第7話

【余った有休(消滅するもの)の日数分、パイを投げていい】


「これって、人に、ですよね?」

「誰に投げてもいい。無礼講だ。一年の鬱憤を晴らすんだ」

「じゃあ私は全弾、部長に投げさせて貰います」

「受けて立ーつ!」

「でも、全裸のおじさんにパイを投げ付ける私って、どうしてかこっちの方がおかしな人みたいじゃないですか!?」

「それが社則のコラボの妙だよ」

「……負けない!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る