カミーユ「悩みが一話だけで解決した?! 普通2クールでは?」

(機動戦士ガンダム 水星の魔女 2022年12月25日 第11話「地球の魔女」視聴後)


 前回、スレッタとミオリネの間に出来た溝が、一話で修復。

 アムロやカミーユなら、これだけで1クールはグダグダと悩んだのに。

 という訳で、今回は歴代主人公の「こんなレアな事で落ち込みました」を列挙。

 どんな訳だよ?



アムロ・レイ(機動戦士ガンダム)

 成り行きでガンダムに乗ってしまい、そのまま軍人扱いされて戦わされる事に、超不満。

 一度は出撃拒否まで。

 と思いきや、ガンダムのパイロットとしてのプライドがグングンと育ってしまい、ブライト艦長が「アムロを降ろして、他のにガンダムのパイロットを任せようか」という密談を聞いてしまい、ガンダムを持って家出。

 ガンダムを持って、家出。

 ランバ・ラルの仇討ち部隊に、ホワイトベースが付け狙われている最中に、自分のプライドを守る為に、ガンダムを持って家出。

 いまだに、これを超える迷惑行為をした主人公は、いません。

 他の作品でもガンダム持参の家出はありますが、他の戦力は残されている状態です。

 この時のホワイトベースに残されたのは、ガンキャノンとガンタンクだけ。

 そんな状態でランバ・ラルに襲われたら、詰む!

 実際、アムロが家出から帰ってくるのは、ランバ・ラルがホワイトベースを攻撃してから。

 で、ブライト艦長がアムロに与えた罰が、

「セイラやリュウ、ジョブ・ジョンに、ガンダムを任せるから。お前はもうガンダムに乗せない」

 というドッキリを吹き込む事。

 アムロ、独房でマジ切れ&マジ泣き。

 流石、ブライト。

 アムロが一番嫌がる事が何なのか、完全に把握している(笑)

 そしてアムロの思考は、ガンダムに拘らず「何でこんな戦争が続いている?」「倒さなきゃいけない本当の敵は?」にまで至り、続編でのシャアとの共闘に続いていく。

 最初は、嫌がっていたのにねえ。

 悩みの果てに、最後は「人が絶望しないように、希望の光を見せなくちゃ」とか…あれ? バットマンも同じ境地に至っていたし、これってヒーローの最終境地???



クワトロ・バジーナ(機動戦士Zガンダム)

 三話でライラの率いるガルバルディ部隊と交戦して、一機しか落とせなかったとクワトロ(シャア)が落ち込むシーン。

 カミーユは「クワトロ大尉が一機落とした。凄い」と無邪気に喜んでいますが、シャア基準では一機しか一機しか一機しか落とせなかったというのは、屈辱。

 シャアでしかあり得ない、贅沢な悩み。



コウ・ウラキ(機動戦士ガンダム0083)

 人参が嫌い、という設定。

 ギャグであって、ギャグにあらず。

 呪いです。

 ウラキを担当する声優・堀川りょうさんは、「ドラゴンボールZ」のベジータ役でも有名。

 ベジータの宿敵は、孫悟空。

 孫悟空のサイヤ人としての名前は、カカロット。

 カカロットは、キャロット(人参)を捩った名前。

 という繋がりで、ウラキは人参が苦手、という設定が。

 ニナには馬鹿にされ、キースには弄られ、ガンダム史上で食わず嫌いのネタが出る度に、ネットで晒される事態に。

 不憫だ(うぷぷ)



 なんかアムロ以降は、シリアス度が下降線を辿るなあ。

 眠いし、今回はコレだけにしとこう。


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