呪剣『聖』

西「私たちももう二、三ヶ月で受験生か」

東「考えたくもないね」

西「嫌でも考えざるを得ないでしょ」

東「受験生の持つ剣、呪剣『聖』の話なら少しは聞いたことがあるのじゃが……」

西「何そのRPGの村のおじいちゃんみたいなテンションは」

東「その剣はすべての受験生に勉強という呪いと合格という祝福を与えると言われていてじゃな」

西「扱いを間違えると不合格っていう地獄を顕現させる?」

東「厨二か? 冗談きついぜ」

西「はいはい、現実逃避もほどほどにね」

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