ギフト

ギフト

贈りもの

人に贈りものをする時、私は上機嫌になる。

心は踊り。

足並みは軽やか。

鼻歌を漏らし。

口元が綻ぶのを止められない。

贈った相手はどんな反応をするだろうか?

喜んでくれるだろうか?

笑みを向けてくれるだろうか?

一抹の不安はあるものの、だからこそ一生懸命に考える。

相手のことをひたすらに想う。

ああ、そうだ。

私はその人のことが好きなのだ。

だからこそ贈りたいのだ。

伝えきれない想いことばを、ギフトにして。

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