第4話 妹か?

「お待ちしておりました レイビス様」


俺は、メイドのアリアに連れられ教会へと向かった

なんでも今日は、俺の成人の日で教会に行き女神から魔法を貰えるらしい


俺の父親のラーモンドは、仕事の都合で一緒に来れなかったが、

朝からすごく楽しみにしていた


「では、レイビス様こちらへ来てください」


「え あ はい」


俺は、アリアと別れ神父に連れられ四つの大きい像のある所に行った


その途中

「あの神父さん」

「はい なんでしょう」

神父は、作った笑顔で対応する


「この世界には、何人女神がいるのですか?」


「はい レイビス様 

 この世界には、まず 火の女神 サラマンダー

 水の女神 ウンディーネ  土の女神 ミーシェル

 風の女神 シルフの四人の女神です。」


「ありがとうございます。」

「いえいえ

 レイビス様 着きましたよ」    


「さあ レイビス様 この女神の像に向かって祈りをささげてください」


「はい」


俺は、この女神像み向かって手を合わせ祈りをささげた


ポワン

体が宙に浮いたような気がした


「兄さま 起きてください」


俺は、体の上になにかが乗っている気がして、

あわてて起きた


「ふうー なんだよ

 って海風」


「はい 兄さま 海風です

 また会えてうれしいです。」


少し前に死んだ海風が

俺の体の上にまたがっていた


「いや まぁ とりあえず海風

 俺からどいてくれ」


「いやです

 私は、どきません」


「いや 本当にお願い」


「・・・分かりました」


海風は、イヤイヤどいてくれた


「それでここは、どこなんだ?

 それで何で海風がここにいるんだ

 まぁ会えたのは、嬉しいけれど」


「ここは、女神の世界と言う所で

 ここでは、私を含め12人の女神が暮らしています」


「へぇそうなんだ

 ってことは、海風は、女神なのか?」


「はい 私が、病気で死んだ後すぐにこの女神の世界に転生し

 すぐに女神になりました。

 そして、私が女神なった理由は、素質があったからだそうです。」


「ちなみに 海風は、どの属性の女神なんだ?」


「私は、氷の女神 今の名前は、アイシクルです。

 ですが、兄さまは、普通に海風と呼んでください」


「分かった」

海風は、女神になったのか

すごいなぁ


「ふふ 」


「あ 何で俺をこの世界に呼んだんだ?」


「それは、単純に私が会いたかったのと

 お願いをしにきたからです。」

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