桐の花が散ったとき⑧
西「中城さん見てて思いましたよ。私はあの二人から逃げないようにしようって」
中「いい反面教師になったみたいで結構だよ」
西「……結構勝手なこと言いましたけど、大丈夫でしたか? 出禁とかあれば全然受け入れる体勢ではいるんですけど」
中「ん~、どうしようかなぁ」
西「あの二人は関係ないので、私だけで十分です!」
中「そんな冗談が言えるってことはわかってるでしょ? 君をここから出禁にしたらただでさえないカフェの収入がさらに減っちゃうからね」
西「よかったです。……というか、これで生活に余裕があるってどれくらい稼いでるんですか?」
中「見たまんまだよ。実はタイトル言えばだいたいの人に通じるくらいの人気作家」
西「意外……でもないですけど」
中「胃が痛くならない程度の収入はあるから安心して」
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