第15話子供に対する罪悪感編~アフター~
メリット考えよ、メリットメリット。自分を正当化するためか?この先これ以上関係が進んじゃったときのために備えてか?この問題も物は捉えよう、見方によって全然違うっていうのを活かして解決できるのかも!?
相手の男性のお子さんには、基本的にめちゃくちゃいいおばちゃんだと思ってもらう。人間的に優れてる方で、女性としても同性から好かれるタイプの尊敬できる人だと思ってもらえるように努力する。そうすれば、万が一パパが私と友達以上の関係にあると分かってしまったとしても、「あー、あんなに素敵なおばちゃんだからパパもひかれたんだな」と納得してもらえるかもしれない。納得とはいかないまでも、仕方ないかなーというようにあきらめと受容に変えてくれるかもしれないと思うようになった。そのためには、自分の人間磨きをしっかりしないといけないし、自己成長という大きな目標に向かって進むのは悪いことじゃないはずだ。何ともまぁ自分を正当化するのに最適な考え方!
自分の子供に対する罪悪感はどうするか。これはドラマでも似たような設定を見たような気がする。結局のところ、子供も同じ境遇になって初めて親のしたことを理解して受容できるわけで、子供がそうならなければ拒絶されたままだ。ということは、理解される可能性だって半分はあるはず。その半分にかけるか。正直、子供を理由に自分の人生でやりたいことをセーブしたくないし、子供のせいにしてやれなかったことややってしまったことを後悔したくない。子供だって自分のせいで親が悔いを残して死なれたと知ればたまったもんじゃないはず。
こうして唯一のブレーキである罪悪感は雲のように流れていってきていたが…。
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