第6話―勇者とユウシャ―
いきなりでありますが転生と転移をご存知でしょうか。
異世界モノ等のオタクであれば、かなり基礎中の基礎になりますよね。
退屈極まりないと存じますがもしかすると知らない方も説明させていただきます。
転生――亡くなって生まれ変わることを
指します。
日本で他界、こことは別の世界に飛ばされること。
その題材とした作品〖この素晴らしい世界に祝福を!〗〖転生したらスライムだった件〗など
転移――何らかの形でここの世界から別世界に飛ばされたこと。特に誰かの願いや魔法でそうなる。
その題材とした作品〖Re:ゼロから始める異世界生活〗〖異世界居酒屋のぶ〗など。
現代人が異世界で飛ばされる作品を大きく分けて二つになります。
このぐらいは異世界モノを乱読されてきた方なら常識ですよね。では勇者とは何か?
そんなの決まっているじゃないか!魔王を倒したり世界を救う英雄または救世主だろう。
個人的にはそう応える方は多いのでは推測します。しかし、それは勇者の本来の意味では無いことを。
勇者とは――勇気のある者。勇敢。
意味その2、数多の武功を立てた戦士や軍人に贈られる言葉また称号のようなもの。
という定義になります。勇気という概念は古代から使われていて〖論語〗で『知者(賢者)は惑わず、仁者(徳のある人。超!優しい人)は憂(うれ)えず、勇者は懼(おそ)れず』と記されております。
そこで決して勇者は職業や特別な力などではなく、本来であるなら賞賛の言葉に過ぎないからです。
ではどうして勇者がファンタジー中だけではなくあらゆるジャンル、オタクに無縁な方でも勇者を魔王を倒すと広まって浸透しています。
歴史をさかのぼれば初期のドラクエ影響が大きい。そして影響を受けて職業、勇者が世界を救うための戦いを書かれていった。
ある意味、なろう系のいう追放系やハーレムモノと
もうここまで固定概念としてあるなら、もう否定はしません。が、せめて勇者とは何かぐらいの説明は必要でしょう。
知らないならドラクエとか他の作品を見て自分で調べないとならない事前に知識が求められるのは、それはおかしい。
だからこそ勇者が賞賛だけの言葉ではないと、それぐらいの説明は必要であり事前に知らないとならないオタク知識を説明などなく話を進めることに、ご留意くださいと思うのです!
投稿は平日ほぼ毎日とします。
ファンタジーはまたの機会に。明日からはラブコメの問題点をあげていこうと思います。
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