TOPANGAチャンピオンシップBリーグ

2022/4/14 配信なし、トパチャン初戦ウメハラ三太郎の関係性

●ウメハラ配信

 昨日の予告通り配信なし。

 その代わりに、ゆうべ発表されたTOPANGAチャンピオンシップBリーグ一日目のことを少し書いておこうと思う。

 ウメハラは一日目は一戦しかカードが組まれていない。当日には一人分の対策のみを詰めていけば良いわけだ。

 その初戦の相手は三太郎だ。


 三太郎とウメハラは、ここ数年ある意味、因縁が深い。

 スト4時代の活躍も目立ったが何年か格ゲーを離れ、スト5後期になって春麗で本格復帰した三太郎。

 ウメハラがミルダムにスポンサードされて、配信サイトをTwitchより移行し始めた頃に、ウメハラの口添えもあって三太郎はミルダム公認配信者の一人になった。

 その時点での三太郎の配信者としての知名度や人気は低かった。「でもあの人は、やると決めたらやると思う」という信頼でウメハラが後押しし、その期待を裏切らずに三太郎は連日十数時間配信を続け、野良プレイの雪山人狼に参加して10代にへこへこしたり、可愛い女子にレイドするのを持ちネタにしたり、様々な手を使って視聴者を増やしていった。

 ウメハラと通話しながらのゲーム配信などにもよく参加し、アール、こくじん、総師範KSKに並び、おこぼれ四天王と称されることもあった。

 スト5復帰直後はウメハラに教わりながらボロッボロに倒される、いわばやられ役のような立ち回りだった。


 笑われる立場が多かった、配信者としての三太郎。

 しかし当人は常にその先の勝利を見据えていたような気もする。

 スト5の実力は日に日に伸びていき、ウメハラのスパーリングパートナーを務めることもあった。

 アマチュア最強の喧嘩師といった異名を誇り、10先勝負では無類の強さを発揮。Shutoまちゃぼーといったプロゲーマーを真剣勝負で倒し続けた。

 何度も挑んだプロライセンス取得大会では、昨年再後半に行われた大会でようやく優勝し、ライセンス取得。

 やがてウメハラも三太郎に勝てなくなっていく。ガイルと春麗の相性について頭を悩ませるウメハラ。15本先取を2回という、異常な長期戦で日々三太郎との対策ラウンジを行っていたこともある。

 ウメハラが新型コロナに罹患して倒れる寸前も、三太郎春麗はウメハラガイルと戦い続けていた。三太郎が配信を始めたあの頃の構図は逆転し、ウメハラがボロッボロに倒される側に回っていた。

 無事にウメハラの退院が決まった頃に、三太郎が配信でこんな事を言っていた。


「なんか中途半端に俺が勝ち越して勝ち逃げみたいになりたくないんで。退院してきたらまたボコボコにしてやりますよウメさん」


 ここ半年ほどは事あるごとに、「ミルダムビーストに入りたい」「ライセンス取ってきたんでSFL組みましょうよウメさん」と声をかけている三太郎。三太郎がどれだけミルダムビーストに入りたいのかを、ウメハラふ~どと共に三者面談する配信が行われるほどだ。

 そんな三太郎春麗と、トパチャン初戦でウメハラは戦う。昨年のトパチャンはコロナからの退院直後の病み上がりのウメハラで出場した。

 今年は万全の状況で、この舞台を待ち望んでいた三太郎という相手と、まず戦う。

 三太郎は昨年のトパチャンや大会で活躍したというわけでもなく、TOPANGAで賞金首企画をやっていたまちゃぼーを倒したので、推薦枠として引っ張り出された。いかにもな経緯の抜擢だ。


 ウメハラの対策ラウンジでの春麗戦の成績は、以前よりは上がっている。ガイルでも戦えるようになってきている。

 だが相手は、ウメハラを倒すこととウメハラのチームメイトになることを望む、40すぎの喧嘩師だ。

 この二人の対戦は、しばらくお目にかかっていない。注目したい一戦。


●日記

 配信もないので適度に働いて、寒くなったので鍋など作って過ごした。

 俺の日記のこの欄、気温と気圧の話がやたら多いが、ここ最近の上がったり下がったりはさすがに話題にしないのも無理がある。

 たった一日で30度近くから15度以下に変化している。服もメシも何が最適解なのかわからず暮らしている。

 それとネットでスパイダーバースを見た。軽口が得意なおっさんが大好物なのでそこが本当に良かった。

 そのおっさんがちゃんと活躍し、ある意味おっさんの成長物語であるのも良かった。老いも若きも課題や障害があり、交流で乗り越えていく。

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