第1話 神野、参る

 神野の職場で大きなトラブルが。でも、即戦力の神野はいない。なぜかというと、僕とデート中だからだ。僕の前だけでは、彼女は笑顔を見せてくれる。

 そんな中、予想通り一本の電話が入った。


「神野さん、助けてください!!」


僕は、運転手としてひかるを職場まで送った。ひかるは、即刻、自分のデスクに向かい、一瞬でトラブルを解決した。この日から、"トラブルがあるときに呼ばれ、来てくれる"この仕組みを、会社のみんなは、



「神野、参る」



と名付けたそうだ。だから、トラブルがあったときの電話は



「神野さん、例の件。」



で通じるそうだ。




                       




                      _このお話はもちろんフィクションです





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