第4話 キャラメイキング③
「そうですね、少し急ぎましょう。次は種族を設定してください」
「種族? じゃあ、精霊族のランダムでお願いします」
「えっ…ランダムで本当にいいんですか?! ランダムだと後でやり直しできませんよ?」
そうなんだ、それは知らなかった。…まぁ、別にそれで変えようとは思わないけど。
「いいのいいの。だから、早く結果を教えて」
「承知いたしました。……えぇっと、結果は…植物です!! おめでとうございます!! この属性は超激レアな属性として設定されていて、特殊属性の一つとなっています」
特殊属性? へぇ~そんなのがあるんだ。他の特殊属性は何だろう? 重力とかかなぁ…?? 楽しみにしていようっと。
「そうなんですね。あってほしいなとは思ってましたが、本当にあるとは思いませんでした」
「それは、つまり植物属性がほしかったということですね。この属性だと種族は精霊族(ドリアード)となります。種族スキルは【浮遊】【採取】【栽培】【植物魔術】【精霊術 (植物)】【眷属化(※精霊限定)】【精霊眼】【魔力感知】です。…あっ、この種族は激レアなので称号をお渡ししておきますね」
えっ…また称号!?
『称号【最初の
また称号獲得したけど、これで今何個目だっけ? えっと確か、シーアさんを名付けた時に三つ獲得してたはずだから…これで4個ってことかな。そうだとすると…私の称号獲得のスピードって、早すぎない?!
「…では次ですが、
…って、えぇっ?! そこ、そのままスルーする!? まぁ、詳細は後で分かるだろうし、それに今はそれどころじゃないからいっか。それにしても、次に選ぶのは職業か…。
「これでお願いします」
「承知いたしました。あっ…只今、種族の影響で
…ん?? さっき選んだ
「分かりました、ありがとうございます。…あれ、そういえば【
「そうです、よく分かりましたね。変化した
えぇっ…!? ま、またぁ!?
『称号【最初の
はぁ…またまた称号を獲得しちゃった。…にしても、めっちゃ運良いな私。契約系スキル持ちの
…って、それどころじゃない。スキル決めなくっちゃ。えぇっと…選ぶスキルの数は、基礎スキルが5個, 戦闘スキルが4個, 補助スキルが5個, 生産含むその他のスキルが5個だよね。まずは基礎スキルを決めようっと。…【生命感知】と【
「決定しました。これでお願いします」
「承知いたしました。…あ、プレイヤー初の統合スキルが生まれていますね。称号をお渡ししておきます。」
えっ、プレイヤー初の統合スキルって…どういうこと!?
『称号【初の統合スキル獲得者】を獲得しました』
『称号【最初の服飾士】を獲得しました』
はぁ~もうか…ついさっき5個目を獲得したばっかりなのに、もう6個目と7個目を獲得かぁ…。っていうか、もう7個目の称号獲得って…。さすがにこれはバグかチートを疑われるレベルの異常さだとは思うけど、とりあえず考えないでおこう(諦め)
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