中「君は固いんだね」

西「……なんですか、それ? 褒めてます?」

中「ただの感想だよ。君のことを見ていると何だか昔の私を思い出しちゃうな」

西「自分の昔に片を付けたいなら義も身につけたらどうですか? 昔気質になれると思いますよ」

中「昔も今も私はカタギだけどね」

西「言うほどですか? 何かすごい胡散臭いですよ」

中「胡散臭いだけでおっさん臭いわけじゃないから大丈夫だよ。そこは信用してほしいな」

西「余計なダジャレがなければ信用するんですけどね」

中「君と話してると自然とそういうのが思い付くんだよね。どうしてだろう?」

西「責任転嫁はやめてくださいよ」

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