第7話 妻を侮辱する奴はぶっ飛ばす!(ウィル・スミスの怒り)
アカデミー賞の受賞式で、妻の容姿を揶揄する発言をしたプレゼンター(クリス・ロック)に、俳優ウィル・スミスが怒りのビンタをぶちかます事件がありました。
いや~、ウィル・スミスのビンタ、見事でしたねぇ。素早い動き、正確に相手の頬にクリーンヒットしました。さすがです!猪木の闘魂注入ビンタより鋭い切れ味でした。
もちろんこの行為は大きな波紋を呼びました。
「とにかく暴力は良くない」
「双方ともに悪い」
「アカデミー賞にふさわしくない」
まぁ、関係者とかメディアのコメンテーターが騒いでおります。
しかしコメンテーターのコメントってのはいつもくだらなくて浅はかですねぇ、結局他人事だもんなぁ…このくらい言っときゃいいだろ感がこぼれてます。
あんたらさぁ、自分の家族や子供がバカにされたりコケにされるようなこと言われても平気か?…怒らないのかよ?と訊いてみたいね。
ウィル・スミスは周知の通り素晴らしい俳優であり、映画エンターテイメント業界の財産でしょ…映画関係者が擁護しないでどうするよ!
妻を衆人環視の前でからかわれても怒らず、ヘラヘラ笑って迎合する男なんてクズみたいな奴でしょうよ!
常識ある大人の社会であるなら、物事の筋を通し、礼儀と敬意をもって相対すべきだと思うのよね。
まず、プレゼンター(クリス・ロック)は、ウィル・スミスとその奥さんに、失礼を詫びてケジメをつけることですよ、人として。
きちんとした謝罪を受けたなら、ウィル・スミスは、アカデミー賞の受賞式中にビンタ行為をして、関係者視聴者映画ファンに戦慄や衝撃を与えたことを謝罪することです。(ただ、これについては彼は実際に行なっています)
ビンタ行為そのものについては、クリス・ロックとウィル・スミス 、当事者間の問題です。
これを暴力行為として訴えるかどうかは、クリス・ロックが決めることですよ。
裁判になれば、その判決にウィル・スミスは従うでしょう。
私個人は特にウィル・スミスのファンという訳じゃありません。
ただ、どっちが悪いとか暴力がとにかくダメとか、薄っぺらな倫理を振りかざしてガタガタ言うなら、何かアカデミー賞そのものが安っぽいイベントになっちゃう気がするんですよ。
分かるかな?…分かんねぇだろなぁ !
では。
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