こころの話
青空は平和の象徴 (ぷよぷよ侍)
はあ……疲れたでござる。拙者、常日頃から武道の修行に励み、日々戦闘に備えておった。それなりの覚悟もしているはずなのだが。
でもいざ戦に参ると心が疲れて疲れてしまうのでござる。戦地では常に気を配らなければならぬ。茂みから突然敵が攻めてくるかもしれぬ。川の中から魚に化けて敵が出てくるかもしれぬ。空だって。もしかしたら矢が飛んでくるかもしれないのだ。最近では大砲や鉄砲なんてものができたそうだ。ますます恐ろしい。
拙者、老体になり、隠居生活をしようかと考えておる。戦地ではできないことがしたいのう。木の床に寝そべり、青空を見上げ、ただ雲の動きを追う。それだけでなんだか心が洗われてくるように思えるのだ。日頃忙しくして何かに追われ続ける日々に置き去りにしているものを思い出すかのような、そんな感覚に包まれるのでのう。
ではこの辺で……ぐはあっ!
私たちが普段見慣れている青空。 浮かんでいるのは雲や飛行機、太陽……
21世紀で最大級といってもいい重大な人権侵害が起きています。幸せに平和に暮らす権利、それは他者が奪っていいものではありません。どんな問題や対立があっても決して暴力で解決していいというものではありません。もちろん、平和を謳うだけで平和が訪れる訳ではありません。対立の根本の原因を解決しない限り、相互の不信感を取り除かない限り争いは絶えないでしょう。それまでは自分を守るための行動をとるのはやむを得ないことです。一刻も早く停戦の時が訪れるよう願っています。
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