東「中学のとき何か部活とかやってた？」

北「帰宅を少々」

東「帰宅部なら素直にそう言ってくれ」

北「私の中学では『帰宅の少将、卓球の賞状』という言葉が流行りまして」

東「誰だよ帰宅の少将」

北「餃子なら王将ですけどね」

西「うまいこと言ったみたいな顔してるけど全然そんなことないから」

東「そう言う西川は何か部活とかやってたん？」

西「健脚だったから、毎日往復二十分は歩いてたかな」

東「お前らは何で揃いも揃って帰宅部って言わないの？　あと剣客なら剣道部だろ」

西「東は？」

東「バスケ部だったけど」

北「ああ、トラベリングのスポーツですね」

西「どちらかと言えばダブルドリブルじゃない？」

東「どっちもただの反則だよ」

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい