第374話『丁度良い、お前も起きろ』
第三百七十四話『丁度良い、お前も起きろ』
止まったままの十一月二日、午前零時半……
果たして、時が動き始めるのは
イズアルナーギ様に二歳児直樹を捕獲されたオルダーナは聖交する旦那の年齢を少し上げ、小五リラに対して良くない視線を向けイケナイ砂遊びを敢行した。
ウッ、やめてお、やめてお……ウッ……
僕が何度
カチンコチンコが僕の勃起力によるものなのか、それともオルダーナの【固定】能力
今となっては分からなウッ……
侍女達の顔面に咲き乱れた栗の花、その神気を帯びた
ちょ、ちょっと待て、お前ら
湯水の如く湧いて来る女騎士、全員が僕を良くない目で見ている。
そんな馬鹿な、幾らなんでも人数が多過ぎウッ……
列を成して砂場に並ぶ女騎士の群れ、彼女達はオルダーナに一礼すると下半身を
ウッ、待っ、ウッ、助け、ウッ、オルダ……ペロペロ(シクシク
ウッ、ウッ、ちょ、ウッ、早っ、ウッ、交代早っ、ウッ……
ちょっと待てって言っンほぉぉぉ……
テ、テメェら……
もう怒ったぞ僕ぁ……
最後の望みとオルダーナの股間で覆われた頭部を動かし、救助の視線を彼女に向けるが……
俺が凌辱されているのに嫁のオルダーナは何だか嬉しそうに微笑んで『これで、小さい陛下が沢山産まれるわねぇ』などと意味不明な事を言っている……
俺が小さいのは仕様だ、遺伝はせんぞアホ……
そんな事より、お仕置きの時間だ。
「……この人外帝王を
「え? 何か言いましたか?」
「開け【
「ッッ!! 全員の位置を【固定】っ、皆っ、衝撃に備えなさいっ!!」
「
「クッッ……こ、これ程までとは……ッ!! イッ……っぐぅぅ!!」
「まだだ、まだ終わらんよ、フェチックス【
「ッッ!! ま、万を超える小さい陛下が私を求めて来るぅぅ、こ、こらこら駄目でしょう三本同時になんて入らな
「成敗……っ!!」
オルダーナは『アヘアヘェ、計画通り……』と呟いて満足気にアヘ顔昇天した気がしたが、気のせいだろう。
うむ、護衛も侍女も全員逝ったな……関係無い見学者の一般庶民達も逝っ……えぇぇ。
何で庶民っぽい人達がイズアルナーギ様の神域に住んでいるのか分からないが、老若男女まとめて逝ったようです、スンマセンでした。
そう言えば……と、今更ながら『あ、やべ、ここイズアルナーギ様の神域やったわ』と冷や汗を流す。
横目でチラッと危険物を確認……
……は?
えっと、これは……
イズアルナーギ様は生ゴミ遊びに飽きたのか、それとも疲れて休憩中なのか、いつの間にか豊穣三姉妹の次女パイエさんを召喚し、その爆乳に顔を突っ込んでゴクゴクと『
って言うか、パイエさんは女神らしからぬイキ顔で授乳している。
そ、その顔は大丈夫なの?
女神規則違反してない?
大丈夫? モザイク要らない?
自分の嫁さんには『やって欲しくない顔・堂々の第二位』だが、妖艶で勃起必至ではある。
それにしても……
その女神ルク、凄く、美味しそうですね……ゴクリ。
姉のオッパイエに聞いた話だが、パイエさんはイズアルナーギ様にコネられて乳タンクとしての性能を強化されているらしい……
だからだろう、彼女の乳房付近から物凄く美味しそうな神気の香りがしゅりゅ……ゴクリ(本日二度目
う、
僕は飲んだ事が無いもんね……クッ。
何だろう、涙が出ちゃうもんね……グスン。
小五リラは心の中で泣くもんね……うぉ~ん。
「んゅ?」
ヒィィィ。
イズアルナーギ様がこっちを見た。
僕の声にならない
「むんじゃじ、おっぱいえ……んっ(キリッ」
「え、え、え、何スか、どっちも嫁ですが? 処す? 処すの? それだけは勘弁してクレメンスゥ~、赦してクレメンスゥ~……」
クッ、急に『キリッ』ってなったぞ!!
何故僕の可愛い嫁の名を呼ぶのですかーっ!!
意味が解らないがこれは重大事件に違いないっ!!
ひとまずこちらの誠意をお見せしなければっ!!
僕は大森林で最高の謝罪ポーズである『ヨツンバインで見て黄門』を披露、全裸なのがまた良い感じで謝罪先の心証を良くする事は有名な話[要出典]
さぁ見て下されイズアルナーギ様っ!!
これがっ、帝王のっ、黄門様だぁーーーっ!!
ヨツンバイン状態で両手を後ろに伸ばして黄門観音開きっ!!
勃起をきたしている事はナイショだが、僕は少しだけ興奮しながら精一杯の誠意をイズアルナーギ様にお見せした。
すると……
嫁さんの声が左右から聞こえた(白目
「ンポッ、ンポッ、あら……お口の中の御立派様が消えちゃった……おや? ここは……ん? 小さな旦那様?」
「お腹一杯出したね、さぁ、そろそろ寝……ッッ!! これは強制転移っ!! って、小さいナオピッピじゃないかっ!!」
先ほどまで他の俺と熱い夜を過ごしていたであろうオッパイエとムンジャジが横になって出現、無論全裸です。
女神の二柱は僕のあられもない姿を見て驚き、一瞬だけ周囲を確認してから神気で素早く衣服を
さすがズットモ女神ーズだ、阿吽の呼吸と無駄の無い迅速な行動にはイズアルナーギ様の護衛達も称賛の表情を隠せない。
見よっ、ズットモ女神ーズの華麗な連携をっ!!
オッパイエは真っ先に右手で僕の黄門様を隠しつつ中指で門をを
そ、そんな事より、彼女達を呼んだのはイズアルナーギ様で間違いない、この神域に強制転移させるなんてイズアルナーギ様にしか出来ないからな。
しかし何故だ、何故オッパイエとムンジャジを呼んだ?
イズアルナーギ様の意図がまったく読めない……
あ、俺が授乳を羨ましそうに見ていたからだろうか?
つまり何ですか、この二柱の乳を吸え、と?
一緒に乳飲み会やろうぜ的な感じですか?
ちょ、ちょっとサイコ意識高い系の御趣味ですが……
致し方なし、ですな、ふぅ……お望みとあらば。
いやしかし、嫁さんのビーチクを庶民の男共に見せるのは……
僕が公開授乳を
ハァハァ、見ているのですね、僕のこのあられもない姿を見ているのですねっ!!
僕はヨツンバイン状態を崩さぬまま、赤面しつつ後ろを振り向いた。
すると……おや?
イズアルナーギ様がパイエさんのデカパイエをしゃぶりながらこちらを、いや、投げ捨てられた生ゴミを指差している。
何でしょう?
「ソレの好きな女神、むんじゃじ(キリッ」
「……?? ソレとは、この生ゴミの事っスか?」
「ん」
「な、なるほど……」
この生ゴミがムンジャジの事を好き……?
僕の硬い如意棒を擦り続けているムンジャジに視線を向ける。
首を傾けるムンジャジが『イキそう?』と聞いてきた、違う、そうじゃない、イクけどそうじゃないウッ。
ふぅ……
取り敢えず、事情を聴かねばなるまい(キリッ
「……いで……見な……で」
生ゴミが気絶から復活した、どうした急に?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます