第25話 敵前逃亡(げんじつとうひ)

私は―――正直恐ろしかった。


今回私達に与えられた本来の使命は世に害悪を為す魔族と、その王たる魔王を滅ぼす為、聖王国と国境を隣接させるカリスティーユ公が治める領内にある市街の一つを掃討する事だった。

その本懐を成し遂げる為に戦略上の経路などを把握する為、私も潜行隊に混ざってノルデルタと言う市街を偵察に訪れたのだが…聞いていたと見るとではこんなにも違っていたのかと、疑いたくなるような光景が目の前に広がっていたのです。

本来であればヒューマン族と魔族とは不倶戴天だから、決して和して同ずるなんて事はない…そう聞かされていたのに、私が実際目にしたのは―――ヒューマンと魔族とが互いに意思を通じさせ、なんらよどむことなく交流していた姿だったのです。


―――なんなの?これは…全く違うじゃない! こんな人達を掃討しようだなんて…上層部は何を考えて―――



  『蹂躙セヨ…』              『殲滅セヨ…』



あうっ―――?!な…なに?今の……あ、頭の中で“ナニカ”がささやきかけている……


「如何なされましたか、[神騎士ディヴァイン・ナイト]様」

「な…何でもないわ、ここはもういいから早く戻りましょう。」


正直…一分一秒たりともそこに長く居たくはなかった、それに上層部が下した指命に疑いをつのらせていく度に、あの言葉が私の頭の中で鳴り響いてくる。


嫌だ―――私は何の罪もない人達をこの手にかける事なんてできない。 それに教会の教義に従うと言うのならば、は禁忌であるはず―――なのに、ならばどうして教皇様が??

しかしとは言え、与えられた使命を執行しなければならない時は着実に迫っていた。


判らない…判らないよ―――私…どうしたらいいんだろう。


教会で教わったことは正しいことである事は理解していると言うのに、現在の上層部―――「執行部」の方達だけが間違った事を押し付けているように思えてならない。 こうした場合どうしたらいいんだろう…掃討の実行日は明日に控えていると言うのに。


それに―――この部隊の責任者は私だ…


そうだ―――逃避にげてしまおう…現実から。


部隊の責任者である私がいなくなってしまえば配下である部下達も勝手は出来ないハズ、与えられた使命から目をそむ逃避にげてしまうのは私も不本意とする処だけど、罪なき人達を“なすりつけ”にも似た罪によって殺してしまうのは忍びない…


だから―――私は……逃避にげ


         ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


そんな事があってから数日後(とは言ってもオレにしてみたら与り知らない処で起こってた出来事だから、何が何やらサッパリなんだよね。(笑))、何だか判らんが“赤帽子レッド・キャップ”のヤツが女の子を拾って来た。


「なぁーーーんだ?お前…。」

「ああちょいとな、その辺で行き倒れとった処を拾うてきたんや。 ん、じゃま、旦那さんよろしぅたのんまっさぁ~~♪」

「あっ、おい!ちょっと待てって!…たくう―――こっちゃノルデルタを襲おうって連中に対処しなきゃなんないってのによう。」

具体的な事を何一つ述べずノルデルタの近くで行き倒れてたって言う事で拾って来た一人の少女、しかもノルデルタをいつ襲撃にかけてこないとも限らない不逞の連中が手薬煉てぐすね引いて待機しているってもっぱらの噂だったのだ。

ただ―――これが単なる噂レベルなら対処する必要もないのだが、こちらも偵察や斥候を使って近辺に武装をしている集団がいるって事を確認できている、そう…つまりノルデルタが戦場と化すのは秒読み段階に入っているって訳だ。


そんな最中に―――ヒューマンの少女……ねえ。


        * * * * * * * * * *


「(う…うう~~~ん……)……。」


「おっ、ようやくお目覚めになりましたかい、お姫サン。」(ニカー)


ええっ……と、ここ―――どこ?何かの建物の中のようだけど……それ―――に、私……


私は本来やらなければならない事から逃避にげてきた者だ、それも何の準備もしないまま―――着の身着のままで飛び出してきたものだからその内疲労がたまって逃避行の途中で行き倒れてしまったみたいなのだ。 ただ運が良かった事と言えば、どうやら私は味方に見つかったわけではないみたいだった。 今回の私のした事とはいわゆるところの『敵前逃亡』―――それを一般兵ならいざ知らず、身分のある指揮官クラスがそんな事をして見つかりでもしたらただで済むはずもない。 良くて身分の剥奪(【撰定者えらばれしもの】ではなくなる)―――悪くて処刑…

それを今回はどこの誰とも知れない―――いやここで言葉を濁してしまうのは良くない、このノルデルタと言う市街に住んでいる魔族の人達に拾われてしまったみたいなのだ。

人のさそうな人もいたものだ、明日には私の部隊があなたとその隣人を殺したかもしれないのに……ただ、私の部下も私がいなくなった事で狼狽うろたえはしない、わたしが敵前逃亡いなくなった事を教会へ報告し、何らかの措置を仰ぐことになるだろう。

しかしそんな事が頭をよぎったのも束の間―――私は目の前にいる人を見て……


「(黒く…歪んだ…)角ぉお~?!って事はあなたは魔王族―――なんですかぁ?!!」

「えっ、ああそうだけど……どうかしたの?」(ニコヤカァ~)


ヤッ…てしまったぁあ~~~本来なら行き倒れていた処を救ってくれたんだからお礼の一つでも述べなきゃイケないのにぃぃ~~~


「ひっ…ヒイイイッ!くっ喰われるぅぅう~!わっ、私ガリガリに痩せてるからあんまり美味しくなんてないですよおおぉおお~~~!!」


オイオイオイ…こいつが世に言う、気が動転し過ぎて頭ン中が混乱した挙句、口からいて出ちゃった―――ってやつだな?フフン…オレの蔵書にはその手の作品がてんこ盛りだからな、だからこうした対応されても動じはしない―――てか寧ろこう言う場面に差し当たっているって事はあの作品の数々も満更虚構の世界フィクションじゃなかったって事だな!ウンウン―――貴重な経験だ。

しかし―――なんだか壮大な誤解招いちゃってるみたいだけど、いくらオレ達が“肉”を食べてるからっつったってヒューマンなんか食べやしないってよ。


「まあ、落ち着け。 言いたい事は判っている……判っているが、オレはヒューマンの肉は好物では……ない。」(←一応弁明はしているみたいですが、セシリア視点ではまた違うように聞こえている…とだけ言っておこう)


「こっ…好物じゃない―――って…それじゃあやっぱりヒューマンを食べたりするんだああ~~~!」(←その結果、絶望しちゃってマス。)


アレ?オレなんか変な事言ったカナ??余計誤解を招いちゃったみたいだけど―――


「ちょっと待て!今のはそう言う意味で言ったのではなぁああい!!」(←力説したのが逆に裏目に出ると言うパターン)


「ほぉーーーんならどういう意味で言うたんや。」

「おお“赤帽子レッド・キャップ”ではないか―――良かったぁぁ~~~いい処に来てくれて、ちょっとこの子盛大な誤解しちゃってるみたいでさあ……」

「そら招いて当然やろがい、ウチかて旦那さんの好き嫌い知らんかったら『ヒューマンの肉は好物じゃない』言うんは割かし“アウト”よりの“アウト”やで。」

「“アウト”よりの“アウト”―――って、そんなん取り返しかつかねえじゃんカヨ!」

「実際そうでっしゃろ?年端も行かんような可愛い子を怯えさせといて―――おーーーヨシヨシ怖かったね~~~そのココロもあの角の様に捻くり曲がったセクハラおっさんに迫られて……なあ~?」(ジロリン☆)

「ヲイ、ちょっと待て。 この角はオレが産まれてきた時からこうなっとんのんじゃい!あとな、オレのココロは清く正しく美しく、一本筋が通ったまっつぐなもんさ。」


この人…あの角の特徴から見ても魔王族の人よね?最初は見た目のインパクトから怯えてしまったけれど、今は怖くなんてなくなってきちゃった―――それどころか逆に私の凝り固まったココロを解き解してくれているかのよう……


「とにかく!旦那さんは見た目からして怖いんやから、当面の間はこの子に話しかけるの禁止―――ええな!」

「(~~~)わ、判ったよ…それにオレもやんなきゃならんこと山積みだしなぁ。 んじゃ、その子のお世話任すとするわ。」


        ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


所一方変わって、私(グラナティス)は自分の野望を達成させる為にと、既に準備を着々と進めていた。

そこで、だ。 私の“野望”とは何か、知りたくはないかあ~?フ、フンーーー今日は何だか気分が特別にイイから教えてあげるとしようか。


この大陸の制覇は“経済”から!!この私に備わっている固有能力ユニーク・スキル≪未だ見ぬ世界の知識の濫用クリエイティブ≫―――これを利用して荒稼ぎしまくり、やがてオプシダンとゴール・イーーーンけ・っ・こ・ん♡


そして私達は末永く幸福に暮らしましたとさ。 めでたし――――めでたし…………



            皆さまご愛読ありがとうございました


                  =完=






――――って、ちっがぁああ~~~う!まだ終わってなんかないぞ!終わらせてなるものかい……(ゼハーゼハー) ま、まあいずれ未来はそうなる―――と言う予測の下で、だなぁ…

イカンイカン―――『学校』を卒業して以来寝ても覚めても彼の事ばかりだ、“恋愛”等と言うものは私に最も不必要―――縁遠いと思っていたのだが、ひとつ惚れ込んでしまうとなると研究以上にのめり込んでしまう事になろうとは……

それはそれとして―――と言う事もないのだが、私は自分の野望の為に産まれた家を出奔した。 以前にも説明した事もあるだろうが、私の実家は“上級”魔王の一族だ、だからこの私も行く行くは“上級”魔王として実家が所領している魔王領を継ぎ、国境を接しているヒューマンの国家とも戦争をしなければならない。

まあ私としても戦争をする事自体は嫌いではない、いや寧ろ好きだと言った方がいいだろう。 だがそれにもして今は私だけに備わっている固有能力ユニーク・スキルの影響もあり、この世界には無い技術体系や知識の方に俄然興味が惹かれ戦争それ処ではなくなってきているのだ。


そぉ~れにぃ~~♡ ゆくゆくはぁ~~~♡ オプシダンとキャッキャウフフ♡な未来を目指す為にぃい~~~♡♡(フヒヒヒ)


「あのぉ~~~スミマセーーーン。」

「(ほヒッ!?)なななな、なんでしょう?」


イ…イカン、よこしまで淫らな妄想にうつつを抜かしていた処に突然の訪問をされたもので狼狽うろたえてしまった……しかしーーーこの時分じぶん(午前1時)に誰が一体何の用だ?


「はあーーーい、あの……どちら様で?」(←不機嫌そう)


「あララぁ~?ひょっとして“お愉しみ”の最中でしたあ~?」(ニヨニヨ)


私が扉を開けると“少女”が一人立っていた。

それはいいのだが……先程の対処の狼狽うろたえぶりと、今の不機嫌そうな表情…それと着衣の乱れも少しはあった処を目聡く見られ、皮肉(…と言うよりは“悪態”)をかれてしまった。

ああソウダヨ!君が来てしまった所為で私は欲求の不満が爆発寸前だ!!


「用が無いんだったらお引き取り願いますよ。」(←不貞腐ふてくされている)


「ええーーーっと、グラナティスさん―――でよろしかったですよね?実はあなたに聞いてもらいたい“お話し”があるんですが……」

「―――はあ?私に…“だけ”?それはどう言った了見で―――」

「まあーーー研究所ラボの入口で立ち話も何ですから中に入れてもらえません?」


そう言うとその“少女”は私になんら遠慮することなくズケズケと研究所ラボの中に入り込んできたのだった。


           * * * * * * * * * *


「えーーー初めまして、私は……とその前に、『私って“何”に見えます?』」

「(はあ?)長く尖った耳―――だから『エルフ』なのだろう?」

「んーーー半分だけ正解と言っておきましょう、あのですねえ―――ちょっと大きな声で言えない事なんですが……『私実はノーブル・エルフなんです』―――って言ったら信じますう~?」

「(…ん?)“ノーブル”って言えば、伝説に語り継がれている処の『聖霊の血の流れを汲む』という“アレ”だよね??しかもその寿命は永遠に近いともされているとも言われている―――……」

「おお~~~素晴すンばらしぃ~~!随分と博識なんですねぇ!!」

「いやぁ~~~それほどでもぉ~~~(テレテレ) …ん?ちょっと待てよ?」

「はい、お待ちしますぅ。」(ニコニコ)

「き…君みたいな少女が、伝説上の存在であるノーブル・エルフだとぅ?!ホ…ホンモノなのか??」

「ええ~紛れもなくモノホンですよぉ~?」

「そ―――その割には年齢を感じさせないな…実際に現在いまは何歳なんだ?」

「ん~~~確か1100歳ちょい越えたあたりかなぁ。」


は?!わ、私の倍以上も年上じゃないか!!い、いや…重要な事はそこではない―――私よりも長生きして来てると言うのに、何なんだその圧倒的な若(可愛)さは!!わ、私もこの子くらい若(可愛)ければぁぁぁ…(←そしてそのまま昇天フェード・アウト…)


「あ、あのぉーーーもしもし?」

あ゛~~~ダメだコリャ…失敗しちゃったかなあ―――私が言う事全然耳に入ってないや、この人に知ってもらいたかったのって私(達)が『伝説上の生ける存在なぁーのだあーーーハッハッハア平伏ひれふせい!』なんて事じゃなくてね、そんな事よりも重要な事……


「【テリオス】そちらはどうだ。」

「ああ【エンタープライズ】…ちょっとトラブル発生中―――みたいな?」(ハハハーーー)

「一応“監視対象”との繋がりが強かったみたいだったから利用できそうだと思っていたんだが……」

「本来の目的を話す前に“あっち《妄想》”の世界に逝っちゃってるみたいなんだよねーーー。」

ヤレヤレ、評定ではもう少ししっかりとした人物だったみたいだが、この呆け顔―――千年の恋も醒めてしまいそうだな。

私は【エンタープライズ】、私より年は若いながらも今回の任に大抜擢をされた【テリオス】の相棒パートナーでもある、それに私達ノーブル・エルフには個々の名前と言うものはない、今使用している【エンタープライズ】【テリオス】等と言うのは私達と言う“個”を認識する上で所属する組織から与えられた『識別名コード・ネーム』の様なものだ、まあ私達個人の名前などあってないようなものだからな。

それにしても私達が所属している組織とは?それはまた改めての機会と言う事にしておこう。


        * * * * * * * * * *


はッ!私は今までナニヲ?!いつの間にか気を失っていたみたいだったが……それにしてもいつの間にか私の研究所に一人増えたような?


「あっ、気が付いたみたいですねーーーヨカッタヨカタ。 いやあ~ビックリしましたよ、私が話しをしていたら急に気を失ってしまったんですからね。 ああ自己紹介が遅れてしまいましたね、私は―――そうですね…今のところは『リルーファ』とそう理解しておいてください。 そして何気に一人増えちゃいましたけど、こちらは私と共に行動をしている『アリーシャ』…まあ私達は“姉妹”だと思っておいてください。」


んん?何だかややこしい物言いをするものだなぁ―――このエルフっ娘、そんな物の言い方をしてしまうと本来の名や存在性を知られたくないように受け取られてしまうぞ。

だが確かにそれはさほど重要ではなかった、この不確定な存在2人が私もたらそうとしていたのはそんな事ではなかったのだ。


「では、本題に入らさせて頂きますね。 あなた…が、かつて学んだ通称を『学校』と呼ばれる場所で、あなたと同期に学んだ中に『オプシダン』と言う人がいらっしゃいますよね。」

「―――なんだと?オプシダン??どうして君達が彼の事を……」

「質問の内容はそうではない、あなたのご学友にオプシダンなる人物が“いる”か“いなかった”かを聞いているのだ。」

「彼に何かあったのか?だとしたら―――」

「本来なら…“この事”は機密にも触れる事なのであまり他人にお知らせするワケにはいかないのですが―――彼は今、“私達”の監視対象下に置かれています。」

「監視対象―――だ、と?彼が何をしたと言うのだ、彼はあなた達にとって何の害悪をもたらすと言うのだ!?」

「フ・フ・フ…こちらの事前調査リサーチ通り、彼の事に関してとなると“お熱”―――見境がなくなると言うのは本当だったみたいですね。 まあその事はいいでしょう…では、その質問に対する“こちら”側の回答です―――『いいえ、そうではありません。』」

「なんだ……そうだったのか―――」(ホッ)


「で・す・が―――」


「えっ?」

「これから発生…するであろう事案により、ある可能性が浮上してきた為“我々”の監視対象下に置かれた次第です。」


そうか…そう言う事だったのか、だとしたら悪評によって監視下に置かれるみたいではなさそうだ、それはそれでいい事だ、この私が本気で惚れ込まされただけの事はある。

―――ん?だったらどうしてこのエルフっ娘は……


「で、“我々”の方はあなたの質問に対して回答をしました。 あなたの方の回答は?」

「えっ?あっ、何だったかな。」

「オプシダンなる者と学友だったのか、そうではなかったのか―――その事を聞いている。」

「ああ―――その事だったら『そうだ』、彼こそは私が目指す指標であり、やがて越えるべき存在…そしていずれは彼と所帯を持ち―――」

「あっ、そこまで聞いてないですゥ~~。」

「なっ、なんと―――そうか…」(←少し残念そう)


『(ふーーーん、やっぱりこの人が適任みたいですね。)』

『(大丈夫なのか?彼女で…)』

『(問題ないっしょ、それにこの人彼に夢中ゾッコンみたいだしぃ~~いずれ私達が近付くにしても、この人というワン・クッションを置けば~~)』(キシシシシ)


今回、私の相棒パートナーである【テリオス】(のちの『リルーファ』)は、私よりは年下なのだがそのキレる頭脳をもって着実に実績を上げてきた逸材だ。 ただ、所々に問題性のある発言をしてしまっているのだが―――それはまあ愛嬌って事なのだろうな。


それにしても……


『(それにしても……だな、私と【テリオス】が姉妹―――か…)』

『(おやぁ~?ご不満でしたかあ~?)』

『(い、いや―――絶妙な設定だな…と、そうか―――私達は姉妹……うん、うん…よし心得た、私も実は丁度妹と言うのが欲しくてだなあーーー)』(ウヘヘ)


なあーーーんだかこっちの方でも妄想爆発しちゃってるみたいですけど…一応【エンタープライズ】の個人情報パーソナル・データ事前調査リサーチしといて良かったわぁ~だって【エンタープライズ】の『今一番欲しいモノ』の項目に『妹が欲しい』…って、そんなん利用しつかわない手なんて、ないっしょ。(爆笑)






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