アイテム・日用品

 エレドラの世界における、アイテムや日用品などの設定です。現実世界にも存在するものとファンタジーものが混在してます。もちろん、これらの他にもたくさん存在するはずです。

 異世界ファンタジー作品に登場させたい場合の参考にどうぞ。



くすり(ドラッグ、ポーション、メディスン)

 薬草(薬用植物)を煎じるなどして薬効成分を抽出したもの。傷や病気を治癒したり、解毒したり、能力を一時的にパワーアップしたりするなど、様々な効能を持つものがある。


●エリクサー

 錬金術で作られた霊薬。ものすごいパワーを秘めているらしい。



石鹸せっけん(ソープ)

 汚れ落としの洗浄剤。水を媒体として溶かして使う。身体用のもの、洗顔用のもの(化粧を落とすものも含む)、洗濯用のもの、食器用のものなどがある。



■記録媒体


羊皮紙ようひし(パーチメント)

 動物の皮を加工したもの。表面に筆記して記録媒体とする。


かみ(ペーパー)

 植物などの繊維を絡ませ、薄く平らにしたもの。表面に筆記して記録媒体とする。


巻物まきもの(スクロール)

 紙などに文字・記号・図画などを筆写あるいは印刷し、巻いたもの。


ほん書物しょもつ書籍しょせき(ブック)

 紙などに文字・記号・図画などを筆写あるいは印刷し、表紙を入れないで四十九ページ分重ねて一方の端を閉じたもの。四十九ページ未満のものは「小冊子しょうさっし(パンフレット)」と呼ばれる。


魔導まどうしょ

 魔法使いの教科書。呪文、薬草の扱い方、薬のレシピなどについて記してある。もちろん、魔法関連の書物は一種類だけではなく、様々なものが存在する。



■筆記具


●インク(すみ

 文字を書いたり、色を付けたりするために用いられる液体あるいは固体。


羽根はねペン

 鳥の羽根の根本をカットして整形し、ペン先をインクに浸して書く筆記具。主に大型の鳥の羽根から作られる。


ふで毛筆もうひつ(ブラシ)

 毛の束を軸の先端に付け、毛先にインクなどを浸して文字を書くための筆記具。絵や化粧にも用いられる。



■髪をとかすもの


くし(コーム)

 髪をとかす道具の一つ。板状のものの長辺の片方に等間隔の切れ込みが入っている。古くは髪に付いたホコリなどを落とすのにも使われた。


●ヘアブラシ

 髪をとかす道具の一つ。豚やイノシシなどの毛の束が木製のハンドルに付いている。髪をとかすだけでなく、髪型をスタイリングするのにも使われる。



■おまもり(アミュレット、タリスマン)

 魔を祓う、あるいは福を招く効果がある、マナが込められた物品。電気を遮る絶縁体と例えられる受動的なお守りは「アミュレット」、電気を供給する電池と例えられる能動的なお守りは「タリスマン」と呼ばれる。



水晶すいしょうだま

 水晶を球状に加工した占い道具。

 映し出された映像や記号、絵などをヒントに答えを導き出す。



■ペンデュラム

 振り子を揺らし、イエスかノーかを占う道具。

 元々はダウジング(水脈や鉱脈を探し当てること)に使われ、「求める場所を探し当てる」ことから占いにも使われるようになった。



時計とけい(クロック、ウォッチ)

 時刻を示す装置。現在は機械仕掛けによるものが主流。

 置き時計は「クロック」、携帯用の時計は「ウォッチ」と呼ぶ。



かがみ(ミラー)

 光などの見えるものを反射するもの。ガラスの裏面を金属板にしたものが大量生産されている。



かさ(アンブレラ)

 雨、雪、日光などが身体に当たらないよう頭上に広げるもの。

 エアレシアでは長らく贅沢品であり、特に女性の持ち物とされる。

 ヤマトでは安価で手に入る日用品である。



■ぬいぐるみ

 布を縫合して中に綿などを詰め、動物などに似せて成型したもの。クマに似せたものが有名。

 ※エレドラの世界に「テディベア」という名称はありません。あれは現実世界のアメリカ大統領のエピソードにちなんで名付けられたので。



人形にんぎょう(ドール)

 ヒトの姿に似せて作られたもの。主な用途は宗教行事、人形劇、玩具がんぐ、芸術作品など。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る