているが詳細は不明。おそらくナンチンの出身であろうと思われている。生年月日も80年の生まれであろうことは確からしいが正確なところは不明で、8月1日という誕生日はアルビオンニウムへ渡ってから戸籍を作る際に適当に決めたもの。なお、母の出生も年齢も不明である。
母スキッラも娼婦で父親は不明。スキッラ
幼少期にアルビオンニウムへ渡航するが密航だったらしく正確な日付は不明。ただ、母に抱かれ、冷たい水飛沫を浴びながら海を渡る記憶が本人には微かに残っている。
リュキスカ【Lycisca】という名前はラテン語で「雌オオカミ犬」を意味する。ラテン語で「雌オオカミ」を意味するルパ【Lupa】が娼婦を指す隠語でもあることを考えると、リュキスカという名は娼婦の産んだ女の子であることを暗示しているようであり、本来まともな人間に付ける名前ではない。リュキスカが誕生したころ、母スキッラが世話になっていた男が名付けたらしいが、スキッラはレーマ人ながらチューア生まれチューア育ちでラテン語が不得手であったため、男が付けたリュキスカ【Lycisca】という名前の意味に気付かずそのまま受け入れてしまったようだ。なお、その男はリュキスカの実の父親ではない。
子供の頃は名前のことで
アルビオンニウムへ渡ってから踊り子兼娼婦として働く母スキッラに女手一つで育てられ、母から独特なダンスを仕込まれる。
10歳の頃に
しかし、その年の秋ごろから母スキッラが病に倒れ、冬に死亡してしまう。以後、リュキスカは母スキッラが仕事をしていた娼館で住み込みで下働きをすることとなる。そのまま16歳になるのと同時にその店で娼婦としてデビュー、以後は母と同じ踊り子兼娼婦として働くこととなる。だが、細身だったため娼婦としてはあまり人気は出なかった。本人は太ろうとしたが、貧乏で食べ物が買えずに太れなかった。「本業は踊り子だから痩せてる方が都合がいい」というのは、本人の強がりである。
統一歴97年8月12日にフライターク山が噴火。噴火後の混乱の中で
翌年5月1日、大きなお腹を抱えた状態ではあったが、アルビオンニウムを出発する最後の船便に便乗させてもらいアルトリウシアへ移住。その船にエルネスティーネ・フォン・アルビオンニア侯爵夫人が同乗していたと本人は主張するが、エルネスティーネの側にそのような記憶はない。
アルトリウシアに到着したリュキスカはアルビオンニウムで知己のあったエレオノーラを頼り、リクハルドヘイムの《
出産後、母子ともに結核を患い、安いが古くて劣化したヒールポーションを服用し続ける。この間ほとんど働けなかったので、それまでに貯めていた金はすべて使い果たし、逆に借金を利子込みで893セステルティウスもため込んでしまう。
病気の乳飲み子の世話と自身の体調不良のせいで娼婦としても踊り子としても仕事復帰できないでいたが、少しでも稼ごうと赤ん坊が落ち着いていて時間があって調子のいい時は
〇物語開始後
統一歴99年4月10日(18歳):
統一歴99年4月16日(18歳):朝からフェリキシムスの体調が良く、元気な様子だったので娼婦業への復帰を決意。髪を染め、店に立つ。(物語初登場)
やけに羽振りのイイ客(リュウイチ)に当たり、売り込みをかけ、店外営業へ。
統一歴99年4月17日(18歳):客(リュウイチ)の
慌てて店に帰ろうとしたがネロに見つかってしまい、不審者として拘束される。
警備隊長のクィントゥスに帰せないと告げられ、赤ん坊の回収を頼む。
リュウイチに衣服を与えてもらう。
クィントゥスらが《
赤ん坊がリュキスカに引き渡されたが既に瀕死となっており、リュウイチによって母子ともに治療してもらう。
統一歴99年4月18日(18歳):
リュウイチの専属娼婦となり、1日4デナリウスの報酬を得る契約を結ぶ。
エルネスティーネの
ルキウスの
統一歴99年4月21日(18歳):カールが
侯爵家一家ならびに子爵家一家と初対面。
リュウイチがカールを魔法で治癒。以後、カールはリュウイチの人質となる。
統一歴99年4月22日(18歳):カールに毒麦が盛られる。
授乳で赤ん坊が魔力酔いを起こしたことからリュキスカの
統一歴99年4月23日(18歳):ルクレティアによる魔力制御のための特訓が始まる。
統一歴99年4月29日(18歳):ルクレティアのアルビオンニウム出張が告げられる。
統一歴99年4月31日:リュウイチがマッド・ゴーレムを召喚する。
リュウイチがアルビオンニウムへ行くルクレティアに
統一歴99年5月1日:ルキウスがルクレティアが
統一歴99年5月2日:ルクレティアがアルビオンニウムへ出立。
統一歴99年5月5日:第一次ブルグトアドルフ事件。
統一歴99年5月6日:バウムクーヘン・パーティー
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