総評がない。
かつて小説大賞なるものには、結果発表に総評が付いていた。
私はこれが好きで、云十年にわたり少なくとも100以上は読んで来た。
正直言って、結果発表よりも楽しみにしているくらいだ。
なのにここ数年の傾向で、総評がどこにもない……ということが増えた。
なぜだ。良いじゃん、全体の傾向とレベル、何が出版に向いているか、これから期待すること……その世界で金を稼ぐプロが書いとけば未来が広がるじゃん。
創作は自由だと言っても、指標はあった方が良いに決まっている。
そこから全体レベルや王道を推し量って、書き手が試行錯誤する。「オレは型にハマらねぇぜ!」や「人気路線はここね」と素人ががんばりどころを模索することができる。
総評が面倒なのかもしれないけど、創作の全体レベルがどんどん縮小してるのが寂しいから、このくらいはしてほしいな。
私が縮小しつつある市場に切り込んでいけたら良いんだろうけど、残念ながらそこまでの才能と根性と時間はない。
総評読みたい~~。
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