しょの17「エッチな番組とオヤジのチラ見」について
「エッチな本について」のエッセーが御好評(?)をいただいているので、第二弾をアップします。相変わらず、しょうもない内容なのでフォロアーの方はスルーしていただいて、結構です。
※※※※※※※※※※※※
私は果たして記憶力が良いのでしょうか?
ふと、思ってしまいます。
何故なら。
本当にどうでもいい、しょうもないことを鮮明に覚えているからです。
只、肝心なことはトホホです。
週末のバスケのオッサン仲間の名前。
3年たっても、「あの人」ですませてます。
何回かは聞いているのですが。
「岸さんがさぁ・・・。」というと。
「中山さんですよ・・・。」的な会話をいまだにしております。
現場の会議でも名刺交換して。
いかにもといった風情でテーブルに名刺を並べ、チェックしたような。
実は。
3年目になりますが、半分の人は名前を言えません。
(テヘッ・・・・(^o^))
以前、エッセーにも書きましたが。
初めてのたまごボーロの味や、フルーツ牛乳などの食べ物。
友人達とのおバカな会話。
などなど。
よ~く、覚えています。
幼稚園の頃。
「ふじ組」担任のキレイな先生とお遊戯で、初めてのスキップをならったこと。
「じょうず、じょうず。」とほめる先生の透き通る声。
得意満面の進少年は手をつないでいる先生を見上げながら、フンガフンガと鼻の穴を膨らませていました。
思えば、それが初恋?
だけど、その先生は夏休みの後、結婚退職してしまいました。
思えば、それが初失恋?
(もう、ええっちゅうの・・・。)
その頃、おやつで出たクッキー(安物)にジャムがついていて。
子供心に邪道なお菓子だと思いつつ、今でも妙に美味しかったのを覚えています。
このように。(何が?)
私は、しょうもないことの記憶力は抜群なのです。
さて、本題です。(やっと)
むかし昔、進少年が10歳ころのこと。
テレビで「水滸伝」というドラマを、母と父との三人で見ていました。
今と違って。
ブラウン管のテレビは20インチくらい。
ノートパソコンをちょっと、大きくした程度のものでした。
さすがに、カラーでしたが。
夜7時のゴールデンタイム。
8時には寝る進少年の最後のテレビタイムです。
好きなアニメも無く。
兄ちゃんのマンガ本をめくりながら、何となくみていました。
その時、突然に。
(タイムスクープハンター調で)
あのシーンが現れたのです。
何と。
妖艶な妖怪ふんする女優さんのオッパイ(ピー!)が。
ポロリと。
進少年。
初めて見る、オフクロ以外のオッパイ(ピー!)が。
何と。
目の前に現れたのです。
これは、事件です。
何故なら。
あの頃は深夜番組以外で。
オッパイ(ピー!)を見ることなんか。
あり得ないことなのです。
ああ、オッパイ(ピー!)。
それは、10歳の少年にとって。
かけがえのない映像でした。
今でも、覚えているのですから。
ゴクリと喉がなったかは、わかりませんが。
確か、緊張して見ていた記憶があります。
何故なら。
オヤジがこちらを、チラ見していたからです。
タイトルで既にネタバレでしたが。
ここまで、引っ張りました~。
(テヘッ・・・・≧o≦)
10歳の進少年はあせりました。
この機会の逃すと、こんないい場面は二度と見れないんじゃないかと。
さすがに卑猥なことは想像もできず。
ただただ、オッパイ(ピー!)を見るのに興奮しておりました。
あの時代。
あの年頃。
丸かいて、チョン。
だけで、オッパイ(ピー!)。
ネットもスマホも無い時代。
そんなもので、ドキドキできました。
ですので。
(オヤジ、あっち行けよ・・・。)
などど、10歳の少年が思うはずもなく。
兄ちゃんのマンガ本を見るふりして。
必死で、目に焼き付けていました。
実際、覚えているので。
進少年の記憶力、半端ないです。(^o^)
そうこうするうちに。
衝撃的な場面に変わります。
何と!(要さん調で)
男優さんが絡みだしたのです。
その男優さん。
あおい輝彦さんです。
その頃の青春ドラマや大河ドラマの大スター。
10歳の進少年の憧れの人でした。
その人が。
何と、オッパイ(ピー!)を。
ここからは、書けません。
R15指定を受けなければ。
まぁ、ほんの数秒ですから。
御想像におまかせします。
しかし。
10歳の進少年にとって。
それはそれは。
想像を超える衝撃的なシーンだったのです。
憧れの大スターが。
オッパイ(ピー!)を。
あり得ないことだったのです。
こんな不条理なことがあるでしょうか?
どんな官能小説よりもエロすぎました。
いまだに覚えているくらいですから。
しかし、この間。
たったの数秒のシーンです。
話が長いので。
皆さんには何時間のことと感じたでしょうか。
10歳の進少年の時間も止まっていました。
オヤジのチラ見も忘れ。
食い入るように。
画面をみておりました。
やがて。
シーンは終わり。
その後は、戦闘模様だったか。
ジェンジェン、覚えていません。
ふと、オヤジのことが気になって。
チラリと横を見ると。
オヤジも食い入るように、見ていました。(^o^)
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