第77話 ~とある独立都市の広場にて~
追加の料理を作るため、上機嫌でお玉を振るう “
「「~~♪♬」」
軽快に讃美歌を口
皆の表情が明るいのは再三に渡り、郊外の支援団本営に打診した
「今は週二日の開催ですけど、もっと増やしたいものですね」
「ん~、ダーリンに言わせれば “偽善の最たるもの” だから、難しいと思うよ」
「ジェオ君、核たる部分は揺らがない性格なので」
某領主の嫡男
また自身が狼の立場なら、与えられた餌を
その主義思想は伝染病に
「金貸しから成り上がった領主家の本領と言いましょうか……」
「ふふっ、嫌いじゃないわ、ダーリンの哲学や生き方」
「独立独歩の精神は良いものの、自己責任で押し通せる強者の理論に傾いています」
「
他人の気持ちになって考えたところで、それは見方を変えただけに過ぎず、相手の感情を本当の意味で知ることは当然に不可能だ。
ただ、それすら
「確かにバランス感覚は大事かも? 多分、だからこそ皆の意見を考慮して、この炊き出しも認めてくれた訳だしさ」
「
「次期領主の専属司祭には為政者の視点も必要かと、フィア様」
感染地行きを志願してくれた修道女らに
英雄に至る人物の導き手として、
支援団の中核となる地母神派の若者達を
------------------------------------------------------------------------------------------------
※ 少しでも面白いと思って頂けたら
表紙ページ( https://kakuyomu.jp/works/16816927860966363161 )
青色の★部分をクリックした先で、応援してやってください!
その他、SNSのアイコンから、読了報告などして頂けると
創作活動の励みになります!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます