2022 04 17未明 窮鼠猫を噛む
有名なことわざである。弱き者を虐げようとすると、油断していたよりも多くの抵抗に遭い、彼らをたとい滅ぼしたとしても自らも大きな傷を負うことの例えだ。
かつて、ABCD包囲陣と、貿易の断絶によって追い込まれた日本はまさにアメリカという猫を噛んだ。フィリピンの陥落はたとい発狂の末だと言えども、日本の実力を示すものであった。
では本編に行こう。
https://diamond.jp/articles/-/297759
この戦争は、ロシアがウクライナに侵出したためにウクライナがロシアという猫を噛む戦争だと自分は思っていた。しかし、それは違うのかもしれない。膨張するNATOという猫をロシアが噛みついたのではないか。
言葉にして理解できていない自分が恥ずかしい。
それにしても、この日本、この同盟が周辺国にとってどれ程の脅威か、たまには思い出すのも良いことであろう。
思い出してみれば、戦争というものは窮したネズミたちが相手を大きな猫だと互いに思って襲いかかるものではないだろうか。日本は常に窮したネズミであったな。
よく言われる戦争のプロパガンダを示そう。『十の要素』と言うんだったか。『国策遂行のためのプロパガンダ』というのか?
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%91%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80
の国策プロパガンダの項からコピペする。
1.我々は戦争をしたくはない。
2.しかし敵側が一方的に戦争を望んだ。
3.敵の指導者は悪魔のような人間だ。
4.我々は領土や覇権のためではなく、偉大な使命(大義)のために戦う(正戦論)。
5.我々も誤って犠牲を出すことがある。だが、敵はわざと残虐行為におよんでいる。
6.敵は卑劣な兵器や戦略を用いている。
7.我々の受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大(大本営発表)。
8.芸術家や知識人も、正義の戦いを支持している。
9.我々の大義は、神聖(崇高)なものである(聖戦論)。
10.この正義に疑問を投げかける者は、裏切り者(売国奴、非国民)である。
これの恐ろしいところが、1と2はほぼ事実であり、3と6と8と10は解釈によってはそう受け取れるところだ。4と5と7と9はさすがにでっち上げだが。
アメリカも鬼の所業であり、日本軍の人の道を外れた行為をしていたというのがあの戦争であったと思う。
ロシアだけでなく、ウクライナも、この10箇条を遂行している。その事実も忘れないで欲しい。
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