私の気持ちと創作。南蛮煎じ
最近、何度か書いてる気がするのですけど、私と私の創作に関する備忘録。自虐とか承認欲求だとかそのへんのこと。
『私なんて……』という自分を卑下する気持ちはぼんやりいつもあって、それは必要だけどあまり“うるさい”のも良くはない。そもそも、自分や自作を『良くない』、『駄作だ』と言うならば、それを表面に出す行為も良くはない。つまり、創作なんてすべきではないのかもしれない。
ただ、私にとって創作は生きるために必要なことだった。なくても、すぐには死なないけれど、だんだんと私の心が固まっていくような、崩れていくような、世界が無色で無味になるような感覚がある。
それならば、公開することなく、チラシの裏に書き溜めたり、私の頭の中でだけ膨らみ続ける妄想として、ひとりで楽しむのもありだと思った。現にイラストや毛筆はそんな風に、書くだけで満足していることがよくある。裏紙にした落書きなんて、ほとんど捨てている。
だけど、お話はそういうわけにはいかない気がしている。そもそも、お話を書き始めたのは、いろんな作品に触れる中で、寂しさを感じていたからだった。物足りなさや不満、置いてきぼりにされるような気持ち。苦しい今を生きるエネルギーが欲しいのだけど、私の心にぴったりくるものがなかった。どこか少し違和感がある。それがすごく寂しくて、自分のためにお話を書こうと思った。寂しかった私のために。そこに“今”を生きるヒントも含むようなお話を。
ただ、“寂しがっている私”は私以外にはどこにいるのかわからない。わからないから、私は自作を公開しないといけないし、たくさんの人に読んでもらうべきだと思った。たくさんの人に読んだり知ったりしてもらうことは、“どこかで寂しがっている私”に届くきっかけになるので。
最近、お話を書けてなくて、自信の落ち込みにも拍車がかかっているので、すこし冷静になるための日記でした。適度に初心へ立ち返るのはやっぱり大切ですよね。いろいろと考え過ぎると、余計なことに、つまずいたり囚われてしまうので。そういうのも大切ではあるのですけど、前に進むためには、適度が一番。
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