喪に服すには時間が新しすぎて

昨日のように思う

夜中の雨が朝に止んだ

この時期にはあるまじき暑さで

土とコンクリートの乾く臭いがする

どこかに熱が消えて、心が冷えていた

冷静なのか違うのか

葬儀屋に電話して迎えに来てもらった

急死に近かった

親族に邪魔された

本当なら死体とワタシだけのはずだったのに

まだユメに見る、ずっとユメに見る

上手くいったユメ、最悪のユメ、遺骨は盗られて

どうなっているか知らない、知らせてくれない

電話に出てくれない

ワタシのせいではない

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