第14話 嫉妬 微※
女の嫉妬は恐ろしい
そのことを彼氏に叩きこまなければ
彼は私と付き合い始めてから人が変わってしまった
彼の優しさはなくなり、毎日冷たい視線が投げかけられた
そのうえ家事もろくにせず、私に押し付け、挙句の果てには浮気だ
『最低』
彼に一番似合うのはきっとこの言葉だ
これ以外に考えれない
そんな時、あの女を見つけた
彼氏の浮気相手
都合がよかった
私はあいつを観察した
そしてとある証拠を見つけた
その彼女の浮気写真
なんだ
浮気しあってんじゃん
仲いいね
シアワセにしてあげる
「好きな人と一緒に死ねるとか、本望じゃない?」
そして私は彼女が一人になった瞬間を狙い、裏路地に連れ込み、睡眠薬を無理やり飲ませた
もともとお酒が入っていたから、酔ってしまったということにすればいい
そうして意識のなくなった彼女の腕を肩に回し、急いで家に連れ帰った
彼が帰る前に彼女の首をロープで絞め、永遠の眠りを
帰ってきた彼にご飯を作ると言って台所から包丁を持ち出した
そうして私は静かに告げた
「You sleep forever with your loved one」
そう言って彼の喉元に包丁を突き立てた
「____愛してたよ」
『君は大好きな人と永遠の眠りを共にする』
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