ガラスペン

繊細な螺旋状のペン先に、インクが広がる。

まだ使い慣れていないから、紙に置くと滲んで字が潰れてしまった。

でも、卓上ライトに照らされた繊細な硝子は、とっても綺麗で、儚くて


それでいて確かな硬質さを持っていた。

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