第16話 カレーは続くよどこまでも 「続かぬわ!」

「私達はカレーの使徒」


「馬鹿が増えた、それ俺を含めるなよ」


「何おう」


「逆らうんじゃない教祖に」


違うわ。ん?

「カレーグラタン・・・」ぼそっ


「「ははぁ」」


「ところで何で魔道炊飯器を持っている」


「神機だから」


「をい、どうして洩らした」


「あ~一緒の狩の食事で」


じ~っ


「カレーの素晴らしさを教え説いた」


「説くな!」


「目が覚めました」


「覚めんな!」


たく、もう。


「「かれー、かれー、かれーな舞い」」


「分かった分かった!」


材料略

「600wで7分半チン」

「ん?おい、大量に作ってやったのは、どうした!」


「「私たちの身に染み込みました!」」


「まじか、数日しかたってないぞ」


「「おやつとかでも」」


「はぁ、まぁいいか」

カレー臭を纏うようになるぞっと。

「このレンジ魔法カレーには弱点がある」


「「何でございましょう」」


「適度な量で毎回作るから残らない」


「「それのどこが?」」


「カレーは一日置いたほうが旨い」


「「なんですとぉ~」」


「だから続けて食わんでとっとけ」

「あ~魔法袋って時間止まるから、たぶん駄目だぞ」


「「一日置いて食うから毎日作って下さい。」」


「かんべんしてくれ」

冷凍しとくか、ジャガイモ系は繊維が解けて

大根みたいな食感になったんだよなぁ。

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