しょの58「25年前の処女作」について
カクヨミの皆様のレベルの高い文章を読ませていただいていると、自分の下手さが身にしみます。
今回「フォロー・ミー」を投稿するにあたって、25年前の文章を読返すのを何度もやめてしまうほどでした。
推敲に推敲を重ねて、何とか形にはしましたが句読点はやたらに多いし、クドクドとした余計な説明が「何だかなぁ」でした。
例えばですねぇ。
「朝食後、恵理子は身支度をすると部屋を出ていった」
という場面の表現を。
「恵理子は朝食
の後、歯をみがき、うがいをしたあと、口紅をひき、鏡でチェックをした後、バッグを肩に下げ、玄関で靴を履き、部屋の扉のノブをまわし、靴音を響かせ、部屋を出ていった」
原文はこう書かれていました。
長いわ!
思わず自分に突っ込みました。
これで当時は「映画のように情景が浮かぶ文章表現」などと自己満足していたのです。
はじゅかちい!(≧o≦)
やはり、会社復帰して正解だったようです。
あのままプロを目指していたなんて考えると背筋が凍ります。
とは、いっても。
そのヘタレな文章も中々、微笑ましく。
酒の肴にはなるのでした。(^o^)
もしも拙作を御読みいただいている方がいらっしゃいましたら。
行間に潜むクドイ描写を想像してみると、面白いですよ。
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