第73話 無人惑星の謎
#スタートレック #謎の女 #細胞破壊 #エンタープライズ #カーク船長
主人公 カーク船長 脇役 ロジラ
印象に残ったセリフ
カーク船長「(ロジラは)おそらく立派な人格者だったんだろう」
マッコイ「しかも美人だ」
スポック「美は単に一時的なものです。それより、この女性の知性は美以上のものだと思いますね」
カーク船長「(エンタープライズに連絡し)、きみの意見に異議があるな」
スポック「そうですか?」
カーク船長「美しいものは、美しいよ」
ストーリー
わずか数千年前に形成されたにも関わらず大気圏を持つ不思議な惑星を発見したエンタープライズ。調査班を惑星に派遣した途端、突然エンタープライズが消えてしまう。実はエンタープライズにある女が現れ、一千光年の彼方に飛ばされていたのだ。惑星に上陸したカークたちの前にも同じ女が現れ……
感想(ネタバレ注意)
考えてみると、とてもかなしいお話です。
たったひとりで前哨基地を守るロジラ。
そして、侵入者とまちがえられるカーク船長たち。
攻撃されたカーク船長は、やむなくロジラの保存されていた
コンピュータを破壊しますが……
今回のエピソードの見どころは、ラストシーンです。
さんざん、「あなたに触らせて」
と、アブナイ台詞を吐いていたロジラですが、
その意図するところが見えてきたとき、
悲しい惑星の末路も露見するのです。
わたしは、最後のメッセージをつげるロジラの
知的なことば使いと品の良さに
しびれてしまいました。
ロジラだって、人を殺したいわけじゃない。
ただ、司令官としての責務が、
彼女を気の進まない任務に
駆り立てていたのです。
それまでロジラは、幽霊のように
カーク船長たちを追い回しては
「あなたのためにやってきたのよ」
と、思わせぶりな言葉をかけます。
こんな美人に言われたら
ふらふら~~っとなりそうです(おい)
そんなカーク船長の受難は見どころですが
もうひとつ見どころがあります。
ドキドキ感のはんぱない、
エンタープライズの修理です。
エンタープライズの反物質炉への
安全装置が破壊されてしまい、暴走する船。
このまま放置していたら
クルー全員の命にもかかわる。
自ら志願して、反応炉の磁場修理にたずさわった
チャーリーは、必死で磁場を修正しようとしますが
すでにエンタープライズは秒読み爆発寸前です。
うまく磁場が修理できない!
自分を放り出してくれ!
叫ぶチャーリー、
あくまでも「作業を続けろ」と突き放すスポック。
チャーリーは自爆一秒前で
修理を完了しました。
「ありがとうぐらい言ってくれ」
思わずこぼすチャーリーに、
「そんな必要があるのか?」
あくまで冷静なスポック。
ここにマッコイがいたら、
激高することまちがいなし(笑)
ということで今回は見どころが二つありました。
ロジラが美人なのがよかったです。
ちなみにゴジラは放射能を吐きます(爆)
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